今回は神鉄「有馬口」駅からの出発。駅を出て線路沿いに西へ向かい、踏切を渡り、山王神社で参拝して、さらに南の山へ向かって緩やかに高度を上げていく。登山口にはこの道が一番楽だと思う
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6/16 9:10
今回は神鉄「有馬口」駅からの出発。駅を出て線路沿いに西へ向かい、踏切を渡り、山王神社で参拝して、さらに南の山へ向かって緩やかに高度を上げていく。登山口にはこの道が一番楽だと思う
登山口から逢山峡への道を登っていく途中に神戸ポンプ場があり、その脇から長尾谷の下流である「桂ヶ谷」へと入っていく。桂ヶ谷に入ってすぐ左の目の前に巨大な「逢山峡砂防ダム」があるが、これはなかなか絵になる風景だ
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6/16 9:48
登山口から逢山峡への道を登っていく途中に神戸ポンプ場があり、その脇から長尾谷の下流である「桂ヶ谷」へと入っていく。桂ヶ谷に入ってすぐ左の目の前に巨大な「逢山峡砂防ダム」があるが、これはなかなか絵になる風景だ
桂ヶ谷に入ってすぐの場所というのは二つの沢の合流点で、写真のこの場所(ダムを背にしている)の左手から沢沿いの山道を登っていくのが「桂ヶ谷」道だ
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6/16 9:53
桂ヶ谷に入ってすぐの場所というのは二つの沢の合流点で、写真のこの場所(ダムを背にしている)の左手から沢沿いの山道を登っていくのが「桂ヶ谷」道だ
意外と登りやすい道を少し進むと、右手に「鍋谷の滝」が眼下に見える。そのままでは滝の全貌が見えないので、ロープの下がった急な崖を谷へと降りていき、滝の正面に出て素晴らしい滝を自分の目で見よう。これは三段の滝の上の二段だ
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6/16 10:08
意外と登りやすい道を少し進むと、右手に「鍋谷の滝」が眼下に見える。そのままでは滝の全貌が見えないので、ロープの下がった急な崖を谷へと降りていき、滝の正面に出て素晴らしい滝を自分の目で見よう。これは三段の滝の上の二段だ
さらに少し下に降りると、三段の滝の下段までしっかりと見ることができるので、ここは時間をかけてもしっかりと三段すべての滝の美しさを堪能しよう。このあとは再度ロープ崖を登って元の玉道に戻って進んでいく
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6/16 10:05
さらに少し下に降りると、三段の滝の下段までしっかりと見ることができるので、ここは時間をかけてもしっかりと三段すべての滝の美しさを堪能しよう。このあとは再度ロープ崖を登って元の玉道に戻って進んでいく
「鍋谷の滝」の上流部分は勢いのある流れで、これもかなり見応えがある
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6/16 10:14
「鍋谷の滝」の上流部分は勢いのある流れで、これもかなり見応えがある
山道はおおむね川の流れに沿って付けられているので、気持ちよく歩いて行ける。途中にいくつもの滝が次から次へと現れるので、じっくりと楽しもう
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6/16 10:23
山道はおおむね川の流れに沿って付けられているので、気持ちよく歩いて行ける。途中にいくつもの滝が次から次へと現れるので、じっくりと楽しもう
山道が沢の流れから離れるときもあるが、このような段差のある滝も木々の合間から見られるので、下ばかり見ずに、きょろきょろしながら歩こう
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6/16 10:26
山道が沢の流れから離れるときもあるが、このような段差のある滝も木々の合間から見られるので、下ばかり見ずに、きょろきょろしながら歩こう
桂ヶ谷の多くの滝の中でも、この滝は「鍋谷の滝」と並んで素晴らしい名滝だ。大岩を三つの流れが並行して下っていく感じは、長く見ていても飽きない風景だ
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6/16 10:33
桂ヶ谷の多くの滝の中でも、この滝は「鍋谷の滝」と並んで素晴らしい名滝だ。大岩を三つの流れが並行して下っていく感じは、長く見ていても飽きない風景だ
滝を左に見ながら道を行くと、先程の滝の上部の岩場にも出られる。その場所から右奥にこのような大きな落差のある二段滝が見えるので、是非見ておこう
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6/16 10:37
滝を左に見ながら道を行くと、先程の滝の上部の岩場にも出られる。その場所から右奥にこのような大きな落差のある二段滝が見えるので、是非見ておこう
渡渉を繰り返して谷の奥へ奥へと進むと、まさに「幽玄」といった趣の景観が待っていてくれる
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6/16 10:46
渡渉を繰り返して谷の奥へ奥へと進むと、まさに「幽玄」といった趣の景観が待っていてくれる
流れる滝の水音だけが聞こえる静かな場所だ
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6/16 10:47
流れる滝の水音だけが聞こえる静かな場所だ
たくさんの滝群が終わる頃、右手の山道へと入っていくと、明確な分岐があるが、ここは「桂ヶ谷」と「山伏道」との分岐だ。今回は桂ヶ谷へと向かうので、ここで左折する。(山伏道は直進気味に右折する)
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6/16 10:51
たくさんの滝群が終わる頃、右手の山道へと入っていくと、明確な分岐があるが、ここは「桂ヶ谷」と「山伏道」との分岐だ。今回は桂ヶ谷へと向かうので、ここで左折する。(山伏道は直進気味に右折する)
少し歩くと「桂ヶ谷堰堤」が見えてくる。この堰堤越えの巻き道は、かなりの急峻でロープを頼りに身体を引き上げていくような感じで進んでいくので、滑らないよう注意
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6/16 10:56
少し歩くと「桂ヶ谷堰堤」が見えてくる。この堰堤越えの巻き道は、かなりの急峻でロープを頼りに身体を引き上げていくような感じで進んでいくので、滑らないよう注意
「桂ヶ谷堰堤」を無事に超えると、今までとはうって変わって静かな清流の小川になる。ここまで印象が一気に変わるのもまた珍しい
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6/16 11:01
「桂ヶ谷堰堤」を無事に超えると、今までとはうって変わって静かな清流の小川になる。ここまで印象が一気に変わるのもまた珍しい
進路はたまに分岐があるものの、親切な案内プレートも掛かっているので、その際は「シュラインロード」と書かれた方向に進むと良い。途中でこのような木橋も渡る
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6/16 11:10
進路はたまに分岐があるものの、親切な案内プレートも掛かっているので、その際は「シュラインロード」と書かれた方向に進むと良い。途中でこのような木橋も渡る
道は分かりやすいのであまり迷わないと思う。井戸谷道を一瞬経由してさらにしばらく歩くと「行者道」との合流地点に出る。地面の青色の石柱が目印で、右折すると「行者道」、このまま直進して短い坂を下るとアスファルト道路に出て、右折してすぐに「シュラインロード」への分岐に出る。石鳥居を目指して歩く
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6/16 11:15
道は分かりやすいのであまり迷わないと思う。井戸谷道を一瞬経由してさらにしばらく歩くと「行者道」との合流地点に出る。地面の青色の石柱が目印で、右折すると「行者道」、このまま直進して短い坂を下るとアスファルト道路に出て、右折してすぐに「シュラインロード」への分岐に出る。石鳥居を目指して歩く
石鳥居を越え、シュラインロード取り付き地点から自動車道に沿って右へ数分、「九体仏」に到着。ここで水分を摂り、おにぎりで栄養補給した
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6/16 11:23
石鳥居を越え、シュラインロード取り付き地点から自動車道に沿って右へ数分、「九体仏」に到着。ここで水分を摂り、おにぎりで栄養補給した
一休みした後はさらに自動車道に沿って右へ歩いて行くと「カーブNO37」標識とカーブミラーなどが立っている少し広めの場所に出るが、ここが「六甲アルプス」への取り付きだ
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6/16 11:31
一休みした後はさらに自動車道に沿って右へ歩いて行くと「カーブNO37」標識とカーブミラーなどが立っている少し広めの場所に出るが、ここが「六甲アルプス」への取り付きだ
ガードレールの切れ目があるので、そこから山に分け入って行く。太い鉄線があるので、うっかり引っかけて転ばないように越えていく
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6/16 11:33
ガードレールの切れ目があるので、そこから山に分け入って行く。太い鉄線があるので、うっかり引っかけて転ばないように越えていく
分け入ってすぐの所が分岐で、左側の谷へ降りていくのは「ヨモシロ谷」、右の急坂を登ってさらに山奥へ入っていくのが「六甲アルプス」だ
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6/16 11:34
分け入ってすぐの所が分岐で、左側の谷へ降りていくのは「ヨモシロ谷」、右の急坂を登ってさらに山奥へ入っていくのが「六甲アルプス」だ
かなり急峻な道を登っていくのが辛いが、道は九十九折的な感じで付いていて、慎重に踏み跡を探していけば大丈夫だと思う。ひとしきり登りきると目の前に巨木の倒木があるが、ここが最初の大きな岩場だ
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6/16 11:52
かなり急峻な道を登っていくのが辛いが、道は九十九折的な感じで付いていて、慎重に踏み跡を探していけば大丈夫だと思う。ひとしきり登りきると目の前に巨木の倒木があるが、ここが最初の大きな岩場だ
最初の大きな岩場を越えていくのにちょっと道を見誤り、結構苦労して藪漕ぎもして、かなり無駄な時間を要したものの何とか元の尾根道に復帰した。今にして思えば、なんであそこでルートを迷ったりしたんだろうと、我ながら不可思議で間抜けな感じ
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6/16 12:14
最初の大きな岩場を越えていくのにちょっと道を見誤り、結構苦労して藪漕ぎもして、かなり無駄な時間を要したものの何とか元の尾根道に復帰した。今にして思えば、なんであそこでルートを迷ったりしたんだろうと、我ながら不可思議で間抜けな感じ
この尾根道は岩場の連続で、さすが「六甲アルプス」と呼ばれるだけのことはある、歩き甲斐のある尾根岩道だ。このような岩場も出てくる
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6/16 12:18
この尾根道は岩場の連続で、さすが「六甲アルプス」と呼ばれるだけのことはある、歩き甲斐のある尾根岩道だ。このような岩場も出てくる
次々と岩場が出てくるが、身長を超すような巨大な岩場は多くの場合巻き道があり、小さな岩場は直接上を越えていく、といった感じだ
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6/16 12:20
次々と岩場が出てくるが、身長を超すような巨大な岩場は多くの場合巻き道があり、小さな岩場は直接上を越えていく、といった感じだ
このような岩場もある。巨岩と松の木がセットで現れてくることが多いが、それがむしろ絵になっている
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6/16 12:25
このような岩場もある。巨岩と松の木がセットで現れてくることが多いが、それがむしろ絵になっている
とりわけ大きな岩場が出てきたが、道が良く分からず、とりあえずその巨岩群の上に登って、360度の絶景を堪能した。これは北西?方向かな
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6/16 12:30
とりわけ大きな岩場が出てきたが、道が良く分からず、とりあえずその巨岩群の上に登って、360度の絶景を堪能した。これは北西?方向かな
岩場は狭く急で、足場も少なく不安定なので、しっかりと生えている松の幹や枝を選んでそれを手掛かりに身体を保持する感じで、すぐ目の前が切り立ったような崖なので、それでも結構怖い。必死の思いで撮っていたが、この岩の頂上からは自力で下るのは不可能と判断し、元の場所まで慎重に戻って巻き道を探した
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6/16 12:32
岩場は狭く急で、足場も少なく不安定なので、しっかりと生えている松の幹や枝を選んでそれを手掛かりに身体を保持する感じで、すぐ目の前が切り立ったような崖なので、それでも結構怖い。必死の思いで撮っていたが、この岩の頂上からは自力で下るのは不可能と判断し、元の場所まで慎重に戻って巻き道を探した
巻き道を見つけて安全に巨岩群の反対側まで回り込んで、岩を見上げてみるとこんな感じ。こんなところ、手ぶらで無事に下れるはずもなかった
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6/16 12:38
巻き道を見つけて安全に巨岩群の反対側まで回り込んで、岩を見上げてみるとこんな感じ。こんなところ、手ぶらで無事に下れるはずもなかった
さらに岩場は続くが、先程の岩場を通っていたので、こういう楽なのを見るとほっとする
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6/16 12:39
さらに岩場は続くが、先程の岩場を通っていたので、こういう楽なのを見るとほっとする
このうような岩場も出てくる。風化した花崗岩のさらさら砂でできたような場所は、滑って崩れて十分には足が踏ん張れないので、慎重に進む
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6/16 12:41
このうような岩場も出てくる。風化した花崗岩のさらさら砂でできたような場所は、滑って崩れて十分には足が踏ん張れないので、慎重に進む
岩場の上から今通ってきた尾根道を振り返ってみると、こんな感じ。あの岩場を越えてきたんだなと、少々感慨深いものがある
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6/16 12:42
岩場の上から今通ってきた尾根道を振り返ってみると、こんな感じ。あの岩場を越えてきたんだなと、少々感慨深いものがある
まだまだ岩場は続く。こんな感じの岩場だが、ここまでくるとなんだか慣れてきた
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6/16 12:44
まだまだ岩場は続く。こんな感じの岩場だが、ここまでくるとなんだか慣れてきた
滑りやすいさらさらの砂道だが、けっこう急斜面なのでゆっくりと一歩ずつ足を置いていく
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6/16 12:45
滑りやすいさらさらの砂道だが、けっこう急斜面なのでゆっくりと一歩ずつ足を置いていく
岩場を越えて振り返ると、そこにはいつも素晴らしい景観
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6/16 12:45
岩場を越えて振り返ると、そこにはいつも素晴らしい景観
さらに次の岩場を越えて振り返っても、またも素晴らしい景観
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6/16 12:46
さらに次の岩場を越えて振り返っても、またも素晴らしい景観
ここの大きな岩場は巻き道がなく、このロープを頼りに自力で下りていくしかない場所だ
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6/16 12:53
ここの大きな岩場は巻き道がなく、このロープを頼りに自力で下りていくしかない場所だ
前から見下ろすとこのような感じなのだが、写真で高度や急さが伝わるだろうか・・・けっこう高い、3m〜4m以上はゆうにありそうだ
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6/16 12:53
前から見下ろすとこのような感じなのだが、写真で高度や急さが伝わるだろうか・・・けっこう高い、3m〜4m以上はゆうにありそうだ
ロープを頼りにゆっくり降りるが、後ろ向きになって、足の置き場を探りながらとなる。降りきったところで、その岩下り場の全体を眺める
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6/16 12:55
ロープを頼りにゆっくり降りるが、後ろ向きになって、足の置き場を探りながらとなる。降りきったところで、その岩下り場の全体を眺める
この時期、まだこんな綺麗なツツジが咲いていた。赤とピンクが一緒に咲いていたので、思わずパチリ
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6/16 12:56
この時期、まだこんな綺麗なツツジが咲いていた。赤とピンクが一緒に咲いていたので、思わずパチリ
このような花崗岩の岩場が現れた
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6/16 12:56
このような花崗岩の岩場が現れた
さらにこの岩場は段差が高くて最初の一歩目にコンパス(足の長さ?)が必要だった。砂地状の岩場は滑りやすいので、普通の岩場よりも神経を使う。このあともう一つ大きめの岩場を越すと、岩尾根はようやく終わりを迎えた
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6/16 12:59
さらにこの岩場は段差が高くて最初の一歩目にコンパス(足の長さ?)が必要だった。砂地状の岩場は滑りやすいので、普通の岩場よりも神経を使う。このあともう一つ大きめの岩場を越すと、岩尾根はようやく終わりを迎えた
笹の植生が現れたと思った途端に、「六甲アルプス」は終了、「大池地獄谷東尾根」道(3分の2を越えたほどの地点)に合流した。ここにはこの尾根では珍しく案内プレートが掛かっている地点だ。ここからシュラインロードを下って、「古寺山・行者道」から山頂と展望岩場へ向かった(正規の取り付きから登ると100倍楽だった・・・笑)
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6/16 13:05
笹の植生が現れたと思った途端に、「六甲アルプス」は終了、「大池地獄谷東尾根」道(3分の2を越えたほどの地点)に合流した。ここにはこの尾根では珍しく案内プレートが掛かっている地点だ。ここからシュラインロードを下って、「古寺山・行者道」から山頂と展望岩場へ向かった(正規の取り付きから登ると100倍楽だった・・・笑)
「古寺山」の山頂・展望岩場で小休止の後は、今回は歩きやすい「表参道」を下って「唐櫃台」へと向かった。古寺山では道中でこのような綺麗な百合の花をいくつか見つけた。素敵!
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6/16 15:05
「古寺山」の山頂・展望岩場で小休止の後は、今回は歩きやすい「表参道」を下って「唐櫃台」へと向かった。古寺山では道中でこのような綺麗な百合の花をいくつか見つけた。素敵!
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