ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8797660
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

百人一首の旅にはならず、島根県の三瓶山

2025年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.9km
登り
1,282m
下り
1,282m

コースタイム

日帰り
山行
4:31
休憩
0:15
合計
4:46
10:19
40
10:59
11:01
14
11:15
15
11:30
2
11:32
11:33
2
11:35
5
11:40
12
11:52
36
12:28
12:37
4
12:41
13
12:54
7
13:01
10
13:11
13:14
1
13:15
10
13:25
2
13:27
13
13:40
21
14:01
9
14:10
5
14:15
12
14:27
10
14:37
28
15:05
0
15:05
ゴール地点
男三瓶山と女三瓶山の間の縦走路ルートは細い尾根でロープも多いが、慎重に進めば危険はない。水場はないので飲料水は持参のこと。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東側の登山口である観光リフト乗り場の情報を自動車ほカーナビに入力したら南側の何もない所に誘導された。それで三瓶温泉の辺りを車で巡っていたら、たまたま三瓶温泉来客用の駐車場を見つけた。名称は霧の海展望所である。この駐車場から登山口までそれほど遠くない。
コース状況/
危険箇所等
男三瓶山から女三瓶山への縦走コースは下りにおいて少し危ないように思う。しかし気を付けて進めば大きな問題はない。
その他周辺情報 女夫松登山口の近くに国民宿舎さんべ荘がある。登山前と登山後にロビー横の自動販売機で飲料水を買った。日帰り入浴が可能だが、三連休のためか時間制限が少し厳しくなっている。私は入浴はあきらめて、玉造温泉の日帰り入浴施設「ゆーゆ」に行った。入浴料が640円。
当初、三瓶山北の原キャンプ場でテントを持ち込みキャンプをするつもりだった。たが、満員のため断られてしまう。あらかじめ予約を入れなかったのがよくなかった、
幸運にも地図にない無料駐車場を見つけた。三瓶温泉のほど近く。
2025年10月11日 10:07撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 10:07
幸運にも地図にない無料駐車場を見つけた。三瓶温泉のほど近く。
さんべ荘の向かい側にある登山口。少し見つけにくい。
2025年10月11日 10:19撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 10:19
さんべ荘の向かい側にある登山口。少し見つけにくい。
キバナアキギリが登山口に咲いている。
2025年10月11日 10:22撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 10:22
キバナアキギリが登山口に咲いている。
アキチョウジも咲いていた。子三瓶山でなく孫三瓶山から登ることにする。
2025年10月11日 10:28撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 10:28
アキチョウジも咲いていた。子三瓶山でなく孫三瓶山から登ることにする。
孫三瓶頂上近くにヨメナが咲いている。
2025年10月11日 10:56撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 10:56
孫三瓶頂上近くにヨメナが咲いている。
頂上近くにはヤマラッキョウも咲いていた。
2025年10月11日 10:58撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 10:58
頂上近くにはヤマラッキョウも咲いていた。
リンドウ。最近、花屋で買ってきて家で育てていたリンドウは枯れてしまった。
2025年10月11日 10:58撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 10:58
リンドウ。最近、花屋で買ってきて家で育てていたリンドウは枯れてしまった。
手始めの孫三瓶山に着いた。右回りか左回りか悩む。孫の次は子に向かう。
2025年10月11日 10:59撮影 by  SC-54A, samsung
6
10/11 10:59
手始めの孫三瓶山に着いた。右回りか左回りか悩む。孫の次は子に向かう。
台風が日本に迫っているが、日本海側はよく晴れた。
2025年10月11日 10:59撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 10:59
台風が日本に迫っているが、日本海側はよく晴れた。
大田市の町並みが見える。
2025年10月11日 11:01撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:01
大田市の町並みが見える。
子三瓶山の隣りに、男三瓶山が見える。仲良き親子三代。次は子三瓶山に向かう。
2025年10月11日 11:02撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:02
子三瓶山の隣りに、男三瓶山が見える。仲良き親子三代。次は子三瓶山に向かう。
マツムシソウも咲いていた。
2025年10月11日 11:04撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 11:04
マツムシソウも咲いていた。
リュウノウギク。
2025年10月11日 11:07撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:07
リュウノウギク。
「心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花」
2025年10月11日 11:09撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 11:09
「心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花」
ヤマラッキョウ。「花の色は移りにけりな徒にわが身よにふるながめせしまに」
2025年10月11日 11:10撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:10
ヤマラッキョウ。「花の色は移りにけりな徒にわが身よにふるながめせしまに」
アキノキリンソウも今を盛りと咲いていた。
2025年10月11日 11:12撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:12
アキノキリンソウも今を盛りと咲いていた。
センブリはひっそりと草むらに咲いていた。
2025年10月11日 11:31撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:31
センブリはひっそりと草むらに咲いていた。
子三瓶山に到着。これで親子二代制覇。
2025年10月11日 11:32撮影 by  SC-54A, samsung
5
10/11 11:32
子三瓶山に到着。これで親子二代制覇。
ススキの向こうに男三瓶山。ススキ(オバナ)は秋の七草のひとつ。
2025年10月11日 11:33撮影 by  SC-54A, samsung
5
10/11 11:33
ススキの向こうに男三瓶山。ススキ(オバナ)は秋の七草のひとつ。
頂上からは八雲立つ出雲の景色。
2025年10月11日 11:33撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:33
頂上からは八雲立つ出雲の景色。
ついに秋が来たが、夏の花のイヨフウロもよく見られた。別名シコクフウロ。
2025年10月11日 11:38撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:38
ついに秋が来たが、夏の花のイヨフウロもよく見られた。別名シコクフウロ。
リンドウは秋の花。
2025年10月11日 11:38撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 11:38
リンドウは秋の花。
オミナエシは秋の七草のひとつ。
2025年10月11日 11:48撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:48
オミナエシは秋の七草のひとつ。
コウゾリナ。
2025年10月11日 11:48撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 11:48
コウゾリナ。
ホソバノヤマハハコ。
2025年10月11日 12:13撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 12:13
ホソバノヤマハハコ。
ツリガネニンジン。
2025年10月11日 12:22撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 12:22
ツリガネニンジン。
カワラナデシコ。ナデシコも秋の七草。
2025年10月11日 12:24撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 12:24
カワラナデシコ。ナデシコも秋の七草。
2時間と少しで男三瓶の頂上に立った。三瓶山の親子三代制覇。
2025年10月11日 12:28撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 12:28
2時間と少しで男三瓶の頂上に立った。三瓶山の親子三代制覇。
「わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟」でも隠岐島は見えず。
2025年10月11日 12:31撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 12:31
「わたの原八十島かけてこぎ出でぬと人には告げよあまの釣り舟」でも隠岐島は見えず。
「人もをし人も恨めしあぢきなく世をおもふゆえにもの思う身は」だが隠岐島は見えず。
2025年10月11日 12:32撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 12:32
「人もをし人も恨めしあぢきなく世をおもふゆえにもの思う身は」だが隠岐島は見えず。
うっすらと大山が見える。大山と三瓶山は国引き神話によると土地を引く杭だった。
2025年10月11日 12:37撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 12:37
うっすらと大山が見える。大山と三瓶山は国引き神話によると土地を引く杭だった。
山頂の避難小屋。立派な建物。しかもきれい。
2025年10月11日 12:41撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 12:41
山頂の避難小屋。立派な建物。しかもきれい。
女三瓶山に向かう。最後は奥さんの所へ。
2025年10月11日 12:52撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 12:52
女三瓶山に向かう。最後は奥さんの所へ。
ユートピアと聞いて、二人組芸人を思い出す人は今や少ないかも。
2025年10月11日 12:54撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 12:54
ユートピアと聞いて、二人組芸人を思い出す人は今や少ないかも。
リュウノウギクが所狭しと咲いている。
2025年10月11日 12:56撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 12:56
リュウノウギクが所狭しと咲いている。
兜山。女三瓶山は近い。
2025年10月11日 13:01撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:01
兜山。女三瓶山は近い。
頂上近くから親子三代の山を眺める。
2025年10月11日 13:08撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 13:08
頂上近くから親子三代の山を眺める。
女三瓶山に着いた。三瓶山ファミリー踏破。
2025年10月11日 13:11撮影 by  SC-54A, samsung
4
10/11 13:11
女三瓶山に着いた。三瓶山ファミリー踏破。
女三瓶山の山頂には人口の構造物が多い。
2025年10月11日 13:15撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:15
女三瓶山の山頂には人口の構造物が多い。
この辺りで大平山のピークを踏めばいいのに何故か室内池に降りる。
2025年10月11日 13:25撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:25
この辺りで大平山のピークを踏めばいいのに何故か室内池に降りる。
美しい林の中を進む。
2025年10月11日 13:34撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:34
美しい林の中を進む。
大山と同じく三瓶山は太古の昔に生まれた火山。火山性の地形の山。
2025年10月11日 13:37撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:37
大山と同じく三瓶山は太古の昔に生まれた火山。火山性の地形の山。
ここで鳥地獄という場所への分岐で遠回りを続けているのではとしばらく考える。
2025年10月11日 13:40撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 13:40
ここで鳥地獄という場所への分岐で遠回りを続けているのではとしばらく考える。
結局、坂を登って再び扇沢分岐に戻る。疲労のせいか無駄足をしていると悔やみ出す。
2025年10月11日 14:01撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 14:01
結局、坂を登って再び扇沢分岐に戻る。疲労のせいか無駄足をしていると悔やみ出す。
さらに登って子三瓶山に戻る。最初は太平山から直接孫三瓶山に戻るつもりだった。
2025年10月11日 14:15撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 14:15
さらに登って子三瓶山に戻る。最初は太平山から直接孫三瓶山に戻るつもりだった。
再び風越に来る。あとからなぜこのまま女夫松に下りなかったのか悔やむ。
2025年10月11日 14:27撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 14:27
再び風越に来る。あとからなぜこのまま女夫松に下りなかったのか悔やむ。
行きで見逃していたフシグロセンノウを見つける。ようやく得した気分になる。
2025年10月11日 14:29撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 14:29
行きで見逃していたフシグロセンノウを見つける。ようやく得した気分になる。
再び孫三瓶山に来る。季節外れの暑さのせいかかなり疲弊した。ルート選びがおかしい。
2025年10月11日 14:37撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 14:37
再び孫三瓶山に来る。季節外れの暑さのせいかかなり疲弊した。ルート選びがおかしい。
後半は少し苦労したが、下山した。温泉はすぐそこ。
2025年10月11日 15:05撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 15:05
後半は少し苦労したが、下山した。温泉はすぐそこ。
なんとぎりぎり入浴受付は終了。しまった今回は何かと手間どって遅く下りてきた。
2025年10月11日 15:11撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 15:11
なんとぎりぎり入浴受付は終了。しまった今回は何かと手間どって遅く下りてきた。
駐車場に戻った。この直後、キャンプ場が満席で宿泊を断られる。予約を怠るからだ。
2025年10月11日 15:20撮影 by  SC-54A, samsung
2
10/11 15:20
駐車場に戻った。この直後、キャンプ場が満席で宿泊を断られる。予約を怠るからだ。
結局、玉造温泉へ。温泉の近くから宍道湖の夕焼けを眺める。水鳥が泳いでいる。
2025年10月11日 17:51撮影 by  SC-54A, samsung
5
10/11 17:51
結局、玉造温泉へ。温泉の近くから宍道湖の夕焼けを眺める。水鳥が泳いでいる。
今話題の小泉八雲夫婦はいつもこの景色を見ていたことだろう。汽水湖なので潮の匂い。
2025年10月11日 17:58撮影 by  SC-54A, samsung
3
10/11 17:58
今話題の小泉八雲夫婦はいつもこの景色を見ていたことだろう。汽水湖なので潮の匂い。
撮影機器:

装備

備考 下山後はキャンプをしようと寝袋や枕を持って行ってのが、キャンプ場が満員で泊まれず、夜の車中泊に約立った。

感想

当初は三瓶山だけでなく、百人一首の舞台である隠岐島が見える美保関まで足を伸ばす予定だった。けれども三瓶山の近くのキャンプ場が満杯で予約のなかった私は泊まれなかった。
三連休なので島根の他の宿泊施設も空いていない。これは夏の上高地の帰宅難民の再来かと思ったが、今回はキャンプの道具も自家用車もある。結局、車中泊して夜を過ごした。
もともとは百人一首の旅。隠岐島関連の歌は二首ある。小野篁の「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよあまの釣舟」と後鳥羽上皇の「人もをし人もうらめしあぢきなく世をおもふ故にもの思ふ身は」である。それぞれの作者は隠岐に流されている。選者の藤原定家は不遇の歌人を好んでいるようにみえる。
その隠岐が見えるであろう美保関は台風23号の接近やキャンプ場に入れなかったこともあって今回はあきらめた。
三瓶山は稜線に上がるとさすがは花の百名山。様々な秋の花が咲き乱れていた。それを見ただけでも充分価値があった。
また頂上からの眺めが鳥取の大山に勝るとも劣らないものだった。特に日本海の眺めがよかった。島根と言えば出雲大社や石見銀山だが、今年下半期の朝ドラの主人公が小泉八雲夫妻であり、舞台が松江市である。そのためかいつもより観光客が増しているようにも思われる。
私は三瓶山はおろか島根県に訪れるのが初めてだった。今回は三瓶山と玉造温泉の二ヵ所のみだったが、また時間をかけて訪れたいものだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:35人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら