記録ID: 89329
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光白根山・他会会員との個人山行
1957年12月18日 [日帰り]


コースタイム
湯元ー(2時間30分)ー天狗平ー(20分)ー前白根山ー(30分)ー避難小屋ー(1時間)ー奥白根山ー(40分)ー弥陀ガ池ー(50分)ー五色山ー(20分)ー国境平ー(1時間40分)ー湯元
・正確な時刻を記憶していないので無雪期の標準時間を記した。
積雪が多くラッセルの場合は大幅に時間を要する。
・正確な時刻を記憶していないので無雪期の標準時間を記した。
積雪が多くラッセルの場合は大幅に時間を要する。
天候 | 曇りのち大雪。 午前中どんよりと曇っていた空から急に雪が降り始め前白根から奥白根に向かう途中で大雪になり見る見る積もり始める。 奥白根山頂から下山する頃にはルート上に約15センチの積雪となる。 湯元に下山した時点で約20センチの積雪があった。 幸い風が弱く吹雪にはならず静かな降雪であった。 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・復路・東武バス湯元バス停から東武バスで東武日光駅へ(バス乗車時間1時間25分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
既に根雪となる積雪のあることを予想してピッケルとアイゼン(8本爪)を持参したが、到着した現地に積雪は全く無く、白根山は黒々と山肌を見せていた。 ところが前白根から避難小屋に向かっている時に曇り空から雪が降り始め、見る見るうちに積もり始めた。 奥白根山頂付近で15センチ、湯元に下山した時に20センチもの積雪であった。 結局のところアイゼンは使用せず、ピッケルは下山時に杖として使用するに止まった。 コース中に危険な箇所はなかった。 急な雪の降り方が異様で印象的な山旅だった。ainakaren |
写真
撮影機器:
感想
前年の12月に塔ケ岳・丹沢忘年山行で一緒だった友人(他山岳会員)と1年ぶりに何処かに行こうと言う話になり、関東以北の最高峰である日光白根山に登ろうということになった。
奥日光の山で四季を通じて最も人気があるのが、奥白根山である。
360度の展望と高山植物に恵まれた山であるが、初冬のあいにくの天候で展望にも恵まれない山行となった。
数メートル先の視界がなくなるほど烈しく風もなく降る大雪に戸惑ったが、二人には印象的な楽しい体験でもあった。
そしてこの山行が彼との最後の山旅となった。
間もなく友人が突然、若くして病没してしまったからである。ainakaren
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