世界遺産 高野山町石道

2010年12月23日(木) [日帰り]

コースタイム

7:44南海高野線九度山駅-8:07慈尊院-9:04雨引山分岐-9:31六本杉峠-
9:31丹生都比売神社-10:21二ツ鳥居-10:31神田応其池-11:01九十町石-
11:49袈裟掛石-12:41鏡石-13:13　大門-13:23　一町石-13:36金剛峯寺-
14:25奥之院弘法大師御廟

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路　南海高野線　九度山駅
復路　南海高野山ケーブルで高野山駅から南海高野線極楽橋駅へ乗換え
　　南海高野線の本数少ないので、時刻表をあらかじめ確認したほうがいいです。

コース状況／危険箇所等

危険な箇所はありません
全体的(登山道・道標等)によく整備されており、さらに町石が一町(約109m)毎にあるので迷うことはなく、歩きやすいコースです

写真

12/23 7:44

南海九度山駅

12/23 8:02

世界遺産高野山町石道看板

12/23 8:07

慈尊院の入口

12/23 8:10

丹生官省府神社の石段
右上に180町石

12/23 8:10

高野山参詣の始まり　180町石

12/23 8:34

紀ノ川の展望

12/23 9:04

雨引山分岐

12/23 9:14

弘法大師の石仏

12/23 9:16

気持ちのいい登山道が続く

12/23 9:19

144町石と一里石

12/23 9:31

六本杉(136町石付近)　

12/23 9:31

丹生都比売(にうつひめ)神社への分岐
今回は丹生都比売神社へ

12/23 9:44

丹生都比売(にうつひめ)神社

12/23 9:50

丹生都比売神社太鼓橋

12/23 10:12

少し町石をエスケープ
八町坂を上って町石道へ戻る

12/23 10:21

八町坂を登りきったところが二ツ鳥居

12/23 10:21

展望台からみた天野の里

12/23 10:22

ここから上古沢駅へショートカット
できる

12/23 10:27

115町石付近の白蛇の岩
この岩に住む白蛇を見ると幸せになるという

12/23 10:31

神田応其池

12/23 10:32

紀伊高原カントリークラブ
しばらくゴルフ場に沿って進む
ボールがあたったら大変だ

12/23 10:34

神田地蔵堂(112町石付近)

12/23 11:01

90町石(だと思いますが・・?)
ようやく半分まできた

12/23 11:24

奥が3里石　手前は72町石

12/23 11:49

弘法大師がこの岩に袈裟を掛けたことから
「袈裟掛石」
ここから高野山の清浄結界となる

12/23 12:14

40町石付近で高野山道路を横断

12/23 12:28

39、38、37町石は国道沿いにある

12/23 12:41

鏡石
この石に座って真言を唱えると願いが
必ず通じるといわれる

12/23 12:51

このように土にうずもれている町石(21町石)も

12/23 13:13

12町石から最後の急坂を登りきったところに
町石道の入口

12/23 13:15

吽形仁王像

12/23 13:15

阿形仁王像

12/23 13:15

町石道の入口の道路を隔てた前に「大門」

12/23 13:23

伽藍の中に1町石

12/23 13:23

1町石

12/23 13:26

根本大塔
真言密教のシンボルである多宝塔

12/23 13:27

根本大塔の右階段下に奥之院側の1町石
今日は後ろで木の枝を払う作業が行われていた

12/23 13:36

金剛峰寺正面

12/23 14:05

奥之院一の橋入口付近
霊場ならではの雰囲気がただよう

12/23 14:08

お墓の間にも町石

12/23 14:11

武田信玄・勝頼墓所

12/23 14:14

石田光成墓所
石畳の参道沿いには、有名な武将や大名たちの
墓も

12/23 14:25

御廟橋
この奥で弘法大師が生き続けられていると
いわれる聖域
脱帽禁煙写真撮影も禁止される厳粛な雰囲
気がただよう

12/23 14:26

御廟橋の手前の34町石
35町石、36町石は撮影禁止場所

12/23 14:39

浅野内匠頭の墓
明智光秀・織田信長・柴田勝家・豊臣家の墓もあるそうだ。敵味方もなく包み込んでいるのも聖地たるゆえんだろうか

12/23 14:45

福助

12/23 14:46

ロケット型(新明和工業)
様々な企業が製品に縁のあるユニークな供養塔が
建立してあります
それらを見つけるのも興味深い

12/23 15:10

帰りの高野山ケーブル

撮影機器：

IXY DIGITAL 50 CANON

感想

staygold

弘法大師によって開かれた聖地「高野山」に参詣するには、江戸時代の中期にその原型が成立したといわれている「高野七口」と呼ばれる七つの街道があり、この中で代表的な「大門口」は「町石道」で九度山の慈尊院と大門を結んでいる。
今年最後になるであろう山行に、世界遺産でもあるこの「高野山町石道(ちょういしみち)」を歩いてきた。

町石道の起点である九度山町の慈尊院から壇上伽藍(根本大塔)まで約22kmの道のりに、町石(高さ約3mの石柱)が一町(約109m)おきに180基置かれている。さらに大塔から奥之院御廟までの約4kmに36基、合計216基をたどってきた。
(正確には丹生都比売神社へ参詣したため137町石から121町石はたどれていない)
かつて、この参詣道は、まさしく祈りの道、信仰の道そのものであったそうだ。高野詣での人々はこの町石一つひとつに手を合わせて登ったとされている。
その人たちの思いをはせ、おごそかな気持ちで、町石をひとつずつカウントダウン(すべて見つけることはできなかったが)をしながら歩いた。

コメント

katatumuri

おつかれさまでした
staygoldさん、おはようございます。

町石道完歩、おつかれさまでした。
高野道の厳かな雰囲気がいいですね。

実は２〜３年前、一度チャレンジしましたが、夏で誰も歩いていない町石道で不安になり途中撤退し、
上古沢駅へ下ったお恥ずかしい思い出があります。

来年のスルッと関西３dayチケット発売時に、再挑戦してみます。

staygold

Re：おつかれさまでした
はじめまして、katatumuriさん

町石道は本当に気持ちよく歩くことができました。
季節をかえて、再び歩いてみたいとおもっています。

以前、高野山では高野七口の「黒河（くろこ）道」にもトライしたことがあるのですが、道に迷ったこと（町石道と違ってほとんど整備されていません）や体調がすぐれなかったこともあり引き返した経験があります。ここにも再度チャレンジしたいと思っています。

私もスルッと関西３dayチケット、重宝しています。
交通費はこれでずいぶんと助かっています。通年で利用できるようになればいいのですが・・・