東洞岳は、和良町東洞集落の北東に位置する三等三角点峰（点名：鹿倉）である。
同尾根上の1080ｍピークやイノ洞より標高は劣るものの、地形図上に山名記載されているうえ、「続・ぎふ百山」にも選定されている。
正式な登山道は無いが、前述の理由からか登山者もそこそこ訪れているようである。
また、尾根上には作業道らしき踏み跡が所々で見られ、地籍調査や林業関係者の入山もそれなりにある様子である。笹も精々脛位の高さで、藪も大した事は無い。
ちなみに「続・ぎふ百山」の文中では、「鹿倉の名前のとおり、鹿が多い場所であったが最近では少なくなった」、と綴られている。
しかし、現在では狩猟が行われないのか、また鹿が横行しており、それと比例してダニの生息も多い山域である。
山頂付近は自然林が多く、気持ちの良い場所である。