ダウンパンツやテントシューズを持っておらず、欲しいけど結構いいお値段。。。なんとか自作してつくれないかな〜と思っていた所、ボロのダウンジャケット再利用すること思いつきました。数分で作れて、費用はゼロ。あまりに簡単でよかったのでノートに書き留めることにしました。
23年前のダウンを再利用。
もう着ることがなくなってしまった愛用のダウンジャケット。ダウンの状態は当時と変わらずモコモコ。学生時代、キャンプや冬山で酷使してきたので汗ジミ・汚れが酷くあり使用していない状態でした。今回、この腕の部分をはずして今後また使うことにします。
カッターで袖を切りはずすだけ。
袖だけ分解して使いたいので、袖が留めてある部分の糸をカッターで切っていきます。ダウンが溢れ出るかとおもったら、そんな事ありません。
縫いは不要。あっという間に完成。
留め糸をカッターで切るだけで簡単に両腕を分解できました。もしダウンが溢れ出てきたら針と糸で留めようと思っていましたが、その必要はありませんでした。ダウンジャケットは「腕」「背中」「胸」「襟」の4種に簡単に分解できます。
切り取った袖
袖の留め糸を切っただけの状態。もうこれで十分!!
ダウンパンツ
切り取った袖を履いてみました。ぴったりのスリムフィット!オシリ部分はないものの脱着はテント内で座ったままできて簡単だし、トイレにも便利かも。わりと気に入りました。
裏返して袖口を輪ゴムでとめる
切り取った袖を裏返して、輪ゴムで先を留め、また元に返します。
テントシューズ・ロング
先を留めたので長い靴下状態。足をつっこめばテントシューズ・ロングになります。薄めなので厚さがたりなければ、折り返し2重にしショートサイズでモコモコにするか、使い捨てカイロ入れればいいかと。
見た目はまぁさておき、ゼロ円で温かい象足ができました。
重さ185g
不要なスタッフバックに入れて重さを測った所、両腕分で185gでした。一般的な象足ロングよりは軽いようです。
ジャケットのその後
袖がなくなったジャケットのお姿。これでダウンスカートもつくれそう。まだまだ使えるか
※私が使用したボロダウンジャケットはダウンの量がもともと多いものなのでうまくいっていますが、薄手ダウンジャケットの場合は効果的かどうかわかりません。切る前に一度袖に足を突っ込んでみるといいと思います。
追記:使用感と追加作成
テント泊にてダウンパンツとして使用してきました。特にズレることもなく、暖かくすごすことができました。しかし、こうなるとテントシューズが足りないので余ったパーツで作る事にしました。
追記:胸の部分を使ってテントシューズ2 作成
右胸・左胸、それぞれ分解し、2つに折り、写真のようにダブルクリップなどで留めて足のサイズに合うか確認します。ジャケット裾部分を足を通す側にして折りたたむのがいいと思います。袖の紐通し部分が使えるようになるからです。大丈夫そうならここで縫い合わせ(ミシンがないので手縫い)、余分なジップを切り取り、表裏をかえし、ゴムひもを通せば完成です。
追記:テントシューズ2
胸の部分を使用したのでかなりモコモコのシューズができました。ゴムが入ったので寝袋内で脱げる心配はありません。ジャケットのポケット部分はシューズ内側にあり、携帯カイロを入れる事もできます。
また、ジャケットへの敬意を示して、ブランドタグを縫いつけました。
追記:完成
スリムフィットパンツでしたがベルボトムな感じに。うけますね。あたたかいです。
ちなみに手縫いですが、小学校以来の腕とあって醜いです。丈夫にくっついてればまぁいいですか。
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