赤岳敗退(地蔵の頭まで)

2010年12月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,250m
• 下り: 1,254m

コースタイム

9:30美濃戸口→10:15美濃戸山荘→12:00行者小屋12:20→13:20地蔵の頭13:40→13:55行者小屋→15:25美濃戸山荘→16:20美濃戸口

天候

晴れのち暴風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

茅野からレンタカー

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特になし。

写真

12/11 9:26

登山開始。
スタートは遅れたが、いい天気!!

12/11 10:08

いい感じじゃないですか。

12/11 10:55

ところが、雲行きが怪しくなり。

12/11 12:06

行者小屋で、この状態。
真っ白です。

12/11 12:53

癪なので、地蔵尾根を稜線まで。
ガスが濃いせいで、景色は神秘的に。
テリー・ギリアムの映画の世界みたい。
ただ、寒い。

12/11 13:23

稜線到着。
地蔵の頭。

12/11 13:25

このすぐ先に、赤岳展望荘。
その後ろには、どどーんと赤岳。

が、見えるはず。

12/11 13:28

視界がほとんど効かないホワイトアウト状態。
もう、下山するしかありません。

……残念だ。

撮影機器：

CX1 リコー

感想

seizanryo

過去記録を掲載します。

日帰り赤岳を試みて、さまざまなものに阻まれて敗退。
敗退の記録……。

8時に茅野でレンタカーを借りる。
これで8時半には登山開始できているはずが、ナビなしの車で、何度も道に迷ったあげく、9時すぎに美濃戸口。

赤岳山荘まで車を入れようと思ったが、雪が緩んでいてスリップ。
私の技術じゃ、スタックするのが関の山。
ということで、八ヶ岳山荘まで車を戻す。
そして、9時半登山開始。
バスに乗っても変わらなかったのでは??

日帰りということで荷物は軽量化しているが、来るまでの路迷いと、赤岳山荘まで車入れられなかったのは痛い。
往復で2時間違うからね。

結局、12時に行者小屋。
帰りの時間を考えると、赤岳登頂はぎりぎり無理。
おまけに登山途中から、ピーカンだった空は重たい雲に覆われて、行者小屋のすぐ上まで重く垂れてきている。

しかし、ここで引き返すのも腑に落ちないので、行けるところまで行くことに。

地蔵尾根を登っていると、降りてくる人が口ぐちに稜線の暴風を教えてくれる。
撤退してくる人ばかりだ。

稜線に着くと、確かに暴風です。
身体が持って行かれそうになる。
おまけに視界は10メートルもない。
目と鼻の先の赤岳展望荘はおろか、目の前の岩の先が白く塗りつぶされている。
ルートなんて見えたもんじゃない。

……危険だね。

時間は13時20分。
帰りにヘッドライトを使えば、赤岳挑戦できることはできる。
が、赤岳挑戦途中で、白い闇に包まれると危険極まりない。
そんなわけで、20分も地蔵の頭で逡巡した挙句、撤退決定。
……仕方がない。

いい勉強でした。

16時20分に美濃戸口につくが、そこから茅野への車も道に迷い、何とも釈然としない。

はい、敗退しました。
次の糧にします。