アセ沼川源流域湿原（仮）

2016年06月11日(土) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 6.3km
• 登り: 375m
• 下り: 130m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:49

7:53 アセ沼川林道入口
12:42 入渓地点

川の遡行1時間くらいで湿原まで出られた。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自転車

安比高原駅から自転車で。入渓地点までは全舗装路。

コース状況／危険箇所等

技術的な危険箇所はありませんが、アセ沼川を濡れずにクリアはできないと思います。
クマ対策は必須です。

写真

6/11 8:39

入渓地点。少しだけ、ゆるい藪漕ぎ。

6/11 9:13

アセ沼川に出たところ。意外と水量がある。

6/11 9:15

渓流内はズダヤクシュまつり。

6/11 9:19

落差1mくらいの小滝が連続する。

6/11 9:24

流路が変わった跡？そんなに水量増えることあるのだろうか・・・。

6/11 9:27

大岩が多いからそれなりに水は増えるのかも。

6/11 9:34

1カ所だけナメ。苔が良い感じ。

6/11 9:38

6/11 9:50

勾配ゆるくなって来たところ。オオシラビソが多くなってきた。

6/11 9:56

完全に平たくなった。

6/11 10:01

ササやツツジ、シャクナゲがせり出してきた。中腰で行く。

6/11 10:05

どちらを行っても湿原内に出る分岐。右に行ってすぐ、近くで大型の動物の逃げていく音。その先にはホヤホヤの熊糞。。
怖くて開けた湿原に出るまでは声出し続けました。

6/11 10:30

湿原に出た。バイケイソウ地帯。

6/11 10:31

湿原全体にミツガシワが多い。花は盛りを過ぎたくらいか。

6/11 10:26

ハクサンチドリ。咲き始めたところで開花個体は少ない。

6/11 10:33

ワタスゲは一番濃くてこのくらい。

6/11 10:35

湿原内にレンゲツツジが入っている箇所も多い。赤が緑に映える。

6/11 10:36

6/11 10:43

エゾノコリンゴ？

6/11 11:05

ワタスゲの大きい株。

6/11 11:09

ミツガシワ。

6/11 11:10

ミツガシワが一面に。

6/11 11:14

コツマトリソウ。

6/11 11:20

標高的にはモリアオ？産み方的にはシュレーゲルだが。どっちなんでしょう？

6/11 11:20

全体的に水位が高く、スゲ属がメインだが、ごく一部にミズゴケの絨毯がある。

6/11 11:21

6/11 11:29

北方向。前森山。

6/11 11:29

北西方向。西森山。

6/11 11:29

西方向。屋棟岳か？

6/11 11:45

モウセンゴケも割と多い。

6/11 11:51

一個体だけヒオウギアヤメ咲いてた。花茎が出てない葉だけ出てるものは多かったのでこれからか。

6/11 13:15

下ってきて林道の途中。岩手山と松尾村辺りがくっきり。

撮影機器：

Qua phone KYV37 au 京セラ

装備

個人装備

熊鈴 沢靴 ウェットウェダー 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯

感想

misogurume

以前某サイトで冬山の状況をみてから気になっていたアセ沼。
前森山、西森山、屋棟岳等3方向からの谷が集まり傾斜が緩くなる箇所に形成されている湿原で、夏道は全くない。しかし近くまで林道があり、湿原からの水はアセ沼川に流れているので、川の遡行で行けるのでは、と思っていた。
近くの八幡平と同じように池塘とミズゴケの湿原かと想像していたのですが、3方向の山からの水量が予想以上に多く、比較的水位が高く、至る所で流水があり、スゲ主体の湿原でした。
湿原内まで入っているレンゲツツジ、水路付近のミツガシワ、水位の低いところのワタスゲが見頃で、小さいながらすてきな湿原でした。