【常陸作戦・前編】竪破山【戊8.5*】

2017年11月19日(日) [日帰り]

• GPS: 02:02
• 距離: 6.3km
• 登り: 396m
• 下り: 387m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:29
• 合計: 2:02

9:16 一ノ鳥居
9:22 9:25 竪破山駐車場（二ノ鳥居）
9:49 9:52 黒前神社
9:57 10:06 竪破山
10:08 10:10 黒前神社
10:12 10:12 竪破山
10:15 10:16 胎内石
10:20 10:20 黒前神社
10:25 10:29 太刀割石
10:45 10:45 奈々久良の滝入口
10:49 10:56 奈々久良の滝
11:00 11:00 奈々久良の滝入口
11:13 11:13 竪破山駐車場（二ノ鳥居）
11:18 一ノ鳥居

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

竪破山登山口駐車場の500m手前（一の鳥居前）

コース状況／危険箇所等

岩のゴツゴツした山かと思っていたら、意外とあっさりした、歩きやすい山である。黒前神社本社への階段が急なことと、胎内石への下りには注意が必要。

写真

11/19 9:16

一の鳥居前に駐車。

11/19 9:16

500m先に駐車場があるが、砂利道の轍が深い所があるので車で行くのはやめておく。

11/19 9:18

整然と並ぶ木々。

11/19 9:22

駐車場には軽トラがたくさんとまっていた。何かあるのだろうか。

11/19 9:27

入山すると、すぐに山の雰囲気の良さを感じる。

11/19 9:30

奇岩怪石の始まりは不動石。

11/19 9:33

烏帽子石

11/19 9:35

手形石。何だか人為的な気がしなくもないが。

11/19 9:37

「畳を重ねているように見える」という畳石。

11/19 9:37

黒前神社の手水

11/19 9:39

山中の紅葉

11/19 9:41

陽だまりの中、一休み。

11/19 9:45

弁天池

11/19 9:46

仁王門を潜り、

11/19 9:47

急な石段を昇って黒前神社へ。

11/19 9:50

甲石

11/19 9:50

舟石

11/19 9:51

黒前神社

11/19 9:52

さらにもう一のぼり。

11/19 9:52

東京スカイツリーと同じ高さ。

11/19 9:53

スカイツリーと同じ高さからの眺め。

11/19 9:55

黒前神社本社。どうやら堂内を掃除しているようだ。軽トラ集結の謎が解けた。

11/19 9:57

山頂には展望台がある。

11/19 9:57

竪破山

11/19 9:59

南南東方面、尖っているのが神峰山。右側の一番高い所が高鈴山。

11/19 10:01

日光方面は・・・グヌヌ。展望台にある2010年の写真では木々に遮られず写っているのだが。

11/19 10:02

山頂の紅葉

11/19 10:10

あっ、胎内石見るの忘れた。山頂の反対側に見に戻る。

11/19 10:15

胎内石。わざわざ見に来て良かった。

11/19 10:19

下りはショートカットできる。

11/19 10:20

掃き清められた境内

11/19 10:21

水を抜くための溝が掘られている。山全体を包む雰囲気の良さは、山を守る人がいるからだと思われた。

11/19 10:25

有名な太刀割石。綺麗なほど割れている。

11/19 10:29

太刀割石付近の紅葉

11/19 10:32

陽の入る心地良い森

11/19 10:34

軍配と言うと行司や武田信玄が持っているようなのを想像するが、角ばったのもあるのかしら。

11/19 10:38

ずっと続く直線の道

11/19 10:40

この上で神楽を舞ったという神楽石

11/19 10:42

奈々久良の滝へやや急な下り。

11/19 10:51

奈々久良の滝

11/19 10:52

上段の滝

11/19 10:53

滝付近の紅葉

11/19 10:55

下段の滝

11/19 11:00

寒いので熱い飲み物で一息。

11/19 11:01

いよいよ下山。

11/19 11:08

広い所に出て、ここから林道。

11/19 11:13

駐車場に戻る。

11/19 11:18

約2時間で山行完了。

11/19 11:24

竪破山登山口への途中に、「せせらぎひろば」という開けた憩いの場がある。

撮影機器：

FUJIFILM XQ2 富士フイルム

感想

narodniki

【経緯・計画】
私の山行は基本的に自由だが、それでも長年山行をしているとルール的なものができてくる。それは岩手・宮城・福島等東北で山行することと、もう一つは関東1都6県の山を歩くこと。
茨城での山行は春先に考えていたが、「紅葉の頃に来れば良いや」とそのままになっていた。
今がその時、勇躍目星を付けていた常陸の竪割（たつわれ）山を目指す。

参考書籍
小林泰彦『日本百低山』文春文庫

【山行概要】
紅葉華やかな登山口から入山し、右手に進むと、陽の入る木立の中、すぐに山の雰囲気の良さを感じる。何でだろうなあと思っていたら、山を守り、道を整備する人達がいるからだった。山には自然を求めに行く人が多いだろうが、我々が安心して歩けるのは人為の結果。人に愛される山は尊し。
山頂には呆気なく着いてしまうのだが、山頂の前後は奇岩怪石のオンパレード。どれも大きく形が良い。その中で一際異彩を放っているのが太刀割石である。これほど綺麗に割れている岩はなかなか無く、この石を見るだけでも訪れた甲斐があるというものだ。
締めは奈々久良の滝。たおやかな滝が二段に分かれて静かに流れ落ちている。
この山は、その名の堅さと打って変わって、気のとても安らぐ落ち着いた山だった。

【総括】
上記の通り、歩きやすさと落ち着きと趣きを持った山であり、アクセスに難があるが、また訪れたい山である。山歩きを始めた人を大展望で圧倒するのも良いが、落ち着いた山の雰囲気に触れてもらうには、この山が非常に適しているように思われた。

〜おしまい〜