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Yamareco

記録ID: 985126
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無雪期ピークハント/縦走
東海

天蓋山 秋

2016年10月19日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.2km
登り
592m
下り
592m

コースタイム

4:50自宅―7:50山の村天蓋山登山者用駐車場―8:07登山口―8:51急坂―9:26急坂ここまで―9:53すずめ平―10:26頂上10:56―12:32登山口―12:41登山者用駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス  東海北陸各務原ICから東海北陸道経由、中部縦貫道高山ICへ。
 R41号線バイパスを通って国府へ。
 R41号線、神岡からR417号線へ。中山から山吹峠を通って天蓋山登山口へ。いずれも特に問題はありません。 
コース状況/
危険箇所等
 特に危険個所はありません。
 最初は緩やかですが、途中から急坂。
 急坂が終わって暫し快適な尾根歩き。
 その後、下ったり登ったりを繰り返し頂上へ。
山の村、天蓋山登山者用駐車場に車を停めます。
2016年10月19日 07:53撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 7:53
山の村、天蓋山登山者用駐車場に車を停めます。
キャンプ場の奥、登山届を出して登山開始です。
2016年10月19日 08:07撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:07
キャンプ場の奥、登山届を出して登山開始です。
黄葉が始まったばかりです。
2016年10月19日 08:10撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:10
黄葉が始まったばかりです。
せせらぎ沿いに緩やかに登ります。
2016年10月19日 12:25撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:25
せせらぎ沿いに緩やかに登ります。
尾根に登り着くと黄色が。
2016年10月19日 08:34撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:34
尾根に登り着くと黄色が。
急登の始まり。
2016年10月19日 08:51撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 8:51
急登の始まり。
鮮やかな黄葉です。
2016年10月19日 09:03撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:03
鮮やかな黄葉です。
右下の葉っぱ、
2016年10月19日 09:05撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:05
右下の葉っぱ、
朝の光を透かしています。
2016年10月19日 09:05撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:05
朝の光を透かしています。
急登、写真を撮りながら、休み休み登ります。
2016年10月19日 09:16撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:16
急登、写真を撮りながら、休み休み登ります。
赤色も混じって来ました。
2016年10月19日 09:23撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:23
赤色も混じって来ました。
今が盛りの紅葉です。
2016年10月19日 09:23撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:23
今が盛りの紅葉です。
いいね。
2016年10月19日 09:24撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:24
いいね。
良いね。
2016年10月19日 09:24撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:24
良いね。
イイね.
2016年10月19日 09:25撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:25
イイね.
ここから
2016年10月19日 09:26撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:26
ここから
暫く快適な尾根歩きです。
2016年10月19日 09:27撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:27
暫く快適な尾根歩きです。
ちょっと手を入れて見ました。
2016年10月19日 09:31撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:31
ちょっと手を入れて見ました。
錦糸銀糸。
2016年10月19日 09:36撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:36
錦糸銀糸。
これもまた。
2016年10月19日 09:40撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:40
これもまた。
黄葉。
2016年10月19日 09:46撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:46
黄葉。
とっても黄色。
2016年10月19日 09:47撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:47
とっても黄色。
すずめ平に到着。
2016年10月19日 09:53撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すずめ平に到着。
モコモコ。
2016年10月19日 09:54撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 9:54
モコモコ。
上の方はもう落ち葉に。
2016年10月19日 10:16撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:16
上の方はもう落ち葉に。
そろそろ頂上かな?
2016年10月19日 10:25撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:25
そろそろ頂上かな?
到着です。
2016年10月19日 10:26撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:26
到着です。
薬師岳を背に。
2016年10月19日 10:28撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:28
薬師岳を背に。
田部井淳子さんの揮毫です。
2016年10月19日 10:32撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:32
田部井淳子さんの揮毫です。
ちょっと早目ですが、昼食。コンビニで買いました。
2016年10月19日 10:41撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:41
ちょっと早目ですが、昼食。コンビニで買いました。
薬師岳、半分姿を見せていますが、黒部五郎、槍ヶ岳は雲の中。
2016年10月19日 10:55撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:55
薬師岳、半分姿を見せていますが、黒部五郎、槍ヶ岳は雲の中。
十数名の年配女性がやって来ました。静かな山頂が一気に賑やかになりました。帰ろっと。
2016年10月19日 10:56撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 10:56
十数名の年配女性がやって来ました。静かな山頂が一気に賑やかになりました。帰ろっと。
すずめ平、仲良く赤とミドリのつたうるし。
2016年10月19日 11:27撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 11:27
すずめ平、仲良く赤とミドリのつたうるし。
薬師岳、大分姿を見せて呉れました。
2016年10月19日 11:28撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 11:28
薬師岳、大分姿を見せて呉れました。
無事、駐車場に帰り着きました。
2016年10月19日 12:41撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:41
無事、駐車場に帰り着きました。
登山者用駐車場の前に、夕顔の駅。
2016年10月19日 12:50撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:50
登山者用駐車場の前に、夕顔の駅。
その向かいに中河与一文学資料館、中を覗いて来ました。
2016年10月19日 12:46撮影 by  STYLUS1,1s , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/19 12:46
その向かいに中河与一文学資料館、中を覗いて来ました。

感想

 5年前、天蓋山に登った時の記録です。

 2011年9月18日、朝6時に家を発ち、各務原ICから東海北陸道を高山まで。高山から国道41号線を走り、神岡から県道484号線打保神岡停車場線に入る。登山口の山之村キャンプ場へは、この道の他にも山吹峠を経由する道があるが、こちらは遠回りである。地図上では道路は赤、緑、黄、白に塗り分けられ、赤は国道、緑は主要地方道、黄は都道府県道、白はその他の道となっている。打保神岡停車場線は黄、山吹峠の道は白で塗られている。その他の道よりは県道の方がいい道だろうし、わざわざ遠回りすることもないので黄色道を選んだ。それが大間違い。狭いグネグネ道を対向車が来ないことを念じつつ、ハンドルを固く握り、ギアーチェンジを頻繁に、緊張しながらの運転が続く。有峰への分岐である「森茂」に着くと、打って変わって2車線の立派な舗装道路となる。丁度、「山之村だいこんマラソン」が開催中で、全国から1,000名もの人がやってきたとの事。短パン姿のランナーが道に溢れ、彼らを引かないように注意しながら、やっとの事でキャンプ場に到着。誰もいないキャンプ場の中を抜け、最奥の駐車場まで車を乗り入れる。広い駐車場には一台も車はなく、静寂が漂っている。ここは、「最後の飛騨」と呼ばれる「山之村」、ひとっこ一人見当たらないのが本来の姿。中川与一の大ロマン小説、「天の夕顔」は、裕福な家庭に生まれた青年竜口(たつのくち)と年上の人妻の、決してかなうことのない20年余におよぶストイックな恋愛を描いた小説である。どれだけ思いを寄せても果たせぬ恋に苦しむ竜口が、孤独を背負い、世捨て人となることも覚悟して住み着いた所が、この山之村である。竜口の心を癒した山之村の大自然の恵み、日帰り登山では知るすべもないだろう。
9時10分、「天蓋山登山道→ 頂上まで約2時間」、手書きの案内に従って登山道に入る。渓流に沿ってなだらかに登ることおよそ10分、「大沢谷川、岩魚に会えるかも」、と云う立て札が立っている。しばらくすると大沢谷川と分かれ、シラカバ林の尾根道を登る。尾根はすぐに山腹の道と変わり、別の渓流が現れる。倒木が懸けられた渓流を渡り、登山口からおよそ30分、「急坂」、と書かれた立て札がある。わざわざ説明されなくっても見れば分かる、これは急坂だ。ゼイゼイ登ると、今度は、「もうひと息、急坂あと半分」の立て札が。なんともご丁寧・ご親切な山である。ゼイゼイ10分で、「急坂ここまで」。ほっとして、緩やかになった道を登って行くと、「土塁跡、昔はここまで放牧場」。これを越えると間もなく小広場があり、「すずめ平 1370m」の立て札。下って登って、「もうちょっと」。再び下って、「頂上この先」。ここから少し登って、「登頂おめでとう」の立て札があり、その先にちょっとした広場。中央に「天蓋山 1527M」の柱が立ち、それを囲むように木製のベンチがある。秋の雲がかかっているが、良い天気。蝶々が追いかけっこをしている。雲の晴れ間から顔を覗かせているのは、立山、薬師だろう。裏側から見ることを期待していた黒部五郎は雲の中、う〜ん残念。登山口から1時間50分、コースタイムより早いペースで登った事に満足。新鮮な空気を胸一杯吸い、山また山に囲まれて喰うオムスビの旨さ。のどかな山頂で、竜口も見たであろう北アルプスの山々をしばし堪能。下りは快調、1時間少々で降り立った登山口にはもうランナー達の姿は無く、静かな山之村に戻っていた。山吹峠を通って帰る道はセンターラインのある立派な舗装道路。快適に飛ばし、途中、流葉温泉ニュートリノでさっと汗を流した。

 さて5年後の今日、天蓋山もそろそろ秋、天気予報では晴れ模様、黄葉を期待して登る事にしました。
 期待通りの錦糸銀糸、秋たけなわの天蓋山を堪能する事が出来ました。「いつも見えているアルプスの白い山々、小鳥の声・・・」、天の夕顔の一節ですが、今日もまたアルプスは雲の中。薬師岳が半分姿を見せて呉れましたが、立山、黒部五郎、槍ヶ岳は姿を見せません、上空は晴れ渡っているのにな〜。

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