扇沢から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、八方尾根まで
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り 白馬八方より高速バスで新宿まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
扇沢からの登りで一箇所崩壊気味?でトラバースする必要があります。水場になっています。 それ以外は鎖、ハシゴ、足場ともにしっかりしています。 |
その他周辺情報 | 白馬八方バスターミナルはお土産が少ないため、高速のバスターミナルで買うと良い。お酒はローソンで。風呂も2分くらい歩く。食べるところはラーメン屋しかない。あっさりめでおいしい。 |
写真
感想
1日目 扇沢0445-0741種池山荘0805-0945冷池山荘0955-1155鹿島槍ヶ岳南峰1210-1345キレット小屋
2日目 0430出発-0540口の沢のコル-0745五竜岳-0830五竜山荘0840-1045唐松岳頂上山荘1050-1230ゴンドラ
初日、真っ暗の扇沢に到着。寒い。みんな歩くのが早い。きっとどこかで追い抜けるだろうと歩くと、見るからに初心者という人以外は追い抜けない。少しペースを上げて歩く。しかし、途中どんどん他の登山者に抜かれ「ここに登る人達は只者ではない」と感じる。おかしなペースで歩いたため、途中右足付け根が痛くなり、両ふくらはぎも攣りそうになる。種池山荘で足をケアし朝ごはんを食べ出発する。爺ヶ岳は時間優先で省略。冷池山荘からはしばらくはしんどい登り。花が群生しているところは休み休み、立山連邦の写真も撮りながら登る。鹿島槍直下は難易度はないけれど体力的にしんどく最後の高度100メートルの登りは10回以上立ち止まり何とか登頂。急いでパンを食べて吊尾根、八方キレットへ。ここからはヘルメットを装着する。基本登り返しがないのでペースは上がるがガレた岩が多く、ここでも他の登山者よりも歩くのが遅い。結果2時間くらいコースタイムを短縮しているのに!。最後は距離が長く心が折れそうに。核心部のはしごや鎖場はしっかりしているが、高度感はなかなかのものだった。小屋では1人40センチくらいの場所が与えられ、なかなか寝られず苦痛だった。
2日目、真っ暗な中出発。切れている岩場も多く慎重に歩かざるを得ない。下りの鎖が多く、今まで経験した中でもっとも長かった。五竜岳の核心部も鎖、はしごはしっかりしていたが、切れた岩場に鎖でトラバースというケースが多く、奥穂高の吊尾根よりも数段危険な場所だと感じた。五竜岳に到着してまもなく霧に包まれる。五竜山荘で小屋で一緒になった親子と再開。タイムも良いので八方尾根まで繋ぐことに。唐松岳手前の牛首の鎖場は高度感があり、さらに疲労感もあったため個人的には一番緊張した。唐松岳は次回のためにとっておこうと言い訳をして、最後は観光客をごぼう抜き、木道も小走りで下山。ゴンドラ乗り場で先ほどの親子と再会。お礼を言って先にゴンドラに。
この辺りはあまり晴れないとのこと。初日ははっきり立山から剱岳まで見えて大満足。
キレット小屋は経験者や玄人が泊まっている感じで、少しはベテランの仲間入りができたかなと思っています。
G4など核心部も問題なく歩け、長い距離もソコソコの時間で歩けたので、少し自信がついた山行でした。
このルートのレポは山の猛者のものが多いように感じます。私のレポが普通の登山者の参考になれば幸いです。
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