荒城川（あらきがわ）遡行 〜天国のナメと地獄の林道歩き、木地屋渓谷と柳谷右俣おいしいとこ歩き

2017年08月19日(土) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 16.2km
• 登り: 440m
• 下り: 436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:27
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:47

6:38 木地屋大橋
9:03 9:25 二俣（植林小屋）
10:25 10:25 柳谷橋
10:55 10:55 堰堤
11:10 11:35 1270ｍ付近のナメ
12:17 12:30 柳谷橋
13:20 13:40 二俣（植林小屋）
14:25 木地屋大橋

上述のとおり二俣＝柳谷橋間は、林道にて移動しています。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

木地屋大橋に駐車スペースあり（3台程度）

コース状況／危険箇所等

林道ゲート付近から入渓する記録もありますが、この沢を満喫するには丹生川ダムのバックウォーターすぐ上から入渓する方が断然楽しめます。

二俣〜柳谷橋間は見どころが少ないゴーロ帯との情報で、林道歩きをしてます。
全行程ロープ不要。

柳谷右俣の遡行時には、上部の林道から崩落したと思われる擁壁の一部がそこかしこで見られましたので、柳谷橋より上部の林道は相当荒れていると推察されます。そのまま往路を戻る方が安全かつ早いと思います。

柳谷右俣の堰堤は、右岸から巻くと堰堤上部へ降りる所が危険。
左岸から巻くことをお勧めします。

その他周辺情報

恵比須之湯が、ダム近くにあり

写真

8/18 21:20

木地屋大橋手前で前泊。気分はオートキャンプ。（m）
キツネも宴会に飛び入り参加

8/19 6:37

夜は満天の星空が広がってましたが、朝は曇り。。。でも期待に胸を膨らませ準備。（d）

8/19 6:48

木地屋大橋を渡り、50-100mほど進んだところから、入渓できる踏み跡を下ると、すぐにナメ。（m）

8/19 6:49

いきなりですね（m）

8/19 6:54

釜は左から巻きます（m）

8/19 7:09

水量豊富な小滝が目の前に（m）

8/19 7:10

迫力ありますね（m）

8/19 7:11

小滝の上部から（m）

8/19 7:12

小滝の上にもナメが広がる（m）

8/19 7:14

ザブザブ進むmetsさん（d）

8/19 7:20

きれいな沢です（m）

8/19 7:20

私の背後すぐは林道の擁壁ですが、そんなことは全く感じられない素晴らしさ。（d）

8/19 7:26

快適なナメ歩き（m）

8/19 7:27

心落ち着く小滝がそこかしこに。（d）

8/19 7:31

ホント広くて気持ちいい。（d）

8/19 7:35

所々の段差がアクセント（m )

8/19 7:41

美渓を見ながら一服するmetsさん。あれっ、禁煙中じゃなかったっけ？？？（d）

「大人の休日」は特別感が大切と思い,あえての演出です。（m）

8/19 7:53

dusterさんも撮りまくり（m）

8/19 7:54

どこまでも続くナメ（m）

8/19 7:54

いいねえ（m）

8/19 7:57

上に林道のゲートが見える。
ここから入渓のパーティーも多いようですが、ここまでのナメ見落としますよ（m）

8/19 8:04

美しい小滝が木地屋渓谷のアクセント（m）

8/19 8:06

陽が射し込むと、水面がキラキラ輝き美しさをます（m）

8/19 8:09

思わずカメラを構えたくなるポイントが続きます。（d）

8/19 8:16

珍しく水流に難儀するduster氏（m）

8/19 8:25

この滝も（m）

8/19 8:26

簡単に直登出来ます（m）

8/19 8:49

ホイホイ行くdusterさん（m）

8/19 8:57

ナメはやっぱりお日さんが、美しさをアップさせる（m）

8/19 9:01

metsさんもザブザブ進みます。（d）

8/19 9:03

遂に二俣に　木地屋渓谷と呼ばれるのはここまででしょうか？
ここから、柳谷橋までは林道歩きで行きます（m）

8/19 9:14

二俣の右岸上には湿原の池と夏空が広がります。（d）

8/19 9:19

二俣全景、陽がキラキラ差して気持ちいい。（d）

8/19 9:28

植林小屋前は、気持ちのいい風景が（m）

8/19 9:29

現役の小屋で手入れされてます。（m）

8/19 9:29

作業小屋（d）

8/19 9:30

この辺りオレンジ色の花が綺麗（m）

8/19 10:05

林道を進むと徐々に藪が茂り始めます。（d）

8/19 10:24

柳谷の分岐（1168m）まで林道歩き　熊との遭遇に怯え二人で笛を吹きまくる（m）

8/19 10:24

柳谷橋から柳谷右俣に（m）

8/19 10:39

再び入渓（m）

8/19 10:42

アジサイもまだ現役（m）

8/19 10:59

遂に堰堤が見えてきた。これを越えるとお待ちかねの（m）

8/19 11:11

来た！（m）

8/19 11:12

来た！（m）

8/19 11:14

林道1時間歩いた甲斐がありましたね（m）

8/19 11:14

名残惜しそうにヒタヒタ歩くmetsさん。（d）

8/19 11:14

位ヶ原山荘へ行く最終バスに間に合わせるには、大滝は次回にお預けです（m）

8/19 11:16

トリカブト(m)

8/19 11:18

metsさん、コケそうになっているようにしか見えませんよ。（d）

8/19 11:30

この付近は林道から離れているので、柳谷橋まで元来た沢を下ります。（m）

8/19 11:42

チャプチャプ（m )

8/19 12:13

バシャバシャ　
最高すね（m）

8/19 12:36

沢遡行終了。駐車地までの林道2時間歩きの始まり。
「天国のナメと地獄の林道歩き」（m）
いや、林道は地獄とは、ほど遠い快適さですよ。（d）

8/19 12:51

下界では貴重な『アオスジアゲハ』もここでは、ハエのようにまとわりついてきます。
dusterさん　これはカラスアゲハかミヤマカラスアゲハとちゃいます？
尻尾も？光っているから（m )

8/19 13:30

二俣に戻り、渓流タビを脱ぎます。（d）

8/19 14:12

林道を下っていると、陽光でキラキラするナメが目に入り、惹き寄せられます。向こうには沢で泳ぎ、戯れる若者の姿が。（d）

8/19 14:13

下山の林道歩きから、すぐ河原に入れる所も
更に天気が良くなってきた。(m)

8/19 14:13

林道のすぐ脇に、こんな美景が広がっているなんて！（d）

8/19 14:15

木漏れ日に煌く優しいナメ沢、遡行中に晴れてたら、どれだけ感動しただろう。（d）

8/20 13:34

乗鞍へ移動し、位ヶ原山荘で大人の休日（m）

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

Optio W60 ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット ロックカラビナ カラビナ スリング 渓流シューズ ルート図

共同装備

ザイル（d) テント(m)

感想

mets

毎年恒例のduster さんとの『心の洗濯』。その名の通り1年の仕事と家庭の疲れを、沢で洗い流すイベントです。

ところがそのイベントを前に私にアクシデントが！そう、7月中旬に人生初のぎっくり腰になってしまったのです。
7月中旬と言えば梅雨も明け、まさに夏山シーズン開始の時期。発生から二週間後に改めて医者に診せる事になりました。果たしてシーズンに間に合うか？

腰痛が大分治まった8/1に受診すると、痛みが残るうちは、山に登ってもエレベーターで下りてくるようにとのこと。
山はビルとちゃいますよと、心の中で思いつつ、ロープウェイかなにかで下山したらいいのかなと、いう思いに達しました。

そしてdusterさんにそんな沢をリクエストすると、ロープウェイではないが、林道歩きで下山出来るこの沢をピックアップ。
我々の聖地、位ヶ原山荘にも近いし、なかなかやるやん

で果たして行ってみると素晴らしいナメと小滝のオンパレード。危険個所がなくすぐ横に林道があるから初めて沢に入る方にも安心では。
duster さん　またいいとこ紹介してくださいね

duster

ぎっくり腰からの回復間もないmetsさんから、登りはいいけど、下りが不安なので、適当な沢を探しなさい、との無茶振りがありました。

そこで選んだのが広大なナメを持ち、下山が林道という、2つのコースでした。
沢上谷は2度遡行したことがあるので、metsさんには以前から気になっていた同じ山域の荒城川に行くことでOKをいただきました。

確かにナメの規模は素晴らしく、この渓相を北アルプスの赤木沢の隣あたりに持っていったら大人気間違いなしですが、残念なことにすぐ脇を林道が走っています。

しかしながら、それを裏返せばアプローチが超便利で、たやすく沢の魅力を味わえるということ。
実際、下山中、林道脇に車を止めて、釜で飛び込みを繰り返すなどして沢を楽しむ若者の姿もありました。（ある記録によれば、水着姿の女性もいる俗な沢とのコメントも！）

遡行後に移動した乗鞍岳の位ヶ原山荘でのまったりとした時間と合わせて、心の洗濯と大人の休日を堪能させていただきました！

コメント

lowrider

ナメ床で
ビール片手にゴロゴロ出来たら最高だろうに、と熱帯夜に拝見しながら夢想しました

metsさんdusterさん、こんばんは

metsさんのギックリ腰が、沢登りが出来るほど回復されて何よりです
それにしても医者とのやり取り、ボケとツッコミが効いててさすが関西！って感じですね

mets

Re: ナメ床で
lowrider さん　おはようございます。
ナメ床最高でしたよ。
ナメでスライダーしたり、釜で泳いだりする時間があればなお良かったんですが、バスでの位ヶ原へ移動がありましたから、これでぎりぎりでした。

秋にイブネテン泊し、歌いまくる企画は、いかがでしょう！

duster

Re: ナメ床で
lowrider さん、こんばんは

今回のコースは最高のアプローチが可能ですので、ナメに寝転んで片手にビールを持ってゴロゴロするには最適なコースです

ただ、車で行ったら、酔いが完全に醒めるまで帰れませんが。。。

oris

お疲れ様です。
metsさん、腰は大丈夫ですか？
今シーズンはまた遠征をご一緒しようかと算段していたのに残念です。
早く治してくださいね。
いざという時のために腰には登山サポーターとかありますよ。検討してみては。。。。。

畳平と聞いていたので、乗鞍かと思ってましたが、
そこを外すのがmetsさんらしい選択ですね。
山小屋では猪鍋？を2人で堪能されましたか？^ ^

mets

Re: お疲れ様です。
腰はまだ万全とは言えず、障害物を跨いだりすると腰をひねるのか、違和感があります。
畳平から位ヶ原までバスで下ろうと思ってたらdusterさんにそそのかされ、歩きに。大人の休日が、大人のトレーニングになってしまいました。

まあ長い山人生、ボチボチいきますわ

追伸　位ヶ原山荘名物は鹿鍋とおしるこです。

duster

Re: お疲れ様です。
orisさん、こんばんは

metsさんは、日帰り装備以上の荷物をかついで、行動することができない状況だったので、非常に緩いプランとしました

metsさんが全快したら、ぜひ今回断念した無念を晴らして下さい。