和名倉山の「旧二瀬道」,「尻無尾根」の偵察
- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 435m
- 下り
- 461m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:30
天候 | ☀ ・最低/最高気温 (熊谷:23.7/34.7 ℃) (秩父:22.7/32.8 ℃) ・昼間の時間:13:53 (日出:4:52 日入:18:45) ・4日の気象[全国] : 気象人 http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2016-08-04 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秩父市・大滝総合支所を右に見て、荒川の橋を渡ってすぐの 丁字路信号を左折します。 厳冬期の風物詩 "氷のカーテン"「氷柱・「三十槌(みそつち)」を過ぎ、 ダムサイトの丁字信号を三峯神社方面へ左折して 県道278号線に入り、 二瀬ダム堤頂を渡ります。 最初は、埼大山寮脇の駐車場🚙。8:56着。 「旧二瀬道」を探索後、再び278号線を上流へ移動し、途中の 大きな Uヘアピンから県道と別れ、「大洞林道」を上流へ進みます。 「鮫沢橋」のゲート脇に駐車 🚙 します。 ゲート脇は、駐車場としての余地が少なく、3,4台がやっとです。 11:28着。今日は、2台の車がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
−−−− ☆★ 〜 全 般 〜 ★☆ −−−− ◎「旧二瀬道」(現在は廃道と化し、存在しません)と「尻無尾根」の ごく基部について、偵察することにしました。 両方とも「廃道あるいは"極道"」ルートであり、急登、不明瞭かつ 藪漕ぎや樹木乱繁茂、また滑落の危険大です。 − ☆★ 〜 旧二瀬道 〜 ★☆ − ◎ まずは、埼大山寮脇から下降して「吊り橋」を渡り、左岸側へ。 現在は新装成った指導標に従って「登尾沢の頭・1,369.4m」 (旧反射板)に向けて、右に登って行くのが当たり前ですが、昔は このまま左岸に沿って登尾沢方面へ山腹を進むのが、「二瀬ルート」 でした。 廃道ですから、やはり奥に行くに従ってルートは荒れており、 登尾沢では完全にルートが消滅しました。 沢は大荒れで、渡るのに苦労しましたが、しかし、尾根の張り出し部に なると、ルートが復活。荒れてはいるものの、まだ活きておりました。 しかしこの先、どこに崩壊地点があるかわからないので、今日は 早々にUターン。戻って、登尾沢を往路より下流で渡ると、細々と ルートが。 往々にしてこんなもんですね。 − ☆★ 〜 尻無尾根 〜 ★☆ − 〜〜 車で「埼大山寮」から「鮫沢橋」まで移動 〜〜。 ◎ 知る人ぞ知る"難関尾根"。これぞバリエーションルート。 鮫沢橋から林道を歩くこと15分。大洞ダムへの明瞭な道を、 軌道に沿って下降します。140mほど下降するとダムに着きます。 エメラルドグリーンの美しい湖面が、きれいですね。 青森県深浦町の「十二湖・青池」ほどではありませんが、連想させる "青さ"です。左岸からそれこそ急登。市の沢に沿ってのトラバースが きつい。途中から、小尾根を直登するほうがよやそうだ。 マーキングが薄くあるが、あてになるかどうか。 標高740m地点で、Uターン。くだりでは、小尾根を市の沢へ 下り過ぎ、ダムに無事に戻ったものの、トラバースに手こずった。 |
写真
感想
ーーー ほぼ2か月ぶりの"山歩き"です ーーー
◎ 秩父湖に架かる吊り橋からの「二瀬尾根ルート」。
・2012/09/13〜の"74歳の方と犬の遭難"を契機に、まず「和名倉山」
山頂南側分岐地点の指導標が解りやすく整備され、続いて、遭難の多い「二瀬尾根ルート」について、遭難を未然に防止しようと、要所要所に
指導標等を積極的に完備して、道迷い等が解消されてきました。
その結果このルートは、それまでと違い、道迷いがほぼ解消され
わかりやすい"マイナールート"となりました。
・この「二瀬道」については、現在の1,369.4m地点を通る「二瀬尾根ルート」そのものは、昔から存在していたと思うのですが、若い頃登ったルート
(1973/10/21)は、尾根ルートではなく、この「旧二瀬道」でした。
このルートは、登尾沢だったかその手前の沢だったか、けっこうな
水量の滝基を 横断したを 鮮明に覚えております。
ですが、滝は発見出来ず、昭和50年代半ばまではあったと思う
旧二瀬道は、沢筋のルート崩壊等で(ルートが変わった?)荒廃し、
徐々に廃道と化していったものと思われます。
・それで今回の「旧二瀬道」ですが、探索の結果、たぶんそのまま
辿ることは無理 (蛇尾根を乗越し、石津窪から旧作業小屋経由、
軌道跡へ)で、今日渡った登尾沢を過ぎて回り込んだ処の尾根から、
適当に右へ「蛇尾根」に向けて直登するほうがよさそうだ。・・・
・・(これも簡単ではないが)
◎ 「尻無尾根」については、標高740m地点まで到達したのみで、
とても全体を判断する材料にはなりませんが、 急登ではあるものの
ルートはあります。
しかし問題は、986m地点以降の長大な尾根とその荒れ方(藪漕ぎや
樹木乱繁茂)で、それは計り知れない。
まず「尻無の頭」まで行けたとしても、時間との相談で同じルートを
戻れるかどうか?。
また次には「市の沢の頭」まで来たとして、仁田小屋尾根を
「仁田小屋の頭」まで下ってきて、鮫沢橋まで日帰りできるかどうか?。
中々難しいところです。
・「大洞ダム」の"湖"。「十二湖・青池」ほどの神秘的な青さでは
ありませんが、それなりの、幻想的な"色"を出してました。
◎ とにかく今日は、暑さ盛りの中、アフター優先で、早く居酒屋に
直行ばかりを考えていたので、あまり深く探索しませんでした。
あとはお決まりの、🍺〜ホッピー〜🍶と地図・📖で、あーだ、こーだ。
そして、「今度は○日決行」の"決意表明"。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する