ライブカメラの修理に塔ノ岳へ

2017年09月30日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,406m
• 下り: 1,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:04

9:43 大倉バス停
10:11 10:11 観音茶屋
10:33 10:40 見晴茶屋
11:20 11:20 駒止茶屋
11:43 12:00 堀山の家
12:54 13:05 花立山荘
13:45 13:45 塔ノ岳山頂
13:47 尊仏山荘

日帰り

• 山行: 2:30
• 休憩: 0:14
• 合計: 2:44

7:10 尊仏山荘
7:37 7:45 花立山荘
8:24 8:30 堀山の家
8:45 8:45 駒止茶屋
9:12 9:12 見晴茶屋
9:54 大倉バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田急渋沢駅〜神奈中バス・大倉をピストン
※丹沢大山フリー切符Bは必須アイテム。丹沢周りの小田急と神奈中バスが乗り放題になります

コース状況／危険箇所等

顕著な危険な個所はありません。慎重な歩行を求められるところは随所にあります

写真

9/30 9:43

大倉のバス停をスタート

9/30 9:51

ツユクサ

9/30 10:11

観音茶屋を通過

9/30 10:33

見晴茶屋で最初の休憩。ここまで一時間

9/30 10:34

見晴茶屋の前で。すすきの季節となりました

9/30 11:21

駒止茶屋を少し過ぎた登山道

9/30 11:43

堀山の家で昼食休憩

9/30 11:57

ホトトギス

9/30 12:43

花立山荘への階段。空へ続く道

9/30 12:54

花立山荘で休憩

9/30 13:17

烏尾山、三ノ塔、大山

9/30 13:17

太平洋方面を望む

9/30 13:20

塔ノ岳が正面に。久しぶり

9/30 13:45

到着しました。大倉から4時間はかかるなぁ

9/30 14:11

画像送信用のスマホ。新型と交換しました

9/30 14:17

スマホとライブカメラの位置関係です

9/30 14:43

位置関係その2

9/30 14:43

風雪に耐えているライブカメラ。この後、控えの機種と交換しました。スポットカム社さん、ぜひ見に来てください

9/30 14:44

富士山が頭を出した

9/30 14:44

頭を雲の上に出し〜

9/30 16:17

沈みゆく太陽と富士山

9/30 16:17

太陽と富士

9/30 17:25

夕陽

9/30 17:25

塔ノ岳にて

9/30 17:28

尊仏山荘からの富士山

9/30 17:40

富士、堂々

9/30 17:41

夕闇と富士山

9/30 17:41

空の芸術

9/30 17:45

飲む

10/1 5:37

太平洋を登る太陽

10/1 5:39

朝焼けの富士山

10/1 5:40

塔ノ岳山頂から太平洋を望む

10/1 7:10

窓の下にライブカメラがあります

10/1 7:10

ちょっとだけよ

10/1 7:11

丹沢の山並み

10/1 7:12

塔ノ岳山頂

10/1 7:30

さようなら、塔ノ岳。また逢う日まで

10/1 7:44

花立山荘の前から富士山

10/1 8:24

堀山の家通過

10/1 8:45

駒止茶屋を通過

10/1 9:12

見晴茶屋を通過

10/1 9:30

観音茶屋を通り過ぎました

10/1 9:47

「0」番を通過。下山しました

10/1 9:47

10/1 9:54

大倉バス停に。24時間と10分の山旅でした

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

感想

negi-ono

　尊仏山荘のライブカメラが、高熱による電池の破裂で停止したのは8月の下旬。台風18号で、スマホを収容していたプラスチックケースが飛ばされるなどのアクシデントもあった。
　すぐに修理に出かけたかったのだが、仕事もあり、なかなか尊仏山荘に出かけられないまま1か月の時が過ぎてしまった。ようやく休みが取れ、先輩と共に塔ノ岳へ。　スポットカム社製のライブカメラは生きていたが、風雪に耐えたボディーは白く変色していた。一年間よくやってくれた。
　ドコモのスマホは電池が破裂して、もう使えない状態だった。電池の破裂は昨夏に続いて2台目になる。
　3台目のスマホとしては、耐熱、耐寒、防水のすぐれものを導入した。購入費56400円なり。ライブカメラも、控えの二代目に交代。尊仏山荘の小屋番さんの協力を得つつ、2時間ほどで復旧した。
　塔ノ岳ライブカメラは、昨年の「山の日」制定を記念して、毎日新聞社が協賛社と尊仏山荘の協力で設置した。ライブカメラの映像を、すぐそばに設置したスマホで拾い、送信している。スマホを経由しているため、スマホの故障や電気の断線、電波の混信にとても弱く、安定的な運用がとても難しい。
　故障するたびに、尊仏山荘の若手従業員や、毎日新聞山岳部（私たち）が尊仏山荘に駆けつけて修理している。なかなか素早い対応が出来ず、楽しみにしている人たちには申し訳ないと思う。
　月々の、ものすごい高額なパケット料（三桁）は毎日新聞社が負担し、運営は毎日新聞山岳部がボランティアで引き受けている。三台のスマホはすべて毎日新聞山岳部の寄付で購入した。山頂では貴重な電気は、尊仏山荘様から供給を受けている。ありがとうございます。
　安心安全登山のための活動だが、尊仏山荘の皆さんと毎日新聞社員のボランティアで支えられているのが現状。いずれ毎日新聞社の手を離れ、クラウドファウンディングなどで資金集めをして、恒久的なシステムにしないと安定的な運営は見込めないと思う。スマホで送信する以外の方法も検討しないといけない。
　本来なら尊仏山荘の皆さんや弊社のような民間企業が行うことではなく、国や自治体がすべきことだと思うが、行政を当てにする気はいまのところはない。やれるだけのことを、すべてやりきって、できなければ次のことを考えたい。山を愛する新聞記者魂を発揮するときだと思う。

　それにしても、初秋の丹沢は美しかった。塔ノ岳からの富士山、太平洋は絶景。すずしい気候にも心を洗われた。これだから山はやめられない。生きる糧、ですね。
　　

コメント

cuda

いつもありがとうございます。
いつもありがたく映像を拝見させていただいております。
関係者の皆様方の日頃のご苦労、痛み入ります。
大変おつかれさまでした。
何かの形でお力になりたいと思いました。
実情のご報告と素敵な画像もありがとうございました。

negi-ono

Re: いつもありがとうございます。
menkotanさま
　コメントをありがとうございます。
　塔ノ岳の画像を届けられますように努力いたします。見守って頂けると助かります。