記録ID: 90691
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ハイキング
奥武蔵
二子山〜武川岳
2010年12月12日(日) [日帰り]
コースタイム
9:30登山道入り口-11:00二子山雌岳-11:17二子山雄岳-12:15甲仁田山(電波塔)-14:00県道53号-15:15芦ケ久保駅
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
やはり秩父方面は、気候が都心と比べて違うらしい。 駅のホームはうっすら霜がおりていて、のっけから気が引き締まりました。 駅前には多くのハイカー達がおのおの準備運動をしています。 登山道までは一度階段を下りて行くのですが、ここも足元注意です。 電車一本で来れるのにここまで朝の様子が違うとは、改めて実感させられました。 さて階段を下りて左手に進むと、芦ケ久保道の駅があります。 うどん作り教室の案内をしており、「うまそう」なんていいながら それをさらに線路を左にみて秩父方面に進むと、トンネルが出てきます。 それをくぐると登山道です。 登り始め早速、熊出没注意の張り紙が、なんとなくいつも行く奥多摩方面とは違う雰囲気は あったので少々気が引けましたが、ここまで来たのだから行くしかないと進みます。 歩き始めてすぐに年配の女性が下って来て僕達に話しかけてきました。 「一人では怖いので、一緒に行ってくれない?」 うーむ、確かに気持ちはわかるのですが、自分たちのペースというのもあるのでと 言う事で、申し訳ないですがお断りさせていただきました。 結局その方は、あきらめますと言う事で下山していきました。 さて歩き始めしばらくすると小さな沢が出てきます。丸太の橋があったのですが湿っており 滑りそうだったので、あえて沢を渡りました。 その後しばらく歩くと再び沢を右手に見ながら、高度を上げて行く感じでひたすら登ります。 やはり所違えば違った雰囲気を味わえるなと思うポイントでした。 しばらくすると雑木林らしき一体になり、そこで少し休憩。 すぐに植林帯にはいりススキが生えた一帯をこえると、小さな尾根道に。 ここからの景色は中々綺麗でした。 そこから15分くらいは中々手強い斜面を登って行く感じになります。 ロープが張られているので、それを使いながらすすむと二子山の雌岳に。 何人かの方にここですれ違いました。 展望はそれほど望めない感じでしたのですぐに出発。 ちょっとした岩場が出現しますので気をつけて進んでください。 15分ほど進むと雄岳に。ここから見える武甲山や秩父市街の景色は絶景でした。 そしてここからが今日の運命の分かれ道でした。 標識を武川岳方面に行ったつもりが全く違う方向に行っていたらしく、かなり荒れたというか 人がしばらく通ってないなというような道を進む事に。 何度も「ここあってるの?」という会話をしながら道を進んで行きます。 「さっきのおばさん(リアルトークで表現してます)達も本当にここ通って来たのかな?」 など進むにつれて不安になってきました。 高さはそれほどないのですが、グラグラの岩場を慎重に下ると電波塔が前方に見え、道路が。 少しホッとしつつ歩いて行くと、人工的な作られた平らな広場に。 昼食をとるには絶好の場所だったのですが、武川岳山頂で食べようと決め、先を急ぐ事に。 ここからまた道なき道(実際はあるが荒れ放題)をひたすら下りました。 落ち葉&ものすごくモロい直径20センチくらいの岩がゴロゴロしている道で、 頻繁に岩が崩れ落ち人が下にいたら結構危険だななど考えつつ、ものすごく神経を 使い歩いていきました。 早く終わってくれこの道と、ボヤキながら歩いていると動物の糞が頻繁に落ちていました。 明らかにここは獣道なんだなと、素人考えですが直感しました。その後20回ほどそのような 現場に遭遇し、木にも爪研ぎをしたような痕があり「これ、ヤバいでしょ」とか大声あげながら 歩き続けました。 ようやく落ち葉もなくなると、植林帯に入ります。一気に薄暗くなりましたが歩きやすさは さっきよりも全然よかったので、少し気が緩みました。 あきらかにこれ登山ルートじゃないよなと思いつつ、道路が見えてきました。 道路に出て休んでいると、ものすごい勢いで犬達に吠えられ続けました。 犬達がたくさんいる施設?らしきものがありすぐに移動。 とりあえず正丸方面に進む事に。しばらく歩くと国道299号の標識が。 もうこのまま正丸か、芦ケ久保に戻ろうという結論に、299号に出てすぐ右は正丸トンネルが、 「怖すぎるだろ」ということで芦ケ久保方面に。 贅沢だろうか、「アスファルトの道も足にくるね」なんて、さも山を知ってるかのような 事を言いつつ1時間過ぎで芦ケ久保に。 昼ご飯を食べていなかったので、結局登山前の願いが叶ったと言っていいのか 道の駅のうどん、そばを食べる事に。 味はとても美味しかったです。 今回はまず自分に反省。ガイドブックを家に忘れてしまい、それが大きな痛手になった事は 間違いないと思います。 今思い返せば、あのおびただしい数の、獣の糞やら、人と一度もすれ違わない道など 無事に帰って来れたからいいものの、何かあったらこの日記は書けていないんだなと 少し考えた。 もっと危険な場所に挑んでいる方々も、もちろんいるのですが僕達の今日のコースは また今までのものより、レベルアップしたのではないかなと思える1日でした。 次も奥武蔵に挑戦してみたいと思いました。 |
写真
撮影機器:
感想
とにかく地図を持ち歩く事の大切さを知った1日でした。
いつかリベンジしたいと思う、奥深さのあるコースであった。。。
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