ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 931816
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

和名倉山の「旧二瀬道」,「尻無尾根」の偵察

2016年08月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
4.8km
登り
435m
下り
461m

コースタイム

日帰り
山行
3:58
休憩
0:32
合計
4:30
9:10
5
埼大山寮(560m)
9:15
9:20
55
吊り橋
10:15
10:15
45
640m地点
11:00
11:00
5
吊り橋
11:05
11:05
25
[G]埼大山寮(560m)
11:30
11:30
15
[S]鮫沢橋(785m)
11:45
11:45
8
下降点
11:53
12:10
35
大洞ダム(660m)
12:45
12:45
25
740m地点
13:10
13:20
20
大洞ダム(660m)
13:40
鮫沢橋(785m)
天候  ☀ ・最低/最高気温 (熊谷:23.7/34.7 ℃)
             (秩父:22.7/32.8 ℃)
   ・昼間の時間:13:53 (日出:4:52 日入:18:45)
   
・4日の気象[全国] : 気象人
   http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary_detail.php?date=2016-08-04
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秩父市の国道140号を行きます。旧荒川村を過ぎ 旧大滝村に入り、
秩父市・大滝総合支所を右に見て、荒川の橋を渡ってすぐの
丁字路信号を左折します。

 厳冬期の風物詩 "氷のカーテン"「氷柱・「三十槌(みそつち)」を過ぎ、
ダムサイトの丁字信号を三峯神社方面へ左折して 県道278号線に入り、
二瀬ダム堤頂を渡ります。
 最初は、埼大山寮脇の駐車場🚙。8:56着。
 「旧二瀬道」を探索後、再び278号線を上流へ移動し、途中の
大きな Uヘアピンから県道と別れ、「大洞林道」を上流へ進みます。
 「鮫沢橋」のゲート脇に駐車 🚙 します。
 ゲート脇は、駐車場としての余地が少なく、3,4台がやっとです。
 11:28着。今日は、2台の車がありました。
コース状況/
危険箇所等
−−−− ☆★ 〜 全 般 〜 ★☆ −−−−
◎「旧二瀬道」(現在は廃道と化し、存在しません)と「尻無尾根」の
 ごく基部について、偵察することにしました。
  両方とも「廃道あるいは"極道"」ルートであり、急登、不明瞭かつ
藪漕ぎや樹木乱繁茂、また滑落の危険大です。 

 − ☆★ 〜 旧二瀬道 〜 ★☆ −
◎ まずは、埼大山寮脇から下降して「吊り橋」を渡り、左岸側へ。
 現在は新装成った指導標に従って「登尾沢の頭・1,369.4m」
(旧反射板)に向けて、右に登って行くのが当たり前ですが、昔は
このまま左岸に沿って登尾沢方面へ山腹を進むのが、「二瀬ルート」
でした。
 廃道ですから、やはり奥に行くに従ってルートは荒れており、
登尾沢では完全にルートが消滅しました。
 沢は大荒れで、渡るのに苦労しましたが、しかし、尾根の張り出し部に
なると、ルートが復活。荒れてはいるものの、まだ活きておりました。

 しかしこの先、どこに崩壊地点があるかわからないので、今日は
早々にUターン。戻って、登尾沢を往路より下流で渡ると、細々と
ルートが。 往々にしてこんなもんですね。

 − ☆★ 〜 尻無尾根 〜 ★☆ −
〜〜 車で「埼大山寮」から「鮫沢橋」まで移動 〜〜。
 ◎ 知る人ぞ知る"難関尾根"。これぞバリエーションルート。
  鮫沢橋から林道を歩くこと15分。大洞ダムへの明瞭な道を、
軌道に沿って下降します。140mほど下降するとダムに着きます。
エメラルドグリーンの美しい湖面が、きれいですね。
 青森県深浦町の「十二湖・青池」ほどではありませんが、連想させる
"青さ"です。左岸からそれこそ急登。市の沢に沿ってのトラバースが
きつい。途中から、小尾根を直登するほうがよやそうだ。
 マーキングが薄くあるが、あてになるかどうか。
 標高740m地点で、Uターン。くだりでは、小尾根を市の沢へ
下り過ぎ、ダムに無事に戻ったものの、トラバースに手こずった。
久那より「浦山ダム」
方面を見る
2016年08月04日 08:14撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
8/4 8:14
久那より「浦山ダム」
方面を見る
埼大山寮脇より
吊り橋を見る
2016年08月04日 09:04撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 9:04
埼大山寮脇より
吊り橋を見る
吊り橋にて
2016年08月04日 09:11撮影 by  DSC-WX7 , SONY
7
8/4 9:11
吊り橋にて
吊り橋にて
Key55さん
2016年08月04日 09:16撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
8/4 9:16
吊り橋にて
Key55さん
吊り橋より、中央奥
「登尾沢の頭」を見る
2016年08月04日 09:18撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
8/4 9:18
吊り橋より、中央奥
「登尾沢の頭」を見る
旧反射板方面への
分岐地点
2016年08月04日 09:23撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 9:23
旧反射板方面への
分岐地点
旧二瀬道は
わからない
2016年08月04日 09:36撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
8/4 9:36
旧二瀬道は
わからない
登尾沢の状態
2016年08月04日 09:38撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
8/4 9:38
登尾沢の状態
旧二瀬道付近に立つ
Key55さん
2016年08月04日 09:40撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
8/4 9:40
旧二瀬道付近に立つ
Key55さん
もはやルートは消滅?
2016年08月04日 09:43撮影 by  DSC-WX170, SONY
8/4 9:43
もはやルートは消滅?
ルート細々と復活
2016年08月04日 09:44撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
8/4 9:44
ルート細々と復活
尾根巻きでは
ルートは残っていた
2016年08月04日 09:49撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
8/4 9:49
尾根巻きでは
ルートは残っていた
ルートは残っては
いたが荒れている
2016年08月04日 09:54撮影 by  DSC-WX170, SONY
2
8/4 9:54
ルートは残っては
いたが荒れている
次に来たとき、荒廃
した旧ルートに入らぬ
ように"封鎖"
2016年08月04日 10:48撮影 by  DSC-WX170, SONY
5
8/4 10:48
次に来たとき、荒廃
した旧ルートに入らぬ
ように"封鎖"
車で移動し、
「鮫沢橋」にきた
2016年08月04日 11:32撮影 by  DSC-WX170, SONY
8/4 11:32
車で移動し、
「鮫沢橋」にきた
「三ツ山」を見る
2016年08月04日 11:34撮影 by  DSC-WX7 , SONY
2
8/4 11:34
「三ツ山」を見る
大洞ダムに降り立つ
2016年08月04日 11:52撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 11:52
大洞ダムに降り立つ
標高660m表示
2016年08月04日 12:12撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
8/4 12:12
標高660m表示
湖面を見る
2016年08月04日 12:15撮影 by  DSC-WX170, SONY
6
8/4 12:15
湖面を見る
急登の足元に
基準点
2016年08月04日 12:18撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
8/4 12:18
急登の足元に
基準点
急登だがルートは
ついている
2016年08月04日 12:22撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 12:22
急登だがルートは
ついている
トラバース部分では
危険も。
2016年08月04日 12:25撮影 by  DSC-WX170, SONY
4
8/4 12:25
トラバース部分では
危険も。
740m地点でUターン
後、戻りで市の沢へ
下り過ぎ、登り返す
2016年08月04日 13:08撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 13:08
740m地点でUターン
後、戻りで市の沢へ
下り過ぎ、登り返す
再び湖面を見る。
陽の当たったほうが、
より美しい。
"アオーネ色"。
2016年08月04日 13:12撮影 by  DSC-WX170, SONY
7
8/4 13:12
再び湖面を見る。
陽の当たったほうが、
より美しい。
"アオーネ色"。
ダム湖内の
市の沢水位観測地点
2016年08月04日 13:17撮影 by  DSC-WX170, SONY
8/4 13:17
ダム湖内の
市の沢水位観測地点
「尻無尾根」基部を
見る。法面崩壊部の
下が、大洞ダム
2016年08月04日 13:34撮影 by  DSC-WX170, SONY
1
8/4 13:34
「尻無尾根」基部を
見る。法面崩壊部の
下が、大洞ダム
無事「鮫沢橋」に
戻ってきた
2016年08月04日 13:40撮影 by  DSC-WX170, SONY
3
8/4 13:40
無事「鮫沢橋」に
戻ってきた

感想

   ーーー ほぼ2か月ぶりの"山歩き"です ーーー

◎ 秩父湖に架かる吊り橋からの「二瀬尾根ルート」。
 ・2012/09/13〜の"74歳の方と犬の遭難"を契機に、まず「和名倉山」
山頂南側分岐地点の指導標が解りやすく整備され、続いて、遭難の多い「二瀬尾根ルート」について、遭難を未然に防止しようと、要所要所に
指導標等を積極的に完備して、道迷い等が解消されてきました。
 その結果このルートは、それまでと違い、道迷いがほぼ解消され
わかりやすい"マイナールート"となりました。

 ・この「二瀬道」については、現在の1,369.4m地点を通る「二瀬尾根ルート」そのものは、昔から存在していたと思うのですが、若い頃登ったルート
(1973/10/21)は、尾根ルートではなく、この「旧二瀬道」でした。
 このルートは、登尾沢だったかその手前の沢だったか、けっこうな
水量の滝基を 横断したを 鮮明に覚えております。
 ですが、滝は発見出来ず、昭和50年代半ばまではあったと思う
旧二瀬道は、沢筋のルート崩壊等で(ルートが変わった?)荒廃し、
徐々に廃道と化していったものと思われます。

・それで今回の「旧二瀬道」ですが、探索の結果、たぶんそのまま
辿ることは無理 (蛇尾根を乗越し、石津窪から旧作業小屋経由、
軌道跡へ)で、今日渡った登尾沢を過ぎて回り込んだ処の尾根から、
適当に右へ「蛇尾根」に向けて直登するほうがよさそうだ。・・・
               ・・(これも簡単ではないが)

◎ 「尻無尾根」については、標高740m地点まで到達したのみで、
とても全体を判断する材料にはなりませんが、 急登ではあるものの
ルートはあります。
 しかし問題は、986m地点以降の長大な尾根とその荒れ方(藪漕ぎや
樹木乱繁茂)で、それは計り知れない。
 まず「尻無の頭」まで行けたとしても、時間との相談で同じルートを
戻れるかどうか?。
 また次には「市の沢の頭」まで来たとして、仁田小屋尾根を
「仁田小屋の頭」まで下ってきて、鮫沢橋まで日帰りできるかどうか?。
 中々難しいところです。
・「大洞ダム」の"湖"。「十二湖・青池」ほどの神秘的な青さでは
ありませんが、それなりの、幻想的な"色"を出してました。

◎ とにかく今日は、暑さ盛りの中、アフター優先で、早く居酒屋に
直行ばかりを考えていたので、あまり深く探索しませんでした。
 あとはお決まりの、🍺〜ホッピー〜🍶と地図・📖で、あーだ、こーだ。
 そして、「今度は○日決行」の"決意表明"。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:697人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら