アサリのパスタ (レトルトをアレンジ)-ヤマレコ

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更新日：2013年11月11日　訪問者数：16112

ジャンル共通山ごはんレシピ

アサリのパスタ (レトルトをアレンジ)

山ごはん　あさりのコンソメパスタ

サク姉

アサリのコンソメパスタ

茹で汁を捨てずに出来るので、山や自然にローインパクト、山ごはんに向くパスタです。
そのままでは味気ないレトルトがベースとなりますが、ひと手間加える事によって見違えるほど美味しくなります。

材料

☆あさりのコンソメソース（レトルト。缶タイプもOK）
☆あさりのむき身缶詰
☆貝付きアサリ（常温保存可能なパックが便利）
☆パスタ
☆水
・ニンニク・玉ねぎ（みじん切り）
・ベーコン（写真にあるパックされたクッキングベーコンが適

・オリーブオイル
・白ワイン
・コンソメ（固形ブイヨン）
・塩（良質な岩塩やハーブソルト）
・胡椒
・パルメザンチーズ
・ドライパセリ、ハーブ類など

ポイント1

・各分量は人数やお好みで。上記写真はおおよそ二人分強。玉ねぎ大1個、ニンニク大3欠けで、パスタは300g。
・ニンニクと玉ねぎは事前にみじん切りにし、タッパーなどに入れて持参するとラク。
・その時にオリーブオイルも合わせておくのも山では有効な手法。

火器が二つ以上あれば、スープ作りとパスタ茹でを同時に行える。ワンバーナーの場合は先にスープを仕上げてからパスタを茹でる手順となります。

作り方

熱したフライパンにオリーブオイルをしき、みじん切りにしたニンニクと玉ねぎを炒める。
しんなりする手前でベーコンを追加し、片面がカリっとする程度に炒める。

（尚、私の場合は先にニンニクを炒めて香りを出す、などの手順はパス。みじん切りしたニンニクと玉ねぎにオイルを合わせた持参タッパで一気に行きますが、ニンニクと玉ねぎのみじん切りを分けて持参すれば先にニンニクを炒めれます）

写真はベーコンに細かめに切ったナス（丸ナス）を追加で炒めているところ。

シメジなどのキノコを入れるなら、このタイミング。

続いてアサリのむき身と白ワイン、コンソメを加え、コンソメを全体に馴染ませつつひと煮立ちさせる。

バーナーが他にもある場合は鍋に湯を沸かします。

（写真は6人分の調理時で、別のフライパンでアサリのむき身（缶詰×3）と白ワインを合わせ同時進行中のもの）

燃料や時間を節約したい場合、
ニンニク、玉ねぎ、ベーコンを炒めたら、残りは全て混ぜ入れるのもあり。
（アサリのむき身、白ワイン、コンソメ、レトルトのもとを同時に投入する）

にんにく、玉ねぎ、ベーコンが炒め終わり、
アサリのむき身、白ワイン、コンソメが入った状態。

ひと煮立ち＆コンソメが全体に馴染んだら、あさりのレトルトの元を入れて加熱となります（レトルトの種類にも寄りますが大体5分くらいでしょうか）

ポイント2

さて、この辺りで条件によっては手順が前後します。ワンバーナーか否かや、肝心のパスタの太さ（ゆで時間）や人数（グラム数）によって、問題のお湯の量が変わってくるからです。

理想は茹で汁をピッタリ使い切る事ですが、それほど神経質になる事はありません。
まず茹で汁を余らせない事を前提にしているので、極端に余る事はないでしょうし、火力の調整次第である程度の水分を飛ばす事も可能。

そしてっ、どんなモンじゃい！！コレこそが山ごはんにおけるパスタの利点！
このアサリとコンソメのパスタは、スープパスタ状にしても悪くない♪
多少茹で汁が余ってもスープとしてそのまま使い切れます。
とは言えスープパスタは麺がノビやすい傾向にあるため、目標はあくまで普通のパスタを目指します。

以降は、1．6mm、ゆで時間7分、300g、バーナー2台使用、茹で汁はピッタリ使い切る、で話を進めます。
その場合、お湯は700～800mlくらいが適量。

注意点

沸点の低い山で少ない湯で茹でる為、規定の時間より若干長く茹でる事になります。
おおよその目安として、7分茹でパスタなら茹で始めから完成まで11～13分ほど。
（自宅のキッチンでも7分茹でパスタなら、食べ始める頃は10分くらいですよね）

ただし、余裕のある鍋で強火で茹でた場合と、容量的に余裕がない鍋で噴きこぼれにヤキモキしながら中火で茹でた場合とでは違いが出てしまいます。
美味しいパスタを作るには、余裕のある鍋で沸騰を保ったまま茹でる事が望ましい。

パスタを茹でる

湯がボコボコに沸騰したらパスタを茹で始める。

もちろん、時間は計ってね

（写真は1．8mm、ゆで時間11分のパスタを使用しているため、レトルトソースを入れる前から茹で始めている。必然的に1．6mmパスタより湯は多め）

ソースを温めつつ、パスタを茹でる。ココでのゆで時間は7分。

「塩」は湯を使い切る事、最後はパスタにスープを吸わせる事を考慮し、入れるにしても少量で。尚、オイルも使いません。

（私は基本的には湯に塩は入れませんが、夏場や発汗量が多い山行時には入れる事はある。この写真時はハーブソルトを入れています）

さぁ、ココから忙しくなります。
ビール飲んでる暇はありませんよ。

まず茹で始めから5分で、スープ側のフライパンに貝付きアサリを投入し加熱。

オイルレス＆湯量が少ないので焦げ付かないよう注意

写真はダッチオーブンで釜茹で。
蓄熱に優れたダッチオーブンはパスタ茹でにも適しますが、山では現実的ではないですね
（これは乗鞍肩の小屋入り口にて、ヤマレコ合同企画時のランチ）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-79738.html