紀州街道（堺東〜岸和田）

2017年05月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 23.1km
• 登り: 15m
• 下り: 5m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 1:48
• 合計: 8:00

9:15 南海高野線堺東駅
9:30 9:30 大道筋
9:35 9:35 与謝野晶子生家跡
9:40 9:45 利晶の杜
10:00 10:05 船待神社
10:32 10:32 横寝地蔵
10:35 10:37 石津太神社
10:44 10:44 北畠顕家奮戦地碑
11:12 11:13 浜寺公園入口
11:36 11:36 日露友好の像
11:53 11:55 高石神社
11:59 11:59 高師浜駅
12:28 12:28 田中家住宅
12:35 12:35 助松村境石造物群
12:54 13:21 泉大津の丸亀製麺
13:30 13:33 ロシア兵墓地
13:43 13:43 浜街道
14:14 14:14 大津川
14:23 14:25 忠岡神社
14:51 14:52 弥栄神社
15:24 15:24 レンガ塀
15:34 15:34 旧和泉銀行本店
15:38 15:38 ふぐの『喜太八』
15:43 15:43 きしわだ自然資料館
15:50 16:20 まちづくりの館
16:26 16:35 岸和田城天守閣
16:48 16:48 洋裁コシノ（コシノギャラリー）
16:51 17:12 岸和田駅前（セブンイレブン）
17:15 南海本線岸和田駅

アクセス

利用交通機関：

電車

往：南海高野線　堺東駅
復：南海本線　岸和田駅

コース状況／危険箇所等

道自体はほぼ迷うような所もなく、旧街道にしては珍しく車通りも少なくて安心して歩けました。

写真

5/28 9:19

大道筋の紀州街道の碑
堺市内は各街道沿いにこういった碑が多数設置されていてわかりやすくなっています。

5/28 9:24

与謝野晶子生家跡
与謝野晶子の歌碑があります。
「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」

5/28 9:30

利晶の杜
場所的に駐車場を広くとれないとか、駐車無料にすると止めっぱなしが多数出てきそう、ってのはわからないでもないですが、やはりここは道の駅にしてほしかった。
駐車場代がかかるので実は今回初めて来ました。

5/28 9:34

千利休屋敷跡
今は井戸だけが残っています。

5/28 9:36

ちくま
まるで何かの工場ですが、こう見えて創業元禄8年、せいろで蒸された蒸篭（せいろ）蕎麦専門の老舗です。
利晶の杜側からだとそれっぽい入り口がありますが、大道筋側からだと、こんな見た目です。
そばは1斤とか1.5斤とか言う単位でコシもない独特の蕎麦ですが、これが結構いけます。

5/28 9:42

銀シャリ屋 ゲコ亭
有名な「飯炊き仙人」のお店です。
実はまだ行ったことがありません。仙人も戻ってきたそうなので今度行ってみようと思います。

5/28 9:49

船待神社
大宰府に下る菅原道真公が船を待つ間に参拝し、松の木を植え出発したと伝わっているそうです。
秋祭りにはふとん太鼓が出ますが、岸和田とかのだんじりとはまた違った迫力があって一見の価値ありといえます。

5/28 9:55

船待神社近くの街道
この辺り少しだけ旧家が残って街道の面影があります。

5/28 9:59

湊西歴史地図

5/28 10:02

道標
新湊小学校前の分岐。ここは左に進みました。

5/28 10:21

横寝地蔵
お地蔵さまが横になっています。

5/28 10:23

石津太（いわつた）神社
毎年12月14日には「泉州の奇祭」と言われる火祭「ヤッサイホッサイ祭り」が行われます。

5/28 10:25

石津太神社の説明版

5/28 10:31

太陽橋の旧欄干？

5/28 10:33

北畠顕家奮戦地碑

5/28 10:50

南海の特急ラピート
別名「鉄仮面」

5/28 11:01

浜寺公園
大阪でも最も古い公園のひとつで白砂青松で有名。
松林が伐採されそうになった時に大久保利通卿の一声で保存が決まり初の効率公園に指定されました。
大阪みどりの百選や日本の名松100選に選定されています。
園内には交通公園や日本のシンクロナイズドスイミングの発祥の地とされる府営浜寺プールがあります。

5/28 11:01

阪堺電車浜寺駅前駅
奥に見えるのが南海本線浜寺公園駅
浜寺公園駅は東京駅などで有名な辰野金吾が初めて手がけた駅舎で私鉄最古の駅舎だそうです。
現在は高架工事中のため運用を停止していますが、工事完了後は新駅正面に移築されるようです。

5/28 11:25

日露友好の像
大阪国際ユースホステル前にあります。
日露戦争で捕虜になったロシア兵の収容所がこの近くにあり、そこでの捕虜の扱いに対して日露友好親善と泉州の歴史的史実を後世に伝えるため、記念碑を建立したそうです。
内閣総理大臣小泉純一郎とロシア連邦大統領プーチンの名前があります。プーチンはずっと大統領ですが内閣総理大臣は何人かわったことやら(^^;

5/28 11:27

大阪府立漕艇センター

5/28 11:42

高石神社

5/28 11:48

高師浜駅
この脇に「浜寺俘虜（捕虜）収容所跡」のレリーフがあります。
日露戦争で捕虜になったロシア兵の収容所がここにあり、当時の村民3500人に対して最大2万8000人の捕虜が収容されていました。
捕虜の扱いも極めて人道的で地元の住民との交流も多く大鳥大社への散策や海水浴場への散策などもあったそうです。

5/28 12:04

長屋門

5/28 12:07

ここは右。

5/28 12:11

堺泉北有料道路をくぐります。

5/28 12:18

田中家住宅（助松本陣）

5/28 12:18

田中家住宅（助松本陣）説明版

5/28 12:24

助松村境石造物群説明版

5/28 12:24

助松村境石造物群

5/28 13:10

泉大津の丸亀製麺で昼食

5/28 13:19

ロシア兵墓地説明版
泉大津市の市営墓地の一角にロシア兵墓地があります。

5/28 13:20

ロシア兵墓地
泉大津市の市営墓地の一角に浜寺俘虜（捕虜）収容所の捕虜28,000人余りのうち死者89人の墓があります。
「地区の住民が異国の地で寂しく死んでいった兵士のために、自分たちの墓地のうち約600平方メートルを提供して造り、現在も春日町墓地の中に89基の墓石が並んでいます。（泉大津市のホームページより）」

5/28 13:21

日露戦争後にロシア政府によって建てられた五稜の石造慰霊碑

5/28 13:32

浜街道
浜街道まつりが絶賛開催中でした。

5/28 13:33

浜街道説明版

5/28 13:35

浜街道
浜街道まつり開催中で、結構な人出でした。

5/28 13:40

泉大津市のゆるキャラ？
どうやら「おづみん」と言うらしい。
たぶん泉大津的には羊毛製品特に毛布とかを推したいのだろうけど、どう見ても「羊」推しにしか見えない(><)

5/28 14:03

大津川の河川敷にある日本地図
なぜこんなに大きな日本地図がここにあるのかわかりません。
説明版見に行く気力がなかった(^^;

5/28 14:12

忠岡神社
横手にある御神木の『みいさん』は金運が上昇するご利益のある木（宝くじの当たる木）だそうな！

5/28 14:40

弥栄神社

5/28 15:03

永守橋から春木川

5/28 15:13

レンガ塀
岸和田煉瓦株式会社跡

5/28 15:14

さすが岸和田
大正7年創業の「祭専門店」があったりする！
この辺りからだんじり関連のお店や普通のお店でもだんじり関連グッズや9月からはじまるカレンダーなんかがバンバン貼ってあったりして岸和田感が増してきます。

5/28 15:23

旧和泉銀行本店
国登録有形文化財ですが、当日はどこかの団体が貸し切りでカラオケ大会を開いていたらしく、中は見ることが出来ませんでした。

5/28 15:27

ふぐの『喜太八』
紀州街道からは欄干橋を左に曲がると看板が出ています。
ここの二代目当主の北濱喜一さんはふぐ研究の世界的権威で「ふぐ博物館」もすごいコレクションで一見の価値があるそうです。

5/28 15:32

きしわだ自然資料館
チリメンモンスターのメッカ。
この日もチリメンモンスター探しのイベントが行われていました。

5/28 15:40

本町の街並み

5/28 16:08

本町の街並み

5/28 16:09

紀州街道本町一里塚跡

5/28 16:16

岸和田城天守閣
和田高家によって築城された岸和田古城を信濃泰義が現在の地に移築したといわれています。
こじんまりとした城でいいのですが、休日の16時過ぎに他人の写り込まない写真が撮れてしまうあたりがちょっと残念。時間が遅かったのか！？

5/28 16:37

洋裁コシノ（コシノギャラリー）
ドラマ カーネーションのモデル、コシノ三姉妹の生家。
中はデザイン画や道具などの展示があり、グッズの販売も行っています。

5/28 17:03

岸和田駅前
セブンイレブンでとりあえずビール！

5/28 17:04

南海本線岸和田駅

撮影機器：

Optimus LIFE L-02E docomo LGエレクトロニクス

装備

個人装備

行動食 飲料 携帯 タオル

感想

tak_kous

今まで翌日を休養日にしておくと言う事で土曜日ばっかりだったのですが、今回は「浜街道まつり」狙いということもあって日曜日になりました。
また、同行者がロシア兵捕虜収容所絡みの場所を見たい！と言うので、なんだかそれがメインのようになってしまいました。

道自体は快適で、熊野街道や長尾街道のように堺市を出たとたん道標も何もない！なんてこともまぁありますが、ただ、やはりお城を掠めるだけのことはあって結構旧家も残っており街道の雰囲気は楽しめました。