シャウヅ山、黒沢山 (奈良代林道〜矢筈尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,933m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:17
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
行き 水窪ダム(タクシー40分/6510円)奈良代林道ゲート 帰り 水窪ダムへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に笹薮が多く踏み跡不明瞭で迷いやすいですが、危険な場所は無いと感じました。 「シャウヅ山まで」 落ち葉で踏み跡が隠れてますが、見晴らしよく歩きやすいです。 「シャウヅ〜1801m付近」 尾根の北側を巻くように踏み跡が途切れ途切れ続きます。部分的に藪や道を失う所もあります。 「1801m〜1867m手前」 見晴らしの良い笹地帯。除草剤が撒かれていてわかりやすくなっています。 「1867m〜稜線合流」 1867m付近から平坦地を200mほど進む区間が激笹藪で最悪。背丈を越える笹薮に加え、その足元に次々と倒木が横たわり心が折れる。 その後1900m付近までは笹は腰くらいまで。1900mから先は笹は膝くらいまでとなり歩きやすくなるが、稜線合流付近で再び笹が胸くらいまでになる。 稜線合流付近は踏み跡ハッキリせず迷いやすそう。 「稜線合流〜黒沢山」 2000m〜2050mの間、尾根が広く何処が歩きやすいかわからないが、とにかく腰高の笹を掻き分け掴んで登る。2050m以降、傾斜がゆるくなると踏み跡も現れ歩きやすくなる。黒沢山山頂付近は笹は膝下程度。 「稜線合流(シャウヅ分岐)〜矢筈尾根分岐」 シャウヅ分岐付近が不明瞭だが腰高の笹を分けて1901mへ下る。 以降、笹が増えたり減ったり、踏み跡も現れたり見失ったりを繰り返す。 1995mからの下り、1814mからの下りで部分的に肩までの笹薮で踏み跡不明なところがあったが、前日のシャウヅ先の1867m付近に比べると歩きやすく感じました。 1762m平坦地付近一帯は胸までの高さの笹の海。 「矢筈尾根」 最初は広い尾根を下る。倒木が多数横たわる。 2年前よりも赤布が増えている(様な気がする)。 1100m付近からの下りが迷う。若干北寄りに道が有るのだが今回もそれに気付かず途中まで急な斜面を強引に下ってしまった。 |
その他周辺情報 | 水窪ダムは携帯は通じないけど公衆電話が有り助かります。 |
写真
感想
某日、「11月の連休は子供連れて里帰りするから息抜きに山でも行ってきたら?」と家族から「神の声」。
11月といえば深南部に最適な季節。よし、黒沢山へ行こう。ということで黒沢山に出発します。
しかし、まともな山行は半年振り。体も直近の仕事と風邪で疲れ気味。
本当は奈良代橋から周回したいところですが、体力温存のためタクシーで奈良代林道を登って出発することにします。
さて、タクシーで稜線近くまで上がってしまったので、歩き出してすぐに黒法師岳方面の好展望。笹原と木々の深南部らしい風景に出会います。
しかしシャウヅ山を越え、1867m付近から先は噂通りの激笹薮。
背丈を越える笹藪にもぐり、足元には次々現れる倒木の連続。
こんな場所、延々と続いたら自分には無理・・・通過できるのだろうか??と気が遠くなってきます。
しかし、最悪の場所は平坦距離にして100〜200m程度。その後は笹薮は続くものの踏み跡らしきものもあり歩きやすくなってきてホッとします。
主稜線合流付近も笹深く苦戦しますが、なんとか進み、無事に黒沢山に到着します。
初日は黒沢山にテントを張ります。
出発前、寝不足が続いていたので夕方6時から翌朝6時までグッスリ眠りました。
翌日は黒沢山から矢筈尾根分岐へ進みます。
笹原と立ち枯れの木々。深南部らしい風景と、大無間山など深南部の山々が綺麗に見えます。笹深い場所もありましたが、前日の笹薮が酷すぎたので、気分的に楽に進めました。
下りは2年前にも歩いた矢筈尾根。2回目なので気分的に楽です。
が、またも1100m付近で道とは違う急斜面を下ってしまいました。しばらくして北側に修正し道に合流できましたが、2度も同じ間違いをしてしまい反省です。
その後、林道に降り、更に2時間歩いて駐車場所の水窪ダムに辿り着き、無事に山行を終えました。
数年前は未知の世界であった南アルプス深南部ですが、徐々に足跡の赤い線が延びてきました。山犬ノ段〜バラ谷ノ頭〜黒法師岳〜丸盆岳〜(鎌薙は迂回)〜不動岳〜六呂場山〜黒沢山・・・・・・。さて、次は中ノ尾根山か?。噂では更に激しい笹薮を越えなければならないらしい。
無理せずにじっくりと延ばしていこう。
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