登山やキャンプでは世界共通・定番アイテムのシェラカップ、最近はチタン製のリッドなども市販されていますが、使用済みのガスカートリッジを使った“材料費ゼロで手作り”の『シェラカップの蓋』をご紹介します。
先ず空になった使用済みのガスカートリッジ(250タイプ)の底部分を切り抜きます。画像では早い方法としてナタを淵に当て、回しながらハンマーで叩いて切り取っていますが、金ノコや鉄ヤスリなどで削っても切り取れます。缶切りでは難しいと思います。※予めカートリッジ内にガスが残っていないことを必ず確認してください。
ガスカートリッジの底部を切り取り終えたところです。慣れないと少々時間が掛かりますが、根気よくゆっくりやりましょう。
切り取った淵をハンマーで叩いてバリを潰して滑らかにします。※これを丁寧にやらないと使用時に手を切ってしまいます。
次にフタの取っ手を作ります。材料は山で拾ってきた小枝を切り落としたもの。あとでネジを差し込みますので、使用するネジより少し長いくらいに切っておきます。
取っ手ができたら取り付けるためのネジ穴を開けますが、先にセンターにポンチで凹みをつけておくと位置ずれを防げます。
ドリルでネジ穴を開けます。誤って作業テーブルに穴を開けてしまわないように、必ず当て木などを敷いておきましょう。
中央に穴が開いたら蓋の裏側から+ドライバーを使ってネジで取っ手を固定します。※取っ手の方にもドリルで少しネジ穴を開けておくとネジが回しやすくなります。
これでシェラカップの蓋が完成です。手作りなので市販されているモノより愛着が湧きます。そして材料費ゼロ♪
この蓋のおかげでコッフェル無しでも簡単な料理なら可能です。 また一時的にカップ内に置いた食材の虫除けや、沸いたお湯の保温などシェラカップの用途が広がります。
尚、これは以前に荒川じんぺいさんのTV番組『じんぺい通信』の中で放送された内容の再現で、申し訳ありませんが私独自のアイディアではありませんので何卒ご了承ください^^;ご質問等ありましたらお気軽にどうぞ♪
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