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記録ID: 94893
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ハイキング
箱根・湯河原

金時山

2010年11月14日(日) [日帰り]
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cellist その他3人
GPS
05:25
距離
8.9km
登り
823m
下り
597m

コースタイム

地蔵堂バス停 09:20
足柄峠    10:25-10:35
金時山    12:25-13:10
矢倉沢峠   13:55-14:10
仙石バス停  14:45
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
新松田駅 08:40-(箱根登山バス)-09:15 地蔵堂バス停
(帰り)
仙石バス停 14:55-(箱根登山バス)-15:20 大平台バス停
コース状況/
危険箇所等
・地蔵堂バス停〜足柄峠
 しばらく車道を歩いた後、「足柄古道」の標識に従って、車道を串刺しにするような山道に入っていきます。が、車道も山道もほとんど距離の差はなく、車さえ来なければ、一定の緩やかな傾斜で歩ける車道の方が快適だったかもしれません。
ただし、足柄峠直前の石畳の道は、明らかなショートカットとなります。

・足柄峠〜金時山
 駐車場までは延々と林道を歩き、その後も荒れた車道が結構長く続きます。ようやく山道が始まったと思ったら、いきなり急登となり、12箇所の鉄階段が現れて一気に登り詰めていきます。
山頂にはこの11月から供用開始されたばかりの新しいバイオトイレ(チップ制)があって、私たちが着いた時には順番待ちの行列ができていました。

・金時山〜矢倉沢峠
 一箇所だけ段差の大きな岩場がある以外は、道が乾いている日には問題なく歩けます。しかし赤土の下り坂が続いて、雨後には相当に滑りやすい道に変わります。

・矢倉沢峠〜仙石バス停
 このあたりまで来ると、斜面の傾斜も緩んでくる上に、道もジグザグを描くようになるので、かなり穏やかな下り坂となります。ただし雨後などはぬかるみに注意する必要があるでしょう。

感想

職場のメンバーを中心に結成した「山と自然をこよなく愛する会」の第8回山行。今回の参加者は、第4回以外は全参加のSa、第3回の加入以来毎回参加のC、そしてママさんとなって第1回以来久々に復帰となったKと、筆者Yの計4名でした。

地蔵堂バス停からは、夕日の滝を経由する道のほうが金時山には近いのですが、今回は富士山の展望を目当てに足柄峠を経由していきます。
今日は曇り空なので、展望にはあまり期待が持てなかったのですが、さすがに近くにあるだけあって、少しぼんやりしながらもしっかりと見えていたのはラッキーでした。
しかも山麓を覆っている靄によって、あたかも中腹よりも上が空に浮かんでいるかような演出がかかって、期待とは違ったけれど、それはそれで味のある景色が楽しめました。

足柄峠の先では、1時間以上も車道を歩いて、ようやく山道の起点に到着です。登山道はいきなり急坂で始まり、呼吸が乱れてきた頃合いを見計らうように、12連のアルミ製干支階段が続く核心部に突入します。
階段以外の場所でも段差の大きな箇所が頻出して、ペースを間違えると相当に体力を消耗させられるのですが、細い道なのでたびたびすれ違いのための待ち時間が発生して、それが適度なインターバルになってくれました。

ただでさえ元々人気のある山が、紅葉シーズン真っ只中とあって、頂上は人で溢れ返っていて、都会の喧騒並みの大混雑でした。
そして冷たい風が終始強く吹いていて、薄着のままでは凍えるような寒さです。でも幸いに少し斜面を下った所に、風を除けられる岩陰が見つかり、そこで各自着込んで暖かくした上で、軽食休憩の時間としました。

楽しみにしていた展望は、富士山のほか、箱根エリアは良く見えていて、箱根外輪山が連なる山並みや、芦ノ湖・大涌谷・仙石原などはしっかりと確認できました。しかし遠くはさすがに雲の中で、条件が良ければ見える伊豆半島や駿河湾などは、その存在からして全く分かりまませんでした。

仙石方面への下りも、はじめはかなり急な傾斜の中を進みます。一部ではむき出しの急な岩場をそのまま下る箇所とかもあって要注意でした。
ほぼ中間地点に当たる矢倉沢峠での休憩を挟んだ後は、次第に道の傾斜も緩んでいって、別荘や保養施設などが点在する中の舗装道路に降り立ちます。あとは道路を10分ほど歩いて仙石バス停に到着しました。

仙石バス停から乗った小田原行きのバスは、これまで見たこともないような大混雑でした。そして国道1号が合流した先から渋滞も始まります。紅葉期の観光地だけあって人出も相当のものだったのでしょう。
大平台の手前で「この先が渋滞しているので、電車に乗り換えたほうが早い」と運転手からアナウンスがあって、それに従ってバスから降りて大平台駅へ向かいます。が、箱根登山鉄道もまるで通勤ラッシュ並の混雑だったのには参りました。

最後は箱根湯本駅で一旦降りて、ブラブラと歩く中で成り行きで見つけた「はつ花 そば 本館」に入ります。お勧めとされていた「山かけ蕎麦」を全員が注文したところ、これがとても美味しいソバでした。
ここが山かけそば発祥の店だということは後で知りましたが、それもなるほどと頷けます。行き当たりバッタリで決めた店が、実はこれ以上ないほどの選択だったという、上々の締めくくりでした。
さらに駅前に戻ったところで、筆者イチ押しの和菓子店「菜の花」のおまんじゅうや、小田原名物の鈴廣かまぼこなどを各自お土産に購入していきました。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/cmn/cmn01.html#cmn08

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