白毛門沢から白毛門
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
沢の詰めは、夏の場合晴れていると灼熱地獄となるので、手前の沢の水が豊富に流れている所で、十分に水を補給しておく方が良い。 |
その他周辺情報 | 特記事項なし |
写真
装備
備考 | 蚊取り線香・虫よけスプレー・痒み止め |
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感想
谷川岳周辺には、東面の一ノ倉沢・幽の沢などの岩場や、色々なスケールの沢筋が数多く存在しています。今回は盛夏に1日を使って、白毛門沢遡行の計画をしました。
白毛門沢は簡単に入渓でき、駐車場も白毛門登山口に50台程の駐車場が有るので、手軽に入れる沢として有名で、キャニオリングでも使われる人気の沢です。
前日の18:00頃出発して、駐車場に22:30頃到着。翌朝5:00出発する予定で、仮眠することにしました。車の中は暑く、窓を開けると、蚊が大量に入ってきて大変な状態になってしまいました。真夏にこの場所で仮眠するには、テント泊が良いかもしれません。また虫よけスプレーと蚊取り線香は必携です。
翌朝4:30に起床して、身支度を整え、5:40に出発しました。駐車場からすぐに入渓できますが、奥に堰堤があり乗り越えます。堰堤近くまで沢を歩き乗り越えられますが、東黒沢に掛かる橋の少し手前に、道が付けられており、この道を辿ると、容易に堰堤を超えることが出来ます。
堰堤を超えると、小さなナメ滝が出てきます。その先には東黒沢のハナゲノ滝20×70mが現れます。水流は少なかったので、やや物足りない感じでしたが、上越らしい景色を味わう事が出来ます。
ハナゲの滝を過ぎて、小滝を超えると、白毛門沢の出合に到着します。白毛門沢にはこの分岐を右に進んで行きます。小滝やトイ状の滝の中を進むと、2段11mの滝が現れました。ここは左岸につけられた巻道を進んで越えて行きます。
そのあとは5mの滝です。ここは左側を行きますが、念のためロープを出しました。
5m滝のすぐ上からタラタラのセンが始まります。ここは、右岸の巻道を登って行きます。かなりの大高巻です。高く巻きすぎない様に注意が必要です。
巻いて行くと小沢が2条現れますが、この小沢のうち2本目に間違って入り込んでしまいました。暫く登って間違いに気づき、尾根をトラバースすると、運よく大岩のすぐ手前に合流することが出来ました。水量が全く異なるので、間違えることはないと思いますが注意が必要です。
大岩は右側に入り込みますが、すぐに合流します。大岩から少し進むと、ジジ岩が現れてきます。ここから見ると白毛門頂上はまだまだ遠い感じがします。
6m・4mの滝を越すと8×10mのナメ滝が現れます。ナメ滝といっても所々、小滝も含んでいるので、結構な運動量となりました。
沢の流れは次第に、減りはじめ樹林帯から草付へと変わり、次第に急登になってきます。
急登の岩滝を越すと、白毛門頂上に向かう草付の沢筋となり、最後のひと登りで、白毛門山頂に飛び出します。下山は駐車場までの登山道を約2:30です。
全体的に、明るく開けた沢です。今回は更新したフェルトシューズを初めて使いましたが、ナメのスラブではフリクションが効かず、滑る事が多かったです。乾いたスラブが多かったので、ラバーソールの方が有効かと思います。
大岩から先は、次第に樹林帯が少なくなるので、真夏は灼熱地獄になり、沢水はぬるくなって不味くなってきますので、少し手前の水量の多い箇所で、予め十分に水分補給を行っておいた方が良いかと思います。
コメント
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白毛門ご一緒いただきありがとうございました。なかなかいいところでしたね。
タラタラのセンの巻きはちょっと読図が甘かったようです。すみません。
ラバーソールは珪藻が生えていないところはバチぎきでしたが、ぬめるルート取りができないのでラインが限られますね。三平大岩は通常は右側を行くようですがヌメリが怖い感じがしたので左に行ってしまいました。
お疲れ様でした。
体調不良でご迷惑おかけしました。
ラバーソール強しっていった感じです。
フェルト新品だったせいもあるかと思いますが・・・ラバーソール購入しますよ!
関係ないのですが、アプローチシューズでボルダーX購入しましたよ!
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