十方山 奥三ツ倉にて撤退(那須登山道から)
- GPS
- 06:45
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
8:40那須小学校跡-9:13那須登山口-11:45藤十郎-12:29前三ツ倉那須別れ-12:57奥三ツ倉-13:12引き返す-13:55籐十郎ー15:20那須小学校跡
水越峠〜シシガ谷ルート3月30日
水越峠〜シシガ谷ルート
11:10二軒小屋-12:30水越峠-14:10十方山(北)-14:25十方山 14:35下山開始ー15:50シシガ谷登山口-16:35二軒小屋
天候 | 27日 晴れのち曇り、時々パラッと小雪。 30日 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3月30日はバイクにて二軒小屋へ。道の雪も無くなりバイクで内黒峠越えは出来ました。雪が最後まで残るのは、峠を越えた二軒小屋側の下りの谷あいの日陰です。現在の内黒峠の県道は、一部土砂崩れで不通箇所があり、迂回路は戸河内バイパス西口信号の明神橋を渡らずに直進し、2〜300m先にある橋を渡って指示通りに抜けると内黒峠に抜ける道に合流出来ます。(そろそろ工事終了時期だったような…?) |
コース状況/ 危険箇所等 |
3月27日 昨日の雪のため那須ギャラリー前に駐車、30分歩いて登山道入口に到着。 登山道に入って作業小屋を通り過ぎ、看板に導かれて右に曲がったものの直ぐに道を見失い、そばの尾根に取り付いて藤十郎を目指しました。この尾根には途中で道らしき箇所が多々ありましたので、恐らく2万5千分の1地図にのっている破線の道、昔の登山道ではないかと思います。藤十郎手前で今の登山道に合流したような気がしますが、キチッと登山道を辿れてはいません。 藤十郎からは広い尾根の真ん中あたりを歩いていると時々テープがあります。前三ツ倉に向かっては、だいたいの向きを定めて平坦地を歩いていくと次第に傾斜が出てきて高い方に行けば前三ツ倉に到着します。前三ツ倉では岩そばにある看板はわかりませんでしたが、那須別れ看板は確認することが出来ました。奥三ツ倉の看板も直ぐわかりました。 葉の落ちたこの時期、標高を上げるとお天気が良い時はこんなによく見えるのか…というほど先の見通しが利いて目視だけでも迷うことはありませんが、急にガスが出たりすることもあります。また下山して標高を下げていくと木々で遠望が利かなくなりますので磁石と地図の準備だけはお忘れなく。なお無雪期なら刈り込みと踏み跡がしっかりとありますので現在の登山道を普通に辿れると思います。 3月30日 水越峠〜山頂の境界尾根は尾根が広いところがあり、下るとしたら枝尾根に注意しないといけませんが、多少の間違いならば、どうにか十方山林道に下れると思います。この尾根筋は、特に危険箇所もなく、また藪や潅木も雪の下ですので安心して歩けると思います。雪のシシガ谷は斜面のそばに崩そうな所が一部あったりとか、谷の雪の下には川が隠れていたりして嵌ると深そうでヤバそうな所があったりしました。その辺りに気をつけて下さい。読図自体は多少読み間違えても大丈夫だと思います。 |
写真
感想
久々に那須から登ってみました。昨日の雪で夏山登山道は直ぐに見失い、尾根に取り付いて登っているとどうやら昔の登山道が通っていた尾根のようで、その登山道の跡が残っている箇所がありました。
雪質は沈み込み20〜30cm程度でしたが、雪が重く藤十郎を過ぎたあたりから少しヘバってちょっと弱気になってしまっていた私は、この日は用事が入っていて早めの帰宅予定だったこともあり、奥三ツ倉で撤退しました。
しかし家に帰ってみると用事の時間までかなりの余裕があったので、十分に山頂を踏めたな…とちょっと後悔してしまいました。
前三ツ倉手前で私より年配の男性1人女性3人の4人グループの方が追いついてこられ、トレースのお礼を言われました。前三ツ倉には山頂から丸子頭に向かって下られた方お1人のワカンの跡があり、これと追い抜いていかれた4人グループのトレースで十方山まで楽に行ける…と思ったのもつかの間、グループの方達は眺めの良い平地でランチタイムに入られました。その横を通り過ぎて奥三ツ倉まで行って十方山山頂を眺めながら、その往復時間と那須までの下山時間、そして帰宅時間との兼ね合いを考えた末、奥三ツ倉から引き返すことにしました。
私のペースでは奥三ツ倉〜十方山往復は普段で45分もあれば十分行って帰ってこれますが、この前雪の中を歩いた時は片道だけで50分掛かったこと、またここまで掛かった時間やそのペースを考えると往復100分ぐらい掛かるのではないかと考えて撤退しました。しかし、下りながらよくよく考え直してみると雪道をピストンで下山するならトレースもあるのでかなり速く下れること、また往復するなら適当な場所に荷物をデポしていけば楽だったし、何よりもあの雪質なら奥三ツ倉〜十方山の往復時間も70分ぐらいで十分往復出来たことなどと、大きな読み違い、勘違いしていたことに気づきました。
ここんところ撤退ばかりしているので、撤退することにまるで抵抗がなくなってしまっています。まぁ慌ててしまい何かトラブるよりはマシなんですが…。
30日には水越峠から境界尾根を登ってみました。この尾根は下るとなると少し迷いそうな尾根でしたが、登りでは危険箇所もなく安心して登れます(下りで多少迷ったとしてもたぶん危険で下れないような所もなく十方山林道のどこかに出るとは思います)。この日はツボ足で、深い所で30cm、浅い所で5cmぐらいの沈み込みで、ワカンは使用しませんでした。下りはシシガ谷を適当に下りましたが、雪の下の川に落ちないように注意が必要です。シシガ谷の最後あたりで、昔歩いたシシガ谷の登山道のことを思い出して、そこを下りましたがこちらも倒壊している箇所がありました(通れないほどではない)。
下山後、トボトボと十方山林道を歩いていて感じましたが、雪が緩んで帰りの方がよく沈みました。
コメント
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shyriderさん こんばんわ。「十方」にはまってますね おっしゃるとおり 何かトラブルがあると
大変なので撤退いいですよ
それにしても雪多いですね。来月下旬ぐらいに
「恐羅漢」を予定してるのですが・・・
ワカンもスノーシューもないので雪が消えてて欲しい
です。
なるほど、確かに私は“はまっている”んだと思います
十方山は急坂を登りつめたあとにあるあの平原が、なんだか気分を和ませてくれて、この山が好きなのかもしれません。
あちこちからこの山に登っていますが、ネットで先人の方達の記録を見ているとまだまだ歩いてみたいルートが尽きません。きっと山塊が大きいからでしょう。
それにしても雪、多いですね。でも流石に4月下旬ぐらいなら大丈夫だと思いますよ。雪が残っていても谷あいとか日当りの悪い所とか…ではないでしょうか。
登山道も残雪が残ってべチョべチョとなった所があったりして、パンツもドロドロになったりするのでスパッツは必修の季節です。忘れてドロドロにしてしまうと奥さんに怒られるかもしれません。
私などは、滑って転んで、お尻からドロドロにするんで、こっそり隠れて洗っていますけど…。
こんばんは。今年の夏ぐらいに
藤本新道〜シシガ谷を予定してます。
今度の恐羅漢もその下見をかねて
朝4:00ぐらいに光を出発して
何時頃二軒小屋に到着できるか
調べたいので
十方は大きな山で魅力的な山ですね。
あのブナ林とそのあとに来る
山頂付近のササ 名前通りの
展望、魅力的ですね。
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