谷川岳 西黒尾根第一鎖場上まで往復
- GPS
- 04:27
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 736m
- 下り
- 736m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 4:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上毛高原駅8:00発谷川岳ロープウェイ駅行き 帰り 谷川岳ロープウェイ駅14:05発上毛高原駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
指導センター先のゲートから積雪あり。 道中踏み跡あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
前日、天気予報で本州中央が高気圧に覆われる気圧配置図を見て快晴が予想されることから谷川岳行きを決めました。
予想通り好天の1日でした。
皆さん考えることは一緒なのか、上毛高原駅から谷川岳ロープウェイ駅行きのバスは満席。水上駅で満員となりました。
こうなると天神尾根コースの混雑も予想されます。
この時点で前から歩いてみたかった積雪期の西黒尾根にルートを変更。但し、山頂までは時間、技術とも十分ではありませんから最初の鎖場を登った地点を目標としました。この地点は西黒尾根を歩いて来て最初に山頂を目の前にするポイントでもあります。
ベースプラザから谷川岳指導センターに向かう道路は除雪はしてありますが、表面が薄く凍っていて滑り易くなっています。一番気を付けて歩いた箇所かもしれません。
指導センター前のゲートから先は積雪がありました。
ゲート前でアイゼン装着。さらに雪の積もった道路を歩いて西黒尾根登山道入口へ。
登山道入口からしばらくは風もほとんど感じず汗が程よく出る程度でした。
登山道入口から23分で鉄塔横を通過。無雪期より数分余計に掛かっています。
鉄塔を過ぎると冷たい風を感じ始めました。汗も冷えてきたので鉄塔から30分歩いた頃アウタージャケットを羽織りました。
6月や9月に歩いた時には木の葉の隙間からしかうかがえなかった白毛門が進行方向右側に姿を見せています。
踏み跡は登山道入口から途切れること無く続いていました。その跡を辿って歩きました。
斜面の登りはほぼ直登で、所々笹の藪と思われる所や低木の枝をかき分けて進むような所もありました。
登りに関しては踏み跡を辿って踏み抜くような所はほとんどありませんでした。急な斜面は雪が薄く岩が現れている箇所もありました。
夏道で樹林帯を抜け天神平が見える箇所に出る直前で、右にコースを取り大きな岩を乗り越えて少し登ると最初の鎖場でした。鎖は出ていました。
鎖場を登り、短いですが急な登りを慎重に登り切ると目の前に谷川岳山頂が見えました。今日の目標地点に立ちました。
時刻は11:51。登山道入口から約2時間。無雪期に歩いた過去の記録ではここまで1時間20分で来ていますから1.5倍の時間が掛かったことになります。
10分程撮影に費やして下山に掛かります。
当初はこの地点で昼食休憩と考えていたのですが、もの凄く狭い地点で断念しました。エネチャージ補給で歩き始めました。
直下の急な下りはとても立って歩けそうに無いので尻餅をついて慎重に降りました。目の前に遮るもの無く遙か下界を見通せるので足はすくむと思います。
下りも踏み跡を辿りましたが、登りと違い乗せた登山靴に雪が下方に崩れるように落ちていきました。踏み抜き程ではありませんが登山靴が雪に埋まる感じです。
急な下りは直登に付けられた踏み跡に沿って歩くので足への負担が大きかったです。
鉄塔までは踏み跡を辿り全く迷わず下りてきました。
鉄塔を通過し少し下った地点でなぜか踏み跡が不明瞭となりました。先を見ると赤リボンが見えました。そちらの方向に足を出すと膝位まで沈みました。踏み跡はありませんでした。それでも赤リボンがその先にも見えることからそのまま時には股下までのラッセルを繰り返し踏み跡に合流するまで約100mくらいラッセルをしてしまいました。地図上で登山道入口少し上の登りと下りで分離している部分です。
登山道入口には13:30に到着。そのまま、ゲートまで歩きそこでアイゼンを外しました。
ベースプラザまでの道路上の凍結はありませんでした。
西黒尾根を歩いていて気が付いたのですが、出会った登りの登山者は全員アイゼンを着けずに(つぼ足というのでしょうか)歩いていました。
積雪はかなりありますが、雪の表面は凍っていませんからアイゼンの必要は低いのは分かります。ただ、急な登りではスリップする可能性は大きいはずです。
これまで2度天神平から登っていますが、ロープウェイから下りた登山者はほぼ全員アイゼンかワカンを付けていました。より登りが厳しい西黒尾根でつぼ足で歩くのは初級者の小生にとってちょっとしたカルチャーショックでした。
西黒尾根を歩くような人達にとって樹林帯のつぼ足は常識なのでしょうかね。
コメント
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お疲れ様でした! 西黒尾根は積雪期に二回登ってますが、やはり最初の鎖場迄は壺足でしたね。そこからが醍醐味でもあり核心部だと思います。 やはり天気に大きく左右される尾根だと思いますよ。 荒れていたら到底近づきません。。。
コンディション良好ならとても景色も良く気持ち良く登り甲斐もある尾根で好きです。 また機会あれば是非チャレンジしてみて下さい。其れだけの価値はあると思いますよ^_^
コメントありがとうございます。
今回は天候も良く風も最初の鎖場までは強くなかったので気持ちよく歩けました。
特に、木々の葉が落ちているのでいつもと違う景色を楽しむことが出来ました。
今回は現地でルートを変えたので山頂は目指せませんでしたが、準備を整えて積雪期の西黒尾根にチャレンジしたいです。
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