西吾妻山〜東北2日目の午前はグランデコ往復。
- GPS
- 04:48
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,332m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:46
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に、刈られた笹がコースを覆ってよく見えない…。「えいやっ」で飛び降りること多数。力の入れ所が分からず、ちょっと歩き辛い。コースはなかなか見ないほど大きな岩が多くて魅力的なのですが、如何せん頭上と足下のクリアランスが悪く…。とてもポテンシャルのあるコースではあるのですが勿体ない。 あと水場がないので注意。 今回、麓からペットボトル1本で往復しましたが、真夏にはなかなかヘビーでした。西大巓と西吾妻本峰の間に沢があり、またそこを下っていくと水場があるようですが、距離もあるし沢沿いで展望欠乏症気味なこの山の稜線から外れることを生理的に受け付けられず…。西大巓から先は何とか残した2口の水で凌ぎました。 |
その他周辺情報 | グランデコで登山バッチが買えるようです。「ようです。」というのは、改装中で売店がやっていなかったため…。オフシーズンはこれがあるから怖いです。 グランデコの近くに通年営業のグランデコ東急ホテルというのがあって、16時までの日帰り入浴ができ、1日4便で猪苗代駅までバスが出ているようです。 |
写真
感想
今回グランデコ発にするかデコ平発にするか若干迷いましたが、東吾妻方面へ縦走するわけでもないし、麓から登るのでいいだろとかなり安易にスキー場発としました。
そんなノリなので、水も普段の半分となるペットボトル1本。
これが当日は灼熱のような暑さ。前日の疲労もあり、ゲレンデを歩く間に水がみるみる減っていきます。日陰を探しますが、広大なゲレンデを覆う日陰はなかなかありません。スキー場を出てからはとにかく涼を求めて、稜線や山頂を目指して登りました。下りより登りの方が怪我はしにくいだろう、と登りで水をセーブしたため、なかなかペースが上がらず、若干熱中症気味で苦労しました。
帰りは行き以上にかなりゲレンデを使いましたが、概ね整備されているものの、場所によっては完全な藪地帯もあり。終点が目と鼻の先だったときに強行突破しようとして手足をかなり切ったため、もう藪を抜けるのは止めようと堅く心に誓うのでした。
行程を終えて感じたのは、西吾妻山を登って吾妻山登山とするのはちょっと違う気がするということでした。本当は白布温泉から西吾妻スカイバレーを歩いて東鉢山から入山し、西大巓、西吾妻山、東大巓、東吾妻山を行って、はじめて吾妻山登山をした気分になれるような気がします。これでもトレイルランなら十分日帰り可能な距離です。本音を言えば中吾妻山も合わせて登りたいですが、整備状況を鑑みるに無理な相談のようですね。もうちょこっと整備すれば、もっと人が来る山域なのに、勿体ないなと感じること多数でした。
思うに東北に百名山が少ないのは、単に登ろうとしても登れる状態にある山が少なかったというだけだったのかなとも思います。深田久弥さんも忸怩たる想いだったのではないかと思います。ほぼほぼ東北の山を終えてみると、凄く勿体ない地域だったなと感じています。
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