乾いた新雪の大倉尾根ピストン・塔ノ岳
- GPS
- 05:15
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,237m
コースタイム
天候 | 快晴(夜中にまさかの降雪で渋沢駅前も真っ白) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
降雪でヤビツ峠行バスは蓑毛止まりのため渋沢から大倉へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
予想外の夜間降雪と厳しい冷え込みで渋沢駅前も真っ白でビックリ。 大倉のスタートから、快晴にまぶしく光る新雪(しかも乾雪!)を踏みしめ、樹林から風に舞い落ちる粉雪を浴びながら、ずっと雪上登山(しかしアイゼン不要)を楽しめました。 通称バカ尾根と呼ばれるコースですが、今回は新雪(何と踏むとキュッキュッと気持ちよい音がする!)を楽しんで登れたのでラッキーでした。コース途中には適所に休憩小屋もあるので、安心して歩けます。 下山後はバスロータリーの食堂でビール&餃子で今年初登山を締めました。 |
写真
感想
今年の初登山です。
そういえば11月末に黒戸尾根から甲斐駒ピストンをして以来、もう1ヶ月以上登山に行っていない(その間に3日もゲレンデスキーは楽しんだが)。 これだけ空くとなんとなく足腰が軟弱になった感じがするし、正月でお腹回りにも余裕?が出てきたりで。。。 これは何とか近場でも良いから山へ登らねば! ということで久々の登山でした。
3連休の真ん中に家族の用事があったため、連休最終日になんとか日帰りでもそれなりに歩けるところへ と考えて、小田急で安くて便利な丹沢へ。
事前計画はヤビツ峠から表尾根から塔ノ岳に登り、大倉尾根か鍋割経由で大倉へ下山するというもの。
自宅出発時もそのつもりで考えていたら、秦野にさしかかった途端、まるで大糸線から後立山連峰を見るのと同じような一面の銀世界! しかも山稜だけでなく市街地も真っ白! こんな時期に神奈川でこんな光景に出会えるとは驚きです。
これではヤビツ峠までのバス運行は無いかも? ということで急遽、ここで大倉尾根ルートに計画変更となりました。
大倉からの出だしの舗装路はテカテカアイスバーンで、ここの歩きが一番恐かったかも。最初はほぼ一緒に歩き出した浦安からの中高年女性と山の話をしながら、新雪を楽しみながらノンビリの歩き出しでした。
見晴小屋を過ぎたあたりで先に行き、ここからは「バカ尾根」と呼ばれる長く単調な階段登りなども、新雪と快晴が気分を高揚させてくれるためもあって、順調なペースで登れました(やっぱり気分って大切)。
高度を稼ぐにつれ、富士山や丹沢の山々への見通しがきくようになったんですが、意外と他の山域には雪がなくて、大山〜表尾根〜塔ノ岳〜鍋割山だけが真っ白という不思議な雪の着き方です。
登山道も着雪箇所だらけでしたが、幸い乾燥した新雪がフワッと付いた感じだったので、歩きやすいし持参したアイゼンを付ける必要もありませんでした(雪国出身なので雪上歩きには慣れてますしね)。
塔ノ岳山頂に留まっていると流石に寒気で凍える感じでしたが、それ以外は晴天の日差しの暖かさと新雪からの冷気が丁度良い配分で、とても気持ちの良かったです。
本当は下りで鍋割山経由にしようと思っていたんですが、下山で雪に滑らぬようにいつもよりも余計に足元を気にしながら下っていたら、いつの間にか金冷シ分岐を過ぎて花立山荘まで下ってしまい、そのままピストンで行動終了となってしまいました。
それにしても、太平洋側でこの時期に降雪、しかも湘南(?)近くで。
終日気温が低かったこともあって、ドロドロに溶けて歩きにくいところもなく、樹林帯の中では、風に舞って枝からこぼれるサラサラ雪を顔面に浴びたり、キュッキュッという乾雪を踏む音を楽しんだり、大満足の山行でした。
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