熊野古道紀伊路(JR紀伊宮原-JR湯浅)
- GPS
- 04:47
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 255m
- 下り
- 241m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
写真
感想
今回はJR紀伊宮原からJR湯浅までと少し短い区間を歩きました。
当日は前日までの寒さもなく、汗ばむ程の陽気のなか朝10時に紀伊宮原駅から出発しました。
宮原の渡し場跡に寄り、橋を渡るとまずはデイリーストアへ。
この日の行程が短いので、少し遅めの昼食を湯浅で食べようということで、少しここでお腹を満たして歩き出します。
まずは糸我稲荷神社へ。
境内には天然記念物の大楠があり、触れることで長寿になるとか。
隣には熊野古道歴史民俗資料館もあります。
ここから少し行くと糸我王子跡があります。
王子跡はたわわに実ったミカン畑に囲まれていて、収穫真っ最中でした。
ここを過ぎると今回の難所といえる糸我峠越え。
山の斜面に作られたミカン畑の中を歩きますが、途中から舗装路だった道が竹林に囲まれたつづら折れの地道となります。
その峠に着くと茶屋跡だったといわれる場所にでっかい絵がありました。
少し道をそれた所に日本最古のお稲荷さんがあるというので少し寄り道。
立派な社が建っていました。
峠に戻ると、今度は下って行きます。
その途中の竹林の中に夜泣松の碑が建っている。
かつてはこの辺り一帯が松林だったらしいが、その面影はない。
また、この道は道六路ともいうらしく天明・天保の大飢饉の時、多くの行倒人や餓死者がこの道を埋め尽くしたらしい。
必死で登りつめた後の下りで良い感じの道でしたが、そう考えると恐ろしい道です。
下りきって集落に入ると逆川王子跡があり、そのすぐ南を川が流れています。
この付近の川は海に向かって西流するが、この川は逆に東流していたので逆川に、またこの川に架かる橋(といわれなければ見過ごしてしまうような)の傍に逆川巡礼橋の碑が建っていて、禊ぎやお祓いに使われていた場所らしい。
ここから車道と合流し方津戸峠を登ります。
登り切るとすぐに車道と分かれるのですが、細い道にトゲのある植物が生えているので気をつけないと怪我をしそうになります。
またすぐに車道と合流し、ここからは延々車道を歩くことに。
この後、熊野詣に平安/鎌倉時代まで使われていた道と、それ以降に使われた道があり、現在では前者が御幸道・後者が熊野街道といって区別しているらしい。
古道マップでは後者の道を行っていましたので、それに従い湯浅警察署を過ぎて右折し郡民体育館前へ。
この体育館の敷地内に一理松塚があります。
そこを過ぎ川沿いを進んで北栄橋を渡り、そのまま南進するのですが、午後1時を過ぎ参加者のお腹も減ってきた頃で、昼を何処で食べるかといった相談をしながら歩き、ある店の名前に惹かれ少しの間ルートをロスト。
すぐに復帰し南進しますが、その途中道町の立石の碑の向かいの雰囲気のいい御茶屋で、再度昼の場所を決める相談をします。
その御茶屋の店の傍らに押印帳のスタンプ台があるのですが、危うく見逃す所でした。
その後探した店でしらす丼を頂き、その後は駅も近いし時間も早いということで、しばらく散策した後に湯浅駅前(写真撮り忘れた〜)に到着、解散となりました。
GPSログ解析
開始日時 2016/11/12 09:52:33 終了日時 2016/11/12 14:40:02
水平距離 11.32km 沿面距離 11.79km
経過時間 4時間47分29秒 移動時間 3時間33分36秒
全体平均速度 2.46km/h 移動平均速度 3.31km/h
最高速度 13.26km/h 昇降量合計 616m
総上昇量 298m 総下降量 318m
最高高度 190m 最低高度 -15m
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