お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り
- GPS
- 02:00
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 533m
- 下り
- 525m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キレイなトイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道幅は2メートルほどあり、歩きやすい道が朝熊峠(とうふ屋旅館跡)まで続きます。 登山口から朝熊峠まで、22町の石柱があります。またお地蔵さんが何体もあり、その顔の優しさに癒されます。 朝熊峠で舗装道路に出ます。少し歩いて左手に折れ、山道に入りると間もなく頂上です。 |
写真
感想
昨年につづき今年も帰省先で登り納めをしました。伊勢にある朝熊山です。地元では「あさまやま」と呼んでいます。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」という言葉があったそうです。今でいうキャッチフレーズですね。昔は伊勢神宮とセットで登られていました。朝熊峠(頂上近く)に「とうふ屋」という旅館まであったそうです。創業は江戸時代でしたが、残念ながら昭和39に火事で焼けてしまいました。現在は伊勢志摩スカイラインがあり、展望台まで車で行けます。よほど運が良いと富士山も見えます。子どもの頃に見たような記憶があります。
昨日の天気予報が悪かったので少し迷いましたが、今朝の天気を携帯でチェックすると晴れのようです。6時に実家を出発した時には、月と星が綺麗に光っていました。今朝は冷え込みが厳しく、車のフロントガラスが凍っていました。伊勢市駅前のコンビニで朝飯を買い、登山口の駐車場についたのは6時半です。一番のりです。なんとなく嬉しい。
身支度をして、6時45分に出発。空は薄く開けてきましたが、登山道は暗く、ヘッドライトをつけます。昨日の夕方に雨が降ったので、凍結を心配しましたが、特に滑りやすいところはありませんでした。登山道も良く整備されています。登山道脇には道標(1〜22町、朝熊峠まで)があり、迷わず進めます。お地蔵様も優しい顔をして見守ってくれています。20分ほど歩くとすっかり明るくなり、ケーブルカー跡から伊勢市街が綺麗に見えます。朝熊峠には薄らと雪が残っています。頂上に着くと、結構風が強くあわててフリースを着ます。上空は雲ひとつなく晴れており、伊勢市街が綺麗に見えます。伊勢湾は残念ながら少しけぶっており、志摩の島々がぼやけて見えます。さらに遠景は雲であまり見えません。
頂上には10分いましたが、あとから3名が登ってきました。2名は常連の方々のようで、「明日は初日の出を見にのぼうろうか」と言っています。身近に山があるのって良いですね。下りでは5名とすれ違いました。8時45分に駐車場に着きました。車が7〜8台と、バイクが1台止まっていました。昨年は登りで1時間30分、下りで1時間かかってましたが、今回は登りで1時間10分、下りは40分です。この一年間で、だいぶ体力がついたようです。来年はアルプスを目指し、頑張るぞ!
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