交野山(源氏の滝〜私市)
- GPS
- 04:22
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 458m
- 下り
- 453m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 4:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路 京阪私市 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんが、源氏の滝から 白旗池へのルートは、工事中のため迂回する必 要があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
コンパス
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
今日は、国見山によらず、交野いきものふれあいの里に向かうため
源氏の滝から白旗池に向かいます。
源氏の滝は大阪府交野市の「交野八景」にも選ばれています。
白旗池を水源とする落差18mの滝で、周辺は「源氏の滝公園」とな
っており、源氏の滝は大阪府交野市の「交野八景」にも選ばれてい
ます。
夏ともなれば、避暑に良いところで、子供達の歓声とBBQの美味し
そう匂いがしていました。
・源氏の滝
滝の名の由来は、交野の里の姫「源氏姫」からだそうです。
かつては修験の場でもあり、お不動さんもあります。
丁度、滝行なのか磐座の前で祝詞か経を唱えられていました。
案内板には、名前の由来は昔滝の近くに開元寺というお寺があり
もともとは元寺滝と名付けられたのが源氏の滝と変遷していった
とのこと。
あまり書きたくはなかったのですが、ここは心霊スポットだそう
です。
落差18mあるこの滝から子どもが転落死し、その霊が出るとして
有名なんだそうです。(夜は近づきたくないところです)
河原に人魂が出るという噂もありますね。
この滝の近くに夜泣き石という石があり源氏姫という美しい姫が
滝壺に身を投げたという伝説が遺っています。
伝説は、
交野の里に源氏姫と梅千代という少年がいたそうです。
二人は姉弟ではなかったのですが、二人とも親を亡くしており姉
弟のように仲良く暮らしていたそうです。
ところがある日、おろち山に住む女山賊の手下が二人を襲い、縛
り上げ巣窟へさらっていったそうです。
この山賊の女首領は、美しい姫と少年をさらってきたという部下
の報告を聞き、連れて来るよう命じましたが、少年の方は襲われ
た際にショックで息絶えていました。
女の首領は、その少年の死骸を見つめ驚き、部下を部屋から出し
少年の死骸と姫と自分だけにし、縛り上げられていた姫の縄を解
き、少年の死骸を抱き上げ泣きだしました。
姫は不思議に思いましたが、弟のような梅千代を殺された恨みに
堪らず持っていた短刀で女の首領をの胸を刺したそうです。
首領は、苦痛に顔を歪ませながら、姫に父親は違うが梅千代と姫
は姉弟であり、自分は母親だと告白しました。
山賊の首領になりながらも二人に会いたかったという願いが叶っ
たと言いながら死んでしまうことに。
死んでしまった梅千代が弟であり、母親を殺したことに絶望し姫
は滝壺に身を投げ母と弟の後を追います。
その後、滝壺近くの大石が夜中になると泣くようになり、「夜泣
き石」と名付けられたと云うことです。(悲しい伝説ですね)
・交野いきものふれあいの里へ
源氏の滝の脇にある参道(石段)から六角堂(正法山宜春院)から白
旗池に向かう予定でしたが、崩落の危険があるのか立ち入り禁止
になっていました。(手前の参道も同じです)
「源氏の滝公園」の入り口に戻り、車道を少し歩き沢道から白旗
池に向かいます。
交野山と白旗池一帯に設けられた「交野いきものふれあいの里」
のなかにある自然観察施設です。
お腹も減ったので昼食です。
予定は、津田バーガーだったのですが、定休日でした。(残念)
・トンボの墜落
昼食後、孫は先にお目当ての自然観察施設へ。
で、暫くすると、じいじ大変と出てきました。
トンボが目の前で降ってきて動かなくなったようです。
天井の梁にぶつかったのか、羽が折れて墜落していました。
可愛そうだけどこういうこともあるんだと納得したようです。
昆虫の標本、鳥・たぬき・てん等の剥製を眺めていました。
野鳥観察用の望遠鏡を眺めていましたが鳥は見つけられなかった
ようです。
交野山に向かいます。
・交野山の磐座(観音岩)
交野市のシンボルですね。
交野山(コウノサン)と読みます。
古くは、神奈備山として崇敬された霊山で、鎌倉時代から修験道
の霊所の一つでもあったようです。
この巨岩の辺りには幾つもの大岩が重なって集まっているのです
が、石に刻まれた字と思しきものに気が付いたようです。
何これと言っていました。
説明が難しいので、古代のインドの文字だよと言っておきました
が、サンスクリット語を表した悉曇文字です。
三宝荒神が祀ってある祠があります。
なにこれと、不思議がっていました。
アメリカにはないよなぁ、キリストみたいなものかなといい加減
な説明をしてしまいました。(汗)
・傍示の里
ゴルフ場のアクセス道路を少し歩いて、府道からキャンプ場跡の
脇道を歩き、傍示の里を歩きます。
昔から変わらなそうな、懐かしい山里の風景が広がっています。
それにしても休耕田が増えたような気がします。
消えゆく日本の原風景なのでしょうか。
孫はというと、しきりに田圃の中をなにかしら探していました。
蛙とかザリガニのようです、そう簡単に見つからないよ。
交野タイムズに面白いものがあったので参考に。
http://www.katano-times.com/archives/46691454.html
くぐれない鳥居がホントにあります、不思議なところです。
以前に、かいがけの道を河内森に向かって下ったことも。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-516967.html
・くろんど園地
傍示の里を抜けると、くろんど園地の入り口です。
キャンプ場、BBQ施設が整っています。
キャンプ場は多くの人で賑わっていました。
今度は、キャンプに行こう。
くろんど園地のすいれんの池の管理棟までは、幾つかコースがあ
りますが、虫の少なそうな管理道路を歩くことにしました。
途中、タイミング良く交野市消防団の放水訓練をされているとこ
に出会いました、良かったなレン。
すいれんの池の管理棟で休憩後、沢沿いのハイキングコースを私
市駅まで下ります。
予定では、駅前の喫茶店でかき氷を食べるつもりでしたが、時期
が早かったようです(残念だったね、レン)。
しかし、今日は暑かったです、れん、お疲れさん。
お疲れ様でした。
すごく楽しそうな様子が伝わってきますね〜
でも、津田バーガーもかき氷も残念でした。
津田バーガー、どんなんか見てみたかったけど…
じいじがばれてしまいましたね。
隠せはできませんが。
津田バーガー、今回もありつけませんでした。
再度、チャレンジです。
日曜日が休みとは、かき氷も早かったようです。
くろんど池畔にもあります、冷えたトマトが美味しいのです。
津田に日帰りの「スパバレイ枚方南」があるので、今度は逆コース
ですね。 じゃないクリームソーダですよ。
ストラッセさん、こんにちは。
山奥の山よりも、都市近郊の山のほうが、歴史があって面白い場合が多いですね。人々の往来の数が全然違うからでしょう。こういった歴史を訪ねる山行も結構、楽しいものです。
座禅は、禅宗の修行のひとつですが、真言宗の場合は、 「阿」字観(あじかん)って言います。以前、高野山の宿坊で体験したことがあるのですが、まさに、「阿」の字を前に掲げて座禅します。胎蔵界の大日如来と静かに対峙して修行するのです。ストラッセさんも、この話はご存じとは思いましたが、コメントしてみました。
クマ
実家近くのお寺の掛け軸を思い出してしまいました。
達磨寺と言われている、竹林寺です。
子供の頃は、いやでしたが座禅を組みながら次第に達磨さんが
笑いかけてきそうなそんな気がしたものです。
阿字観は、自分にある仏の心を気づかせるそんな気がしますが、
同時に愚かしさも気づかされます。
金剛界、胎蔵界は理趣経の世界ですね。
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