西丹沢/マスキ嵐沢

コースタイム
→15:00 F7終了→15:10 稜線→16:07 西丹沢自然教室
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年05月の天気図 |
写真
感想
(shibacci感想)
当日はやや曇りがちではありますが気温は高めで良い沢日和となりました。河合さ
んの車で登山口まで上がり、後藤さんの到着を待って入渓点まで歩きました。
ロープワークの確認をしたあと沢のなかへ入りました。水の中へばしゃばしゃ入る
のは懐かしい感覚で、うれしかったです。小学生の頃、長靴で水溜りに入ったことを
思い出します。登山靴ではこけが生えていてすぐに滑りそうな水中の石の上も沢靴で
は大丈夫なのは不思議です。
遡行してすぐに滝が出現しました。滝登りはクライミングの本番です。それも苔が
生えてぬるぬるしています。落ちたらかなりひどい怪我を覚悟しなければなりませ
ん。これを登るのか、あぶないぞと思っていました。しかし、リードの瀬川さんや宮
崎さんは簡単に登ってしまいます。
いざ滝にとりつくと次に手をかける所、足をおくところなど指差し確認をしてしま
うほど慎重になります。水流の中にホールドがあったりすると冷たいので、手がしび
れて利かなく成らないうちに次のホールドに移動しなければなりません。命がかかっ
ているので真剣になってしまいます。
それだけに登り終えるとほっとすると同時に充実感があります。振り返ると沢の水
音、気持ちの良い風、新緑の木々。五感を使って自然を感じると感性が生き返りま
す。
次から次へと現れる滝に緊張を強いられますが、登りきるとこの充実感。そのう
ち、すっかり沢の一部になって、心地よくなりました。
しばらく遡行すると水がなくなり、沢も終わりかと残念な気分。最後の滝であるF
7は4級とのこと。ぱっと見では、余裕があったのですが、長い間順番を待って滝を
見つめているうちに怖くなりました。
思い切って登り始め、安心感のありそうなルートを選びました。これは失敗でし
た。安心感のあるルートと本当に登りやすいルートは違います。はまったとあせって
いたのですが、落ちてもロープで固定されているからと勇気をだして立ちこみ、なん
とか事なきを得てよじ登ることができました。
沢へはじめて行こうとされる方へアドバイス。岩トレは必修です。クレムハイス
ト、プルージック等ロープワークは覚えておきましょう。指定された装備は全部持っ
て行きましょう。
いろいろ指導してくださったみなさんありがとうございます
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