谷太郎川水系 白滝沢

2016年11月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.8km
• 登り: 505m
• 下り: 491m

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・登山届は神奈川県警webで提出。
・トイレは山神隧道入口と不動尻手前にある

コース状況／危険箇所等

■白滝沢
　　谷太郎川の上流部で秀逸な滝が続く知られざる美渓。
　　遡行グレード：2級下

写真

11/20 9:17

二ノ足林道ゲート

11/20 9:22

昨日と打って変わって絶好の沢日和です

11/20 9:30

おはようございます 紅葉がきれいー on

11/20 9:36

不動尻の古い小橋から白滝沢 on

11/20 9:46

不動尻にて遡行準備

11/20 9:46

11/20 9:59

白滝沢左岸径路を進みます

11/20 10:00

ミツマタ豊富
次の蕾を付けていました

11/20 10:02

径路も堰堤で終わります

11/20 10:03

入渓

11/20 10:04

465m三俣の右沢には不動滝登場

11/20 10:10

落差は7mと小粒ですがなかなかきれいです

11/20 10:10

11/20 10:10

11/20 10:10

右から小さく巻き上がります

11/20 10:11

皆さん続く

11/20 10:09

朝日に輝く on

11/20 10:14

落ち口のすぐ上で沢に下りれば幅広1.5×2m小滝

11/20 10:25

11/20 10:34

お・・・

11/20 10:36

おおお・・・

11/20 10:37

515m二俣の右俣には2条20×50m大ナメ滝

11/20 11:21

左の流芯から登り上段は右を登りました
上段落ち口までロープスケールは55mでした

11/20 11:43

確保のシステム on

11/20 12:33

さらに上流には連瀑帯になっています

11/20 12:36

4m滝を前衛にした2条12m滝

11/20 12:37

左からも滝になって合わさってきますがこれは湧き水です

11/20 12:42

大きな滝。こんな滝があるなんて…！ on

11/20 12:43

左の湧き水滝も2段15m以上ありそう

11/20 12:43

こちらは本流の2条12m滝
右岸側にトラロープが設置されています

11/20 12:43

2条12m高巻き中から下のメンバーを俯瞰

11/20 12:45

一人ずつ登ってきます

11/20 12:45

残置のトラロープあります on

11/20 12:48

11/20 12:51

上流にはついに白滝の勇姿が

11/20 12:50

これが白滝かあ on

11/20 12:53

白滝　2段2条25mの美瀑です

11/20 12:53

いつ見ても惚れ惚れする

11/20 12:59

白滝基部にも湧き水が滝になって合わさっています

11/20 13:01

湧き水の滝を対岸に横断

11/20 13:01

白滝の高巻き中

11/20 13:04

同じく

11/20 13:00

こんな感じにトラバース on

11/20 13:01

11/20 13:04

11/20 13:08

11/20 13:06

なかなか急斜面　on

11/20 13:15

白滝の上には2段5×20mナメ滝

11/20 13:17

620m変形三俣手前の左にはこの沢の水源と言ってもよい湧き水帯

11/20 13:25

620m変形三俣の左沢が本流で狭いルンゼ状2段8m滝

この雰囲気は越えてみたくなるでしょ on

11/20 13:27

11/20 13:27

11/20 13:31

出だしは左壁にハイステップで乗り上がり中央を直登します

11/20 13:33

11/20 13:38

苔クラック状3×6m棚
カチフレークをうまく使い登ります

11/20 13:41

11/20 13:41

11/20 13:43

するといつもの核心苔スラブ状2段幅広8m棚
左から取り付き落ち口に向かうバンドを処理できないか試しましたが、フレークはホールド、スタンスとも剥がれる箇所が多くプロテクションも取れなかったので下りました。
仮にリードが突破できてもトラバースラインなのでフォロワーのリスクが相当高くなってしまいます。

11/20 14:03

仕方なく一旦クライムダウンし

11/20 14:03

左岸側のガレた尾根を登ります

11/20 14:13

浮岩も多かったので出だし30mは念のためFIXロープ登攀

11/20 14:16

11/20 14:55

北→西北西→北北西と尾根をどんどん登ります

11/20 14:57

不動尻へ向かう登山道に出ました

11/20 14:52

注意書き on

11/20 15:15

快適に下降します

11/20 15:37

不動尻に無事戻ってきました

11/20 15:59

きれいだねー　on

11/20 16:05

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス

FinePix XP80 富士フイルム

感想

kamog

本来土曜予定であったがご存知のとおり終日雨だったので
翌日日曜に変更。
打って変わって快晴で山腹の紅葉も青空によく映える絶好の沢日和です。

今日はT大学WV部の皆さんにonさん加え
いつまでも無名でいてほしい美渓「白滝沢」へ行って参りました。

沢での基本技術指導を紹介したり実践してもらったりでしたが
皆さんご理解いただいたかな。

・沢および周辺尾根の地形図作成モデルとメンバー全員が同じ物を持つ重要性
・情報共有の重要性
・滝を確認したらまずは高巻きルートのオブザベーション、次に直登の可否
・下から見るよりも現実の方が悪いことが多い
・FIXロープ登攀を行うならエイトノットで固定するのではなく
　ロープ一杯まで引き上げてムンターミュールノット固定する
・フォロワーをビレイする際はオートロックビレイデバイス使用または
　ムンターヒッチ（HMS型カラビナ使用）使用のアンカードビレイにする
　状況に応じ使い分ける
・オートロックを解除させる方法（フリクションヒッチでバックアップ）
・終了点の作り方と注意点
　木はガースヒッチ、ラウンドターンで作成
　スリングの内角度には充分注意
・懸垂下降（ラペリング）一番手のバックアップ（マッシャーが一般的）の
　作り方と、2番手以降のバックアップの取り方
・下降尾根の選択は沢の流れ落ちる方角を見ること
　（地形図のカスタマイズ前提）

ONTHEROAD

不動尻にこんな素晴らしい沢があるなんて。

表や西の沢の方が人の視線を集めているけれど、
この沢にはとてもいい意味で裏切られました。

しょっぱなから割と大きな滝が出てきます。
特に白滝の前衛からの一帯は壮観。

残置のトラロープが随所にあるから、人が入っている気配は意外にありますが…

あまり日が当らないのが惜しい！！

コメント

yoshi629

レコ
kamogさん、こんばんは

kamogさんのレコを拝見して、その美しさに惹かれて白滝沢に行って来ました。
短いけれども本当に良い沢でした

あまりに素晴らしい沢だったので「丹沢好き or ホームグランドなら押さえておくべき沢」と紹介してしまいましたが、「いつまでも無名でいて欲しい」とのこと。あまり大々的に紹介しない方が良かったでしょうか・・・

kamog

Re: レコ
いえいえ、いつかは表舞台に出てしまうでしょう。
一部の丹沢マニア内では有名な沢ですから