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M山塾遠足倶楽部企画の中央アルプス・木曽駒〜空木岳2泊3日の講習に、同行させて頂きました。(→
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-44909.html)
空木岳から池山尾根を下山する予定なので、下山地付近に車1台デポしようと駒ヶ岳スキー場駐車場に向かうも閉鎖されていました。林道を上に走るとかなり広い草地があり、その先は林道のゲート。駐車していた方に話を聞くと、ここに停めても登山道からからかなり歩くとのこと。結局、スキー場付近に空き地を見つけてとりあえずそこに1台デポした。駒ヶ根でメンバーをピックアップして、菅の台からはバスでしらび平へ。ロープーウェイには早くも列ができていました。
この日は終日晴れ。

木曽駒から再び中岳を越え乗越浄土に戻り、次は、木曽駒とは対照的な岩峰の宝剣岳へ。北稜のいくつかの鎖場をこなすと、狭い宝剣岳山頂に到達。頂上は、狭いので皆で交代ごうたい「頂上写真」撮影。下りは、南稜を下降する。北稜に比べて人は少なく、快適に岩稜歩きを楽しめます。岩稜帯が終わったあたりで、三ノ沢岳の立派な姿を眺めながら、またまた大休止。本日は時間もたっぷり。晴天の下、稜線の至福を満喫。極楽平から千畳敷に下り、生ビールで乾杯し、この日は贅沢に(!)ホテル千畳敷泊まり。

8月21日(金)
未明から千畳敷はガスと雨。

千畳敷では風はなかったけれども、極楽平に上がると強風〜。まずは檜尾岳まで、と縦走路を南下していく。ず〜っと西風がふきっぱなしで、ガスで全く展望は効かず・・。雨量は多くないけれど、時折たたきつけてくる。・・島田娘を越えてからは、かなり下ってから濁沢大峰へ登り返し。岩がゴロゴロしている濁沢大峰を越え、稜線の東側につけられた道の所で、やっと風を避けることができました。このあたりは、お花畑!檜尾岳までは緩やかに高度を上げていく。花崗岩砂礫とハイマツ。天気が良ければ、気分のいい縦走路でしょう。檜尾岳山頂でも、天候は相変わらず。ひとまずは、休憩しに避難小屋に向かった。檜尾岳から少し下ったあたりは、たくさんの種類の高山植物がひしめいていてなかなか圧巻。

檜尾岳避難小屋は、トイレもありシュラフ・銀マットも数組備え付けてあり、大変きれいに管理されていました。避難小屋で、作戦会議。この天候状況、木曽殿・明日の空木岳〜池山尾根という予定ルートから撤退し、檜尾尾根をエスケープする事になりました。
檜尾尾根に入ってからは、主脈縦走路よりも指導標がたくさん!思いの外、よく踏まれて明瞭な道でした。ハイマツ帯からダケカンバ帯と、下降するにつれてどんどん植生が変化し、足元の花も種類がどんどん変わってきて面白い。途中でガスが薄くなり雨も上がって一旦雨具を脱ぐが、またしばらくして雨が落ちてくる。長〜い尾根でした。車道に飛び出し、少し下り檜尾橋を渡ると「檜尾橋バス停」。ここは小広くなっていて、あずま屋もあります。程なくバスが来て、菅の台に戻る。
駒ヶ岳スキー場付近にデポした車を回収し、「こまくさの湯」でさっぱりして



8月22日(土)
夜の雨はあがるも曇天

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