大倉山西尾根上 P.300 - 奥三角山北東面トラバース
- GPS
- 02:24
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 199m
- 下り
- 197m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
祝日ではあるがヘルパーが昼に来る月曜日。山に行くつもりはなかったが、冬型で寒いものの、あまりに天気がよいので、行ってみることにする。
と言ってももちろん午後スタートなので極近場限定。今年はまだスキー場しか行っていないので、今回はシールを使うところがいい。
そこで思い出したのが、2日前にばんけいスキー場から見た光景。リフトから、去年の春に行った大倉山西尾根上の300m峰が形よく見えた。そして、こちら側の南東面には木がなく真っ白な斜面が広がっていた。そういや、あそこは開けた笹原で、奥三角山の北面がよく見渡せたっけ。せいぜい標高差10m、長さ2,30mぐらいのものだろうが、こんなに開けた斜面はこのあたりにあまりない。
というわけで、昨晩また雪が積もったことだし、この斜面を滑りに行ってみることにする。近場しか行けないと、こんな小さなことに喜びを見いだすしかない。というか、見いださずにいられなくなるのだ。
ここを滑った後は、そのまま下るか、自然歩道を通るかして小別沢に出て、盤渓への道をたどり、ばんけいスキー場で先日の忘れ物を回収して帰る予定。
13時前に家を出るが、今日は朝から、炊事の他に、雪かきと屋根の雪下ろしをしたので、少々お疲れモード。小別沢トンネルの前でシールを貼り、スキーをはいて自然歩道を目指す。今日はステップソール(ウロコ)板。シールは、他のもっと長いスキー用に切ったもので調整していなかったので長すぎ、すぐに剥がれてくる。このあたりは、スキーにとっては大敵の倒木がうるさいところなので、ショートカットして急登を試みるが、裏目に出てちょっと手こずる。
自然歩道を大倉山方面へ少し登ると、樹間に目指す斜面が見えてくる。このあたりで、長靴にストックの中年男性とすれ違う。登っていくと、また一名の中年男性。尾根上の小ピークは、上まで登らずに側面をトラバースし、ショートカットして巻いていく。
大倉山への登りにかかると、件の白い斜面がよく見えてくるが、うーん何だかボコボコ。考えてみたら、あそこは背丈ほどの笹藪だったはず。ここ数日、かなり積もったものの、これまで相当雪が少なかったから、積雪が安定しているはずもない。たぶん笹の上に雪が載っただけの状態なのだろう。
案の定、大倉山西尾根に出るために、左の斜面をトラバースしていくと、雪に亀裂が走り、笹の上に載った厚さ5,60cmの雪がすべて落ちそうになる。足もとで笹がたわむのがわかる。こりゃ、ダメだ。ガッカリ。しかし、とりあえずP.300近くまで行ってみることにする。
西尾根をいったん下り、P.300の登りにかかると間もなく、あの斜面に出る。奥三角山や藻岩山、ばんけいスキー場がよく見える。吊り尾根状に見える自然歩道には、大倉山・三角山方向に戻っていく先ほどの人たちの姿。
ちょっと登って290mくらいまで行ってみるが、この斜面は雪が崩れそうな上にぶかぶかで、とても滑れたものではないし、滑ったって面白くもない。やはり、ちょっと時期が早すぎた(遅くてもどうかな?)。今日はここまでとする。
また危なっかしいトラバースで自然歩道に戻ると、既に14時半。北西の季節風が冷たくなってきたので、盤渓まで行くのは止めにして帰ることにする。その前に、トンネルの上から小別沢側に開けた緩斜面でひと滑り。5回ほどテレマークターンをすると下に着いてしまうので、2,3回登り返して滑り、何とか満足。
ここから来た道を戻ってトンネルの所からスキーを担いで車道を下るのもつまらないので、トンネルの上から奥三角山の北東面を、車道まで降りないようにしてトラバース気味に下っていくことにする。ところどころ、2,3回ターンできる滑りもあって、想像以上に快適。北東尾根を乗越し、小尾根の末端のところから北炭の慰霊堂そばの車道に出たが、このあたりには、奥三角山へ登っていく新しいシュプールがあった。
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