笊ヶ岳〜日帰りなんてするもんじゃない

2017年07月15日(土) [日帰り]

• GPS: 13:47
• 距離: 24.6km
• 登り: 3,590m
• 下り: 3,576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:20
• 休憩: 1:24
• 合計: 13:44

4:51 老平駐車場
6:12 6:18 広河原
6:48 6:58 山ノ神
8:05 8:13 ４本桧の肩
9:19 9:28 桧横手山
11:12 11:16 布引山
12:36 13:06 笊ヶ岳
14:14 14:17 布引山
15:24 15:28 桧横手山
16:07 16:07 ４本桧の肩
16:51 16:52 山ノ神
17:18 17:25 広河原
17:55 17:57 タケ沢吊橋
18:34 18:34 老平駐車場
18:35 ゴール地点

ヤマレコを見ると、何だ日帰りできるんだ、と安易にまねをするもとんでもない。ここの書き込みは達人ばかりである。必死に歩いて何とか明るいうちに下山できたものの登山人生最高の疲労で終わった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

老平、6台ほど駐車可

コース状況／危険箇所等

整備された登山道だが、赤テープを見失うと迷うことも有る。注意が必要なザレ場が2カ所ほど有る。山中で8人ほどすれ違った。半分はテント泊のようだ。

その他周辺情報

下山後の温泉は登山口近くの雨畑ビラへ入るつもりだったが、駐車場が満車で入れなかった。

写真

7/15 4:48

駐車場のコースマップ。所要時間が書かれているが見ない方がよい。

7/15 4:48

駐車場は6台駐車可能。3台目で到着。

7/15 4:50

少し歩くとすぐにゲート。

7/15 5:01

しばらく林道歩き。白い怪しげなトンネル。

7/15 5:13

行きはそうでもなかったが、帰りはやたら長く感じた林道。

7/15 5:14

登山口に到着。

7/15 5:17

トラバースの道が続く。途中廃屋有り。

7/15 5:29

仮設橋多数

7/15 5:36

やたら揺れる吊り橋。下は見ない方が良い。

7/15 5:41

この橋は壊れており、谷を降りてハシゴで登る。

7/15 5:42

ハングした岩。上から水滴がぼとぼと落ちてくる。

7/15 5:48

ザレ場を頼りないトラロープを頼りに渡る

7/15 6:03

沢が近づいてくる

7/15 6:08

大河原の渡渉（大河原と言うから広いかと思ったらそうでもない）。靴を脱がなくても渡れるが、帰りは気持ちが良いので脱いで渡った。

7/15 6:46

徒渉したら急登が待っている。

7/15 6:54

ひと登りすると山の神。

7/15 6:55

森林帯をひたすら登る。

7/15 7:24

一瞬の眺望

7/15 7:39

ワイヤーに縛られた巨木

7/15 7:53

赤テープを見失わないように進む。

7/15 8:00

キノコ

7/15 8:03

ワイヤーや、エンジンの残骸が散乱している。

7/15 8:18

指導標に時間や距離が書いていないのがミソ。

7/15 9:04

あちこちにギンリョウソウ。

7/15 9:20

桧横手山。ようやく2000mを超えた。

7/15 10:38

このあたりは手入れされた森林のようだ。

7/15 10:57

赤石山脈が見えてくる

7/15 10:59

ザレ場を通過。山側にも道あり。

7/15 11:01

眺望は見えるときに写真を撮っておく。

7/15 11:05

布引山はまだか。

7/15 11:09

再び森林帯へ。

7/15 11:16

ようやく布引山。案外狭い。三等三角点有り。

7/15 11:18

山頂の少し先に広場。テント数張可能。

7/15 11:44

笊ヶ岳に向かって下る。

7/15 11:54

双耳峰の笊ヶ岳。右が小笊。

7/15 11:55

鞍部あたり。このあたりで3組4人とすれ違う。

7/15 12:42

笊ヶ岳山頂。山梨百名山98座目達成。

7/15 12:54

山頂は南アルプスに囲まれている

7/15 12:55

山頂の標柱は、山梨県と静岡県。後者は裏側に日本語で笊ヶ岳と書かれている。小笊の向こうに富士が見える。

7/15 13:02

北の方はガスが架かっている。

7/15 13:05

山頂の三角点は藪の中にひっそりと

7/15 13:06

山頂のシャクナゲ

7/15 13:20

下山開始。

7/15 13:47

花を撮る余裕はここまで。

7/15 14:21

ザレ場から。ガスがかかってきた。

7/15 14:24

帰りは山側を歩く

7/15 14:43

長い下り。カメラはザックに収納し、ひたすら下りに専念。

撮影機器：

EOS M3 CANON

装備

備考

7月は暑くて余計に疲れる。6月がベストな時期だと思う。

感想

fudao

とにかく長丁場で、標高差も半端無い高さである。夜行で車中泊も寝付けない中、睡眠不足で登った。後から考えたら、ビラで泊まって登っても良かったと思った。テントを担いで布引山まで行くのは論外である（余計に疲れるので）。それでも4組ほどがテントを担いで登ってきていた。
高度2000mあたりまでは暑さとの勝負でもある。山頂までほとんど森林帯で、直射日光に当たらないのはせめてもの救いか。眺望は山頂とごく一部からしか見えない。
渡渉はビーサンを準備していたが、幅5mほどしか無く、場所を選べば濡れずに渡れる。
危険箇所は、ザレ場のトラバース2カ所。登山道自体は整備され迷うことはなさそうだが、つづらの所で一度違う道に迷い込んで、引き返したことがあった。
水分は約2L持ち込んだ。あまり山では水分を消費しない方だが、ほぼ無くなった。