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Yamareco

記録ID: 1001691
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ハイキング
東海

簗谷山 〜秋色に輝く森のトレッキング〜

2016年11月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:07
距離
5.1km
登り
681m
下り
663m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:40
休憩
0:25
合計
3:05
9:44
39
10:23
10:36
39
11:15
11:15
8
11:23
11:23
15
11:38
11:40
27
12:07
12:17
32
天候 晴れ時々曇り 時折通り雨
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
簗谷山林道終点の駐車スペースを利用
10台ほど来るといっぱいになるキャパシティー
コース状況/
危険箇所等
≪登山道の状況≫
〜南尾根コース〜
・この季節は落葉が道を覆って段差や浮石が見えにくいので、一歩一歩、安定した地面か確認して歩きましょう。
・階段の土留めの木が朽ちていて、ボルトがむき出しになっている箇所が多数有り。足を引っかけたり、転倒した先にボルトがあると危険なのでご注意下さい。

≪危険動物情報≫
・ヘビ:遭遇せず
・クマ:多数生息している山域なので、単独行はクマ鈴必携。
・ヤマビル:遭遇せず
その他周辺情報 ≪トイレ≫
・登山口に汲み取りの簡易トイレ有。あまりきれいではない。ペーパーはあった。
・簗谷山林道入り口にバイオトイレ有。先回来た時は暗いし、きれいではなかった。
・簗谷山林道に入る前のすこやか広場横の公衆トイレは水洗・ウォシュレット・ペーパー完備できれい。

≪商店・自販機≫
・コンビニは国道256号線を飛騨金山方面から来ると飛騨金山のサンクスが最終。
・自販機はすこやか広場の自販機が最終。

≪携帯電話≫
・ソフトバンクは、登山口付近は圏外。その前も岩屋ダム手前からは圏外になる。
・山頂ではふもとの電波を拾うのか圏内になっていた。
登山口から山頂まで総天然林のトレッキングが楽しめる
登山口付近の森はまだ青葉でした
2016年11月03日 09:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 9:45
登山口から山頂まで総天然林のトレッキングが楽しめる
登山口付近の森はまだ青葉でした
野鳥観察小屋なる東屋
缶の中に登山記録ノートがあるが周知されていないためか、自分の書き込みをたくさん見つけた
2016年11月03日 09:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 9:46
野鳥観察小屋なる東屋
缶の中に登山記録ノートがあるが周知されていないためか、自分の書き込みをたくさん見つけた
登りは南尾根コース、帰りはブナコースで行こうと思ったのですが・・・
2016年11月03日 09:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 9:49
登りは南尾根コース、帰りはブナコースで行こうと思ったのですが・・・
ノコンギクも終わりかけ
来年の春まで花はお預け
2016年11月03日 09:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 9:50
ノコンギクも終わりかけ
来年の春まで花はお預け
序盤から豊かな自然林の中を行く
2016年11月03日 09:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 9:52
序盤から豊かな自然林の中を行く
ホオノキの実
たくさん落ちていた
2016年11月03日 09:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 9:55
ホオノキの実
たくさん落ちていた
クマさん、今年は会いに来れなかったけれど、また来年も咲いてくれるかな
2016年11月03日 10:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:00
クマさん、今年は会いに来れなかったけれど、また来年も咲いてくれるかな
11月でもまだ青葉のブナ林
2016年11月03日 10:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:01
11月でもまだ青葉のブナ林
これからもっと色づいてくれるかな
2016年11月03日 10:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:05
これからもっと色づいてくれるかな
標高が上がるとだんだんと彩りが出てきた
2016年11月03日 10:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:09
標高が上がるとだんだんと彩りが出てきた
黄色く色付く木
2016年11月03日 10:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/3 10:13
黄色く色付く木
沢を横断する箇所から上を眺めると鮮やか
2016年11月03日 10:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:17
沢を横断する箇所から上を眺めると鮮やか
いい感じの紅葉トレッキングになってきた
2016年11月03日 10:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 10:19
いい感じの紅葉トレッキングになってきた
小鹿の涙滝
猟師に追い詰められた母鹿がここで息を引き取って、小鹿が流した涙が滝となったという、悲しいエピソードのある滝
2016年11月03日 10:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 10:28
小鹿の涙滝
猟師に追い詰められた母鹿がここで息を引き取って、小鹿が流した涙が滝となったという、悲しいエピソードのある滝
小鹿の涙滝すぐ上の登山道
2016年11月03日 10:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:32
小鹿の涙滝すぐ上の登山道
簗谷山で一番紅葉が鮮やかなところだと思う場所
2016年11月03日 10:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 10:33
簗谷山で一番紅葉が鮮やかなところだと思う場所
秋色に染まる森
2016年11月03日 10:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
11/3 10:38
秋色に染まる森
かつての木材輸送用索道(ロープウェイ)の名残かな。
しかし上部にも杉林が無いので少々不可解。
北側斜面は杉の植林地なのでそれを運ぶために架設したのかな??
2016年11月03日 10:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:39
かつての木材輸送用索道(ロープウェイ)の名残かな。
しかし上部にも杉林が無いので少々不可解。
北側斜面は杉の植林地なのでそれを運ぶために架設したのかな??
カエデの紅葉
2016年11月03日 10:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 10:41
カエデの紅葉
上部は紅葉が鮮やか
あとは晴天であってくれれば…
2016年11月03日 10:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 10:45
上部は紅葉が鮮やか
あとは晴天であってくれれば…
階段が朽ちてボルトがむき出しの箇所多数。
2016年11月03日 10:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 10:55
階段が朽ちてボルトがむき出しの箇所多数。
シロモジの黄色
カエデの赤
2016年11月03日 11:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:00
シロモジの黄色
カエデの赤
稜線に出ると気持ちいい紅葉の道が続く
2016年11月03日 11:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:02
稜線に出ると気持ちいい紅葉の道が続く
クマが爪を研いだあとだろうか
2016年11月03日 11:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:03
クマが爪を研いだあとだろうか
シロモジのステンドグラス
2016年11月03日 11:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
11/3 11:04
シロモジのステンドグラス
カエデの紅葉に太陽を透かして見れば・・・
2016年11月03日 11:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:07
カエデの紅葉に太陽を透かして見れば・・・
稜線のブナはみごとな黄葉になっていた
2016年11月03日 11:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 11:08
稜線のブナはみごとな黄葉になっていた
カエデは赤く染まる
2016年11月03日 11:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:09
カエデは赤く染まる
ドウダンツツジも真っ赤
2016年11月03日 11:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:18
ドウダンツツジも真っ赤
岳見岩からの眺め
眼下の森は秋色に染まる
2016年11月03日 11:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
11/3 11:27
岳見岩からの眺め
眼下の森は秋色に染まる
岳美岩からのパノラマ
眺めはすこぶるいい
2016年11月03日 11:28撮影 by  iPad Air 2, Apple
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11/3 11:28
岳美岩からのパノラマ
眺めはすこぶるいい
山頂より南方向
2016年11月03日 11:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 11:37
山頂より南方向
南西方向
ススキ越しに見えるのは高賀三山かな?
2016年11月03日 11:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 11:37
南西方向
ススキ越しに見えるのは高賀三山かな?
雲が多くて北アルプスは見えず
2016年11月03日 11:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 11:39
雲が多くて北アルプスは見えず
シロモジのトンネルを行く
2016年11月03日 11:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:50
シロモジのトンネルを行く
秋色に染まる簗谷山
岳美岩も見えている
2016年11月03日 11:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 11:57
秋色に染まる簗谷山
岳美岩も見えている
2016年11月03日 12:08撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:08
ブナ紅葉のステンドグラス
2016年11月03日 12:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:11
ブナ紅葉のステンドグラス
自然林の紅葉で満足度大
2016年11月03日 12:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:23
自然林の紅葉で満足度大
2016年11月03日 12:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:28
もう少し色づいてきそう
2016年11月03日 12:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:36
もう少し色づいてきそう
真っ赤に紅葉する木
2016年11月03日 12:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 12:45
真っ赤に紅葉する木
登山口付近の渓流
2016年11月03日 12:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/3 12:55
登山口付近の渓流
簗谷山林道入り口の清流
周りの木々がこうすると素晴らしい美しさになりそう
2016年11月03日 13:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/3 13:09
簗谷山林道入り口の清流
周りの木々がこうすると素晴らしい美しさになりそう

感想

秋雨が長引き、すっきりとした秋晴れにならない今秋も気付けばもう11月。
例年ならブナ帯の紅葉も終わっている時期ですが、今年は紅葉がだいぶ遅れている印象です。
山歩きをしていると、異常気象の影響、人間が地球をいかに破壊してしまったのかを実感させられて悲しくなりますね。

今年はどの山も紅葉の色づきがイマイチな様子。
ですがなんとか色づく山を歩いてみたいと思い、下呂の山奥にある簗谷山に出かけてきました。

この山は何といっても森がきれい。
登山口から山頂まで杉の植林地が全くない総天然林。
春は珍しい花々とブナ新緑、秋にはブナ・カエデ・シロモジの紅葉。
しかも標高差が500mほどで、目立った危険個所もないので健脚でない方にも広くお勧めできる山なのです。

登山口からいきなり豊かな自然林がお出迎え。
しかし今週の異常気象の影響はここでも顕著で、登山口付近の森はまだ青葉。
もう晩秋なんですがね…。
それでも序盤から豊かな森の中を行くとても気持ちのいい道が続くので楽しい山歩きができるのがここのいいところ。
標高が上がると次第に森が色づいてくるのも楽しいところ。

いったん下って小鹿の涙滝を過ぎる頃から、木々も色付いてきていよいよ紅葉トレッキング本番。
ただし、落ち葉が多くて足元の浮石を隠していたり、朽ちた階段から突き出たボルトがむき出しの箇所も多数あるので慎重な足さばきが必要にもなってきます。
天気も青空と曇り空が交互に入れ替わる安定しない状態。
すっきりと晴れた日なら青空をバックにした紅葉が見事なコントラストを見せるので今日はちょっと残念。

稜線到達まではブナの森ですが、またきれいな黄葉に紅葉する木は少なく、まだまだこれから色づいてくるのか、それとも色づく前に散ってしまうのか。
周りに笹が目立つようになると稜線到達は間近。
稜線ではシロモジが黄色く紅葉して鮮やかでした。

山頂到達前にちょっと寄り道して岳見岩へ。
森の中から突き出た巨岩からは眼下の天然林や晴れていれば北アルプス・御嶽山・中央アルプスが一望でき、最高の展望台です。
今日は空は曇りがちで、数日前に初冠雪したアルプスは見えなかったで残念。
しかし、眼下の森は鮮やかさが今一つなものの錦の紅葉を見せてくれて美しかったです。

そこから少し登り返すと山頂はすぐそこ。
郡上市側は杉の植林地になっているので展望は今一つでした。

帰りはブナコースで戻り、こちらの紅葉も楽しみたかったのですが…
岳美岩でザックを下してみると、途中で落とし物をしたことに気付いたのでした。
山にゴミを残して帰るのはいけないので、登って来た南尾根コースを引き返しました。
落とし物探しをしながらなので、紅葉を楽しんでばかりとはいきませんが、それでも上部の美しく色づいた森に何度も足を止めて見とれてしまいました。

結局落し物は見つけられず…。
パンフレット等が入った小さめのブリーフケースなのですが、ザックのポケットに差し込んでおいたのが痛恨のミスでした。
絶対に落ちないもの以外はザックの中にしまわないと…。
山にゴミ(ではないけれど…忘れ物?)を残してきてしまって大変申し訳ありません。
どなたか拾われた方は、中の物に書いてある住所まで送って下さったらお礼したく思いますのでよろしくお願い致します。

反省点も残りましたが、秋色に染まる豊かな森歩きを楽しめた楽しい山歩きでした。

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