山口県美祢市 秋吉台南周遊 龍護峰〜若竹山 3億5千年の歴史
- GPS
- 03:16
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 392m
- 下り
- 404m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:13
歩行距離9.5キロメートル、歩行時間3時間、歩行数15300歩
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場<写真01>から秋吉さくらの森<写真04>まで、妙見原(ヘラオオバコ<写真30>撮影地点)から若竹山<写真33>を経て駐車場<写真01>までは砂利やアスファルト道で雨でも問題なく歩けます。それ以外は濡れているとよく滑りそうな土で、少し植物が茂っているところもあります。石灰岩の上を歩くことはほとんどありません。 地形図に載っていない道や、文字が見えにくい道標もあるので、地形図とコンパスで方向を確認する必要があります。 若竹山<写真33>に南西からアプローチしようとしましたが、妙見原(ヘラオオバコ<写真30>撮影地点)から立ち入り禁止になっており、引き返して北西から向かいました。 |
その他周辺情報 | 秋吉台の地下には、国の特別天然記念物に指定されている秋芳洞(あきよしどう)をはじめ、450を超える鍾乳洞があります。周辺には、秋吉台科学博物館、秋吉台エコ・ミュージアム、秋吉台国際芸術村など、学びや文化に触れる施設がいくつかあります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
手袋(防水加工)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
秋吉台は日本最大級のカルスト台地です。見渡す限りの草原に、羊の群れを思わせるような無数の石灰岩が見られます。大きさも形もさまざまなこれらの石灰岩は、3億5千万年もの年月をかけて自然が造り出したアートのようです。また、カルスト台地の地下には、国の特別天然記念物に指定されている秋芳洞(あきよしどう)をはじめ450を超える鍾乳洞があります。これらは雨水により石灰岩台地が侵食を受けて造られたものです。上も下も楽しめる一粒で二度おいしい所です。今回は天候に恵まれたので、上の秋吉台を南部と北部に分けて散策することにしました。午前中は家族旅行村を起点とし、龍護峰、御鉢山、西の西山、若竹山を周りました。
今回は原則、地形図の道に沿って山行をしました。西の西山だけは道が描かれていませんでしたが、道標があったので、迷うことなく行き着くことができました。ただし、頂上標識と三角点が少し離れており、三角点は頂上よりさらに北西に進んだ所にあったようです。また、西の西山頂上から南西方向に龍護峰(御鉢山)に直接つながりそうな道がありました。
若竹山は自動車でアプローチできる「秋吉台カルスト展望台」から近いこともあり、観光客がたくさん来ていました。自分たちは西の西山からアプローチしたために、妙見原で途中立ち入り禁止となり、迂回ルートを進みました。
このように地形図上にない道や立ち入り禁止区域もあるので、あらかじめルートを設定せず、行き当たりばったりに歩くとプチハプニングが楽しめそうです。ルート上には様々な形状をした石灰岩やドリーネ(すり鉢状の窪地)が至る所で見られ、山行中、常に刺激があります。
まだ草の丈が低いので石灰岩があらわになっており、陽の光を浴びて白く美しく見えます。足元に咲く花々、さえずる野鳥も彩を添えてくれました。もしかしたら、1年でもっともいい時季に当たったのかもしれません。
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