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Yamareco

記録ID: 96488
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雪山ハイキング
東北

大ヶ生三山の黒森山(盛岡近郊)をかんじきで登る

2011年01月23日(日) [日帰り]
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pomchan4 その他2人
GPS
06:39
距離
8.3km
登り
616m
下り
619m

コースタイム

7:30 都南大橋駐車場発
8:00 登山口
11:50 山頂〜昼食
12:25 山頂
14:35 登山口
天候 晴れ、やや風あり(下り坂)
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
盛岡から釜石方面へ、朝島りんご園の看板を左に折れ、理容店を目印に右に入る。

駐車スペースは少ないので、都南大橋たもとの駐車場で乗り合わせて現地へ。
万寿坑跡の駐車場は積雪のため、スコップで掘り出すのも大変そうなので、断念し、登山口近くの路肩(岩大の石彫の作業場付近)に駐車。
当日は、後から他のパーティの車3台も駐車していたが、それ以上駐車は難しそう。

トイレは、万寿坑跡見学者のためのトイレが使えるようなのですが、冬はどうでしょう?

登山ポストは、登山口の看板の陰にありました。普通の郵便ポストでした。
コース状況/
危険箇所等
あまり登山者が多い山ではありません。

ガロの滝を過ぎて、虫壁コースと重石コースの分岐から尾根への登り口のところまで、何回か沢を横切ります。沢の縁を歩く部分、雪で道がわかりにくくなっているので、気をつけないと沢に落ちそうになります。

山頂へは、いくつかのコースがありますが、トレースのあとがあったのは虫壁コースだけでした。
集合場所の都南大橋たもとの駐車場にて。
南昌山が朝焼けに染まって、きれいでした。
2011年01月23日 06:57撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 6:57
集合場所の都南大橋たもとの駐車場にて。
南昌山が朝焼けに染まって、きれいでした。
これから向かう黒森山方面から陽が昇ります。
都南大橋たもとはドッグラン状態。リードを放して自由に駆け回らせていました。犬が苦手な人には、ちと辛い。
2011年01月23日 06:57撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 6:57
これから向かう黒森山方面から陽が昇ります。
都南大橋たもとはドッグラン状態。リードを放して自由に駆け回らせていました。犬が苦手な人には、ちと辛い。
どんどん、朝焼けの色が広まり…やがて薄くなっていきました。
2011年01月23日 06:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 6:59
どんどん、朝焼けの色が広まり…やがて薄くなっていきました。
登山口まで車で移動し、出発。今日は3人です。山頂まで行けるでしょうか?雪の状態は…?
2011年01月23日 08:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 8:00
登山口まで車で移動し、出発。今日は3人です。山頂まで行けるでしょうか?雪の状態は…?
最近、雪が積もっていなかったので、少し表面が固くなった林道を、それでも時々踏み貫きながらツボ足で進んでいきます。大きな倒木が道をふさいでいました。
2011年01月23日 08:16撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 8:16
最近、雪が積もっていなかったので、少し表面が固くなった林道を、それでも時々踏み貫きながらツボ足で進んでいきます。大きな倒木が道をふさいでいました。
松や杉のところを過ぎて、かんじきを付けました。沈まないだけ、歩きやすい。もっと早く履いていればよかったかな…。
姥湖水明神の清水が、凍らず湧いていました。
2011年01月23日 09:10撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 9:10
松や杉のところを過ぎて、かんじきを付けました。沈まないだけ、歩きやすい。もっと早く履いていればよかったかな…。
姥湖水明神の清水が、凍らず湧いていました。
ガロの滝、氷の下を水が流れていました。滝の下の方のつららが黄色いのは、晩秋に黄砂があったからでしょうか…?この先でも黄色いつららをみかけました。
2011年01月23日 09:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 9:21
ガロの滝、氷の下を水が流れていました。滝の下の方のつららが黄色いのは、晩秋に黄砂があったからでしょうか…?この先でも黄色いつららをみかけました。
虫壁コースと重石コースの分岐のところ、沢の縁を歩くのですが、雪で道がわかりません。CLが慎重にルートを取ります。
2011年01月23日 09:26撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 9:26
虫壁コースと重石コースの分岐のところ、沢の縁を歩くのですが、雪で道がわかりません。CLが慎重にルートを取ります。
分岐から尾根への登り口までの谷間の雪景色が美しいと思いました。
コココココン…と時折聞こえるのは、ケラ類でしょうか?
2011年01月23日 09:53撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 9:53
分岐から尾根への登り口までの谷間の雪景色が美しいと思いました。
コココココン…と時折聞こえるのは、ケラ類でしょうか?
尾根につづく登り。
ここから先は、疲れてさらに余裕がなく、写真も撮れませんでした。
2011年01月23日 10:23撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 10:23
尾根につづく登り。
ここから先は、疲れてさらに余裕がなく、写真も撮れませんでした。
黒森山の山頂です!
ここまで3時間50分もかかりました。あー、疲れた!
2011年01月23日 11:52撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 11:52
黒森山の山頂です!
ここまで3時間50分もかかりました。あー、疲れた!
風も弱く、山頂でお昼をいただきます。
はるか正面向うに岩手山、右のなだらかな山頂部分が白いのが鬼ヶ瀬山、その左のピークが先週登った朝島山です。
2011年01月23日 11:54撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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1/23 11:54
風も弱く、山頂でお昼をいただきます。
はるか正面向うに岩手山、右のなだらかな山頂部分が白いのが鬼ヶ瀬山、その左のピークが先週登った朝島山です。
昼食を終えた頃、雲が多くなり少し風も出てきました。
2011年01月23日 12:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 12:18
昼食を終えた頃、雲が多くなり少し風も出てきました。
ずんずん尾根を下り、幾つかの倒木を時に迂回し、時に潜り抜け、登山口を目指します。
2011年01月23日 13:49撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 13:49
ずんずん尾根を下り、幾つかの倒木を時に迂回し、時に潜り抜け、登山口を目指します。
地域の飲料水の取水施設らしいです。
2011年01月23日 14:11撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 14:11
地域の飲料水の取水施設らしいです。
取水施設近くの案内図。
この先も、登山口までまだまだ続きます。…飽きる!
2011年01月23日 14:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
1/23 14:12
取水施設近くの案内図。
この先も、登山口までまだまだ続きます。…飽きる!

感想

昨年同時期にはじめて登った黒森山、とっても疲れたけど山頂の景色は格別だった思い出があり、また登ってみたいと思いました。

今年は昨年より雪が多く、3人パーティだったので頂上まで行けるか心配だったのですが、ここ数日は降雪がなかったこともあり、なんとか山頂まで行けました。
山頂まで行けたのは、後から来た元気な7人パーティが、雪が深くなる尾根の後半から選手交代、先行してくれてラッセルをしてくれたお陰もあります。

黒森山は、登山口から尾根への上り口までが長いです。雪が深くないとはいえ、あまり人が入っていない様子で、数日前のトレースをたどっても時々雪を踏み貫きます。途中からかんじきに履き替え、沈み込まないというのは、やっぱり楽だと思いました(あとは下山まで最後までかんじきでした)。でも、かんじきを履くと、ツボ足より足を高くあげなければならないので疲れます。そして、尾根に入ると急登になってくるのですが、雪が少しざらめ状で、おまけに気温も低いので固まらず、まるで砂の坂を登っているようでした。

今年感じた景色は、残念ながら昨年よりあまりきれいではありませんでした。数日降雪がないので、木々に雪などが付着していない、山頂からの景色も先週の朝島山からより感動しませんでした。(早池峰山の方向は樹木で覆われ見えないし)
でも、登れたことで、良しとします。
陽が射すと、雪面にくっきり落ちる木々の陰とのコントラスト、明るくなってきている光の色に春が近い(まだまだですが)を感じることができましたし、ケラ類が木をつついている音や、野鳥の声を聞きながら登れましたし。

行きは3時間50分、帰りは2時間10分、この歩みの遅さは、体力のない私のペースに合わせてくれたこともあります。
帰りには、たびたび左のかんじきに右のかんじきを乗り上げ、何度もorzに…。
レポを書いている火曜日の今もまだ、筋肉痛です。

やっぱり、山を歩くのは楽しい!

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