谷川連峰主脈縦走
コースタイム
- 山行
- 10:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
関東に住むハイカーなら、一度は憧れる谷川主脈縦走。
久しぶりの晴れ予報の休日、私も挑戦してみることにした。折良く、紅葉も見頃らしく、これは最高の稜線歩きになるはず、、、
谷川岳に着くまでは、ご来光も見え、青空が頭上に広がっていた。主脈のスカイラインもはっきりと見え、モチベーションは沸騰した。が、肩の小屋を過ぎたあたりから、上越側から湧いてきたガスにあっという間に周囲の景色は覆われてしまった・・・たったの2時間弱の絶景、、後の行程は濃いガスの中を行く修行になってしまった。
前日の嵐により、道は所々ぬかるんでドロドロになっており、急登では3歩進んで2歩ズリ落ちるようなことも何度かあった。岩場も濡れており、よく滑った。所々、現れる紅葉を慰めに淡々と進んだ。万太郎山とエビス大黒の頭はガスの上限ラインよりも標高が高いらしく日光を浴びることができた。
仙ノ倉山に着くと、係の方が登山客の通行を記録していた。私が到着する前に通過して行った登山客はどのくらいいたかをうかがったところ、トレラン風の若い方がひとりだけ通過して行ったとのこと。
長い長い縦走路も平標山まで登ればあとは下るのみ。そろそろ泣き始めた膝に無理を効かせながら急ぎ足で下った。写真を撮りすぎたのか、バスの時間に間に合うかどうか微妙だった。足を置くたびに声をあげて気を振り絞る。
平標登山口到着の直前で、スローペースのトレラン風の方に追いついた。聞くと、土合駅を早朝に出発して、縦走してきたとのこと。私と一緒だ。係員が言っていたのはこの人だった。万太郎山からずっと膝を痛めていたらしく、思いの外時間がかかってしまったらしい。一緒に時間ギリギリにバス停に到着し、お互いに安堵し、主脈縦走の感慨に耽った。その後、越後湯沢駅までバスに乗り、土合駅まで一緒の電車に乗って、解散となった。お疲れさまでした。
この縦走路、やっぱり憧れるに足るコースだと思った。今回はガスってしまったが、晴れれば大展望が広がるし、体力、脚力がある程度ないと、アップダウンはしんどいだろう。だが、歩ききればかなりの完全燃焼感は味わえそうです。
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