県界尾根から赤岳からの本沢温泉

コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:35
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 2:30
天候 | 10月22日晴のち曇 10月23日曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
稲子湯〜小海駅 バス1日4便 35分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根上部の鎖場は足場が少し弱く、鎖を使用したほうが良いと思われる。また、浮石が多く落石に注意。 |
写真
感想
金曜日の最終列車で清里まで入り、駅からサンメドウズ清里スキー場まで歩いて約1時間。駐車場には1台の車もいなかった。テントを張って就寝。
土曜日、朝5:30に起床すると車は2台止まっていた。撤収して6:20出発。しばらく道路を歩いてから登山道へ。1時間弱は谷間の緩い登り。そこから県界尾根へ向かって急登が始まる。野辺山からの道と合流するところが小天狗。
小天狗からは斜度が緩くなり、視界が開けて赤岳が見える箇所もある。快適な稜線歩き。大天狗が近づいてくると斜度が少しきつくなってくる。1時間ちょっとで大天狗到着。
大天狗からしばらくは斜度のある樹林帯の歩き。やがて森林限界を超えると有名な鎖場が出現する。特に最初とその次の鎖場が一番の難所。最初の鎖場は足場があまり良くないので素直に鎖を使ったほう良いと思われる。次の鎖場は足場はあるが、浮石が多いので注意が必要。その後も何度か鎖場が出現するがあとは鎖なしでも問題ないと思われる。
頂上山荘で主稜線と合流すると間もなく山頂。やや薄曇りになってきたが360度の大展望。県界尾根はマイナールートなので自分以外に2組の登山者にしか会わなかったが、頂上も人はそれなりに多いが晴天の土曜日にしてはそれほどでもないという状況。
山頂から赤岳展望荘まではかなりの斜度の下り。そしてそこから横岳までは岩場の登りが続く。特に足場の悪い箇所はない。
横岳からの最初の下りは鎖場つきの岩場だが、それを過ぎると斜度が緩くなり歩きやすくなる。硫黄岳山荘からは登りに転じるが緩やかな登りで歩きやすい。
硫黄岳はとても広い山頂で快適だが、ここはいつも風が強い。天狗岳、そして蓼科山へ続く北八ヶ岳の山々が見渡せる。
ここからはひたすら下り。夏沢峠手前から樹林帯に入り、そこから本沢温泉までは樹林帯の急下り。
本沢温泉のテント場は15:00の時点で20張りくらいはあったと思うがまだ余裕があった。名物の野天風呂は順番待ちが生じていて、浴槽のなかにぎっちり8名、そして順番待ちが同数。20分以上まってようやく入浴できた。
翌朝も5:00前に野天風呂へ行ったが既に先客2名。ただ、このときは後から数名来たが、順番待ちは生じることなくゆっくり入ることができた。星空を眺めながらの野天風呂は最高。
6:00に出発して約1時間でみどり池に到着。池の水面に映る天狗岳と、しらびそ小屋にえさを求めてやってきた鳥やリスを撮影していたら30分以上も休憩してしまった。
あとは樹林帯の歩きやすい道を稲子湯まで降りるだけ。当初は10:10のバスを予定していたが、8:40の便に間に合ったので温泉は下山してから入ることにしてこのバスで小海駅に向かった。
まずまずの晴天に恵まれて充実の2日間だった。
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