今年最初の山は「獅子岩＆子持山」（関東100名山）

2017年01月02日(月) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 8.1km
• 登り: 891m
• 下り: 890m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:14
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:07

5:36 林道通行止め地点
5:45 5:45 5号橋駐車場
6:44 7:17 しし岩
7:39 7:40 柳木ヶ峰
7:51 8:03 子持山
8:14 8:15 柳木ヶ峰
8:35 8:35 牛十二
8:49 8:55 浅間山
9:34 9:34 5号橋駐車場
9:43 林道通行止め地点

6号橋登山口5:45⇒獅子岩6:44-7:17⇒子持山7:51
［標準CT　2:50（55％）］※獅子岩の待ち時間除く

子持山8:03⇒浅間山8:49-8:55⇒5号橋登山口9:34
［標準CT　3:05（49％）］

※標準CTは、他の山に比べ10％程度ゆったりな印象あり。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口までの林道が災害のため3号橋手前で通行止めになっている。
通行止め地点は、他林道との分岐で数台止められるスペースがあるので、邪魔にならないように路肩に駐車。
※通行止め地点から各登山口まで700〜1000m程度の車道歩きが必要。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：1〜3（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：3（良5・4・3・2・1悪）
　※獅子岩からの眺望は：4

【すれ違った登山者の数：0人】


◆積雪について
　全区間の5％程度は積雪があった。北側の斜面に0〜2センチ程度なので、普通の登山道を歩く分には、特に支障はない。ただし、獅子岩までの岩場や最上部の鎖場は、積雪がある場合は注意が必要かと思う。

◆危険箇所について
　登山道は全体的に歩き易いが、獅子岩と子持山直下に岩場があるので、注意して歩きたい。獅子岩の梯子までの急登な岩場は、足場があるので、凍結しなければ問題ない感じ。また、獅子岩直下には、直高7〜8mほどの吊り下げ式の梯子と直高3mほどの鎖場がある。特に鎖場は、岩に掘られた足場を利用して慎重に登った方が良い。梯子及び鎖場の基部が平坦になっているので、高度感は余りないが、高い所が苦手な方は、獅子岩をパスしても良いかと思う。

◆眺望について
　登山道全体は樹林帯の中を歩くので、眺望は余り良くない。しかし、獅子岩トップは結構な高度感があるが、10人程度は座れるスペースがあり、赤城山のある東側を中心に視界300度ほど絶景を見渡せる展望台となっている。また、子持山も西側に180度、浅間山は南西側に90度程度開けている。

写真

1/2 5:37

3号橋の手前で林道が災害のため通行止めに。
本日は、獅子岩からのご来光を期待して、日の出前の出発。

1/2 5:50

通行止め地点から林道を0.8km歩き、6号橋の登山口から登山道へ。

1/2 6:04

6号橋から0.6kmで稜線へ。

1/2 6:15

稜線を登る。
ようやく周囲が薄明るくなってきた。

1/2 6:22

電波塔の直下で前橋・高崎市街が一望。
夜明け前の夜景が美しい。

1/2 6:24

頭上は星空が広がっているのに、東側は雲が多い。
正面の雲の隙間から日が昇れば良いのだが。。

1/2 6:23

電波塔を通過。

1/2 6:25

正面の獅子岩を目指す。

1/2 6:35

途中の屏風岩の標識を、獅子岩と勘違い。
踏み跡が不明瞭なので、ここで引き返す。

1/2 6:40

本線に戻り、獅子岩の直登コースへ。

1/2 6:41

直登コースは、急登だが、足場はあるので特に支障なし。

1/2 6:44

直登コースを登り切り、分岐を左折。

1/2 6:46

獅子岩の基部に到着。

1/2 6:48

獅子岩基部から直高7〜8mほどの梯子を登る。

1/2 6:48

梯子は吊り下げ式なので少し揺れが、難易度は高くない。

1/2 6:49

梯子の次は、鎖場。
直高は3m程度。

1/2 6:49

岩に足場が掘られているので、それを利用すると楽。

1/2 7:13

獅子岩の頂上に到着。

1/2 18:03

日出時刻まで獅子岩で待機するも、雲が多く、残念ながらご来光は見れず。

1/2 7:11

獅子岩から東側の眺望。
正面は赤城山。

1/2 18:04

獅子岩から北東側の眺望。
左の武尊山、右の日光白根山等が見渡せる。

1/2 7:14

獅子岩から南側の眺望。
正面奥は榛名山。

1/2 7:14

獅子岩から南東側の眺望。
前橋市街、高崎市街が眼下に広がる。

1/2 7:15

では、子持山の山頂へ。

1/2 7:25

獅子岩を一旦下り、登山道の本線へ。
北側斜面が雪が残っている部分があるので慎重に。

1/2 7:28

登山道本線に戻り、子持山へ。

1/2 7:29

獅子岩を振り返る。
確かに獅子に見える外観。

1/2 7:41

柳木ヶ峰の分岐。

1/2 7:48

子持山の山頂が近づいてきた。

1/2 7:50

子持山山頂付近は、岩場が多く、ロープも設置されている。
危険性は少なく、難易度は高くないので、特に支障なし。

1/2 7:53

子持山の山頂に到着。

1/2 7:54

子持山の山頂。

1/2 7:55

子持山は一等三角点。

1/2 7:56

子持山の山頂から谷川連峰が見える。

1/2 7:58

子持山の山頂の南西側には浅間山。

1/2 7:58

子持山の山頂の西側は、四阿山or草津白根山。

1/2 8:11

さて、下山。
下りは、右に続く尾根を歩き周回する。

1/2 8:11

下りながら眺める獅子岩。

1/2 8:16

柳木ヶ峰の分岐まで戻り右折し、大タルミ、浅間山方面へ。

1/2 8:21

大タルミまで、急登を下る。

1/2 8:26

柳木ヶ峰から標高差150m程度下った鞍部の大タルミ。

1/2 8:35

最低鞍部の牛十二に到着。
埴輪のような石碑。

1/2 8:41

牛十二から標高差100m弱を登り返し、正面の浅間山を目指す。

1/2 8:51

浅間山に到着。

1/2 8:52

浅間山の山頂から榛名山と右奥には、百名山の浅間山も一望。

1/2 8:55

浅間山の山頂から眺める獅子岩。
薄い茶色の部分は、岩が剥離して風化が新しい感じ。

1/2 8:57

浅間山の山頂から稜線を進む。

1/2 9:01

こんな岩もあったり。

1/2 9:05

再び獅子岩。

1/2 9:07

炭釜の分岐の到着。
この分岐から5号橋に下ります。

1/2 9:12

下山ルートは稜線に沿って歩く。

1/2 9:15

洞窟みたい。

1/2 9:17

再び獅子岩。
頭部直下の薄い茶色の部分は、風化が新しいので近年に岩が剥離したのでは？
オーバーハングしているので、地震とかあると崩落しそうで怖い。

1/2 9:29

下方はスギ林が多くなってくる。

1/2 9:34

5号橋登山口が見えてきた。

1/2 9:35

5号橋登山口の案内板。
獅子岩は、火山噴火の際に火道がそのまま固まったとある。

1/2 9:36

最後は、被災した林道を約700mほど歩く。

1/2 9:45

通行止め地点に到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

明けましておめでとうございます！

今年の登り始めはどこにしよう？
当初は、近所の二王子岳or粟ヶ岳を目論んでいましたが、本日は天候が崩れる予報。
ということで、今年も最初から県外に行くことにしました。
天気の良さそうな地域にせっかく行くなら、ご来光もみたい。
そんな欲張りな今年最初の山に決めたのは、群馬県で関東100名山になっている子持山。
ご来光は、子持山の途中にある獅子岩から見るべく、誰もいない暗闇の出発となりました。

暗闇の中、頭上には星空が広がり、ワクワクしながら獅子岩まで登りましたが、夜明けが近づくと東の空の大半に雲があり、なんとも中途半端な空模様に。
今年最初から予想が外れ、つまづいてしまった登山でした。

でも、朝早く登った結果として、電波塔から眺めた前橋市街の夜景は美しかったです。
眺望が抜群に良いのは獅子岩ぐらいですが、北側の武尊山から東の赤城山、南側の榛名山まで展望台のように見渡せるので、天気が良い日に訪れると楽しい山歩きができると思います。