Half Dome (Yosemite) 登頂
- GPS
- --:--
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 3,537m
- 下り
- 3,547m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 12:00
- 合計
- 12:00
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Half Domeのケーブルエリアは入証(Permit)が必要。 |
その他周辺情報 | Camp Curryのキャビンにて前泊 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
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感想
結構前のトリップですが、形に残しておきたく、
今更ながら個人山行記録としてUPさせて頂きました
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9/27-28
念願だったHalf Dome登頂へ。
用意周到に、入域証の抽選倍率の低い平日を狙った。
業務出張で計画が狂ったが、何とか今シーズン閉山間近の9/28(月)にpermitをゲット!
前日9/27に現地入り。日が出ているうちに事前にHappy Islesのトレイルヘッドを下見。明朝は日の出前に出るからね。
Curry Village泊は想定どおり。但し、出張のせいで、押さえていたコテージをリリースせざるを得ず、テント泊に。これで1泊$140。。。野戦病院モチーフ、というか野戦病院そのものじゃねーか。。。
夕食を軽くつまんで、速攻で寝た。一人でやることないし、明日は早い。おまけにトレイルヘッドまで結構な距離を歩かねばならんし。
翌朝、4時に起きて身支度済まし、いざ出陣。街灯も無くあたりは真っ暗闇。一応、ところどころにハイカーが歩いているようだ。こっちもヘッデン装着して続く。アミノ酸補給もね。
5時前ごろにHappy Islesを出発。すぐに単独行動になる。皆、健脚持ち。置いてかれる。まー、ゆっくり行きますわ。
Mist Trailの階段地獄には参った。。。おまけに日の出前で一切楽しむべき景色もなし。Vernal Fallも見過ごした。迷いながらもなんとかNevada Fallに到着。ようやく明るくなってきた。まだ往路も半分だ。
Little Yosemite Valleyを経て、森の中のHalf Dome Trailをゆく。肩、腰に荷物の重さが堪える。休憩しまくり。一方、アメリカーンは皆軽装。水と食料しかもってなさそう。ロストしてビパークするときになったらどーするのだろうか。雨が降ったら?低体温症になるんじゃ?? もっとも、多くのハイカーが行き来するこのトレイルでは、サバイバルキットもファーストエイドキットもいらんような気がする。ソロゆえにテント以外全部背負っているこっちより、軽装で機動力のある彼らの方が賢いのかも。。。これ以上考えるのはよそう。。。
南側から回り込みながら、だんだんHalf Domeが近づいてきた。でも未だに頂ははるか遠い。本当にあと1-2時間で登頂できるのか???
ベース部分に取り付くも、その二段構えの岩山に唖然とした。途中までは階段を、残りは道なき岩肌を登っていく。曇りで肌寒いくらいの天候に助けられた。炎天下でこの逃げ場の無い岩場を登っていく体力はすでに残ってなかった。
そうしてようやく、うわさのケーブルエリアに辿り着く。写真どおりだが、やはり実物は凄い。事前に写真を見ていなかったら即あきらめるレベル。見て知っていても、実際に目の当たりにするとあまりの傾斜に驚く。絶壁(厳密には垂直じゃないが体感的にはそれくらいに思える。誇張じゃないっすよ。)に張り付く人たちがまるで豆粒みたいだ。
風がビュービュー吹いていて寒かったが、少し休んで体力の回復を図る。ひざの痛みはない(Zamstのサポーターが効いている!)が、ふくらはぎがつりそうだ。グローブを装着する。なかなか踏ん切りがつかない。
おじさん/おばさんパーティーが登りに掛かるのを目にし、こっちも意を決して壁に挑む。
傾斜はすぐに急になり、ケーブルの支柱に合わせて横に渡している木片が唯一体を休められる足場になった。登るときは、足が滑らないように注意しながら、ほぼ腕力だけで体を引っ張り上げた。ほとんど綱引き。だんだん力が入らなくなり、手が滑りそうになる。とにかく機械作業のように、何も考えずに一つ一つ段差を越えていく。
ようやく登頂するも、歓喜の前に疲労が襲う。腕周りはパンパンだ。
Half Domeの上は想像以上に広い。誰かが言ってたが、サッカーとか余裕で出来そう。平らと思いきや丘のようなものがあり、見渡す限りなだらかな岩場が続き、少し不思議な雰囲気だった。
持参したストーブで焼きそばを作った。うまい。汁が出ないので後始末も簡単。濃い味が食欲をそそり、これは今後の定番にしようと思った。
だいたい1時間くらいで降りることに。家に帰るまでが遠足。復路もまた車で4-5時間かかるとしたらのんびりしてはいられない。下りは思ったよりスムーズにいけた。重力に身を任せればよかったので、後ろ向きに滑っていくだけ。ただ、足が一気にツルっといかないようにだけ神経を尖らせた。それやったら、もう死へ一直線。何とかケーブルをつたって降りれた。とりあえず目的は果たした。
石段を降りてく際に頬に雨粒を感じた。やばい、まさかの雷雨?と思ったが、森林のトレイルにさしかかる頃にはやんだみたい。
その後John Muir Trailのエンドレスなスイッチバックをひたすら降りる。ひざはまだ大丈夫。本当にこのZamstのランナーズニー用のサポーターはやばい。途中ひざ痛みで難儀してたシンガポーリアンっぽい女の子にも薦めといた。これ神アイテム、マジです。
もうしばらく山はいいわ、と疲労を全身ににじませながらCurry Villageへ戻る。馬に乗せてほしかった(笑)。
顔洗って、着替えて、ショップでアイス。甘さがたまらない。
そこからは自宅まで4時間のドライブ。
もう一回機会があったら行くかどうか。。。今の段階では即答できないな。
トレイルヘッドからでも日帰りはキツキツだったので。途中でテント泊だったらアリかも。
とりあえずは、自分におつかれさん!
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