水沢山〜伊香保森林巡り 上越山稜はガスに包まれぶらり歩き
- GPS
- 06:04
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 937m
- 下り
- 932m
コースタイム
天候 | 晴れ、冷たい強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
なし。オンマ谷の岩場に一部凍結あり。 |
その他周辺情報 | 上毛かるた「い」伊香保温泉日本の名湯。 日本で最初の湯の花饅頭を製造した伊香保階段街の勝月堂。 |
写真
感想
年末の激務を終え、やっと年末年始休暇。朝の通勤時に冠雪した山を見ると、ふらりと行きたくなる衝動に駆られる。特に土日は仕事なので好天に恵まれると羨ましく思う。私のような愚かな人間が仕事を辞めて毎日自由だと、何もかも捨てて山に籠り必ず身を滅ぼす。やはりオンオフの切り替えあっての日常生活、時間と労力を捧げ忙しく小銭を稼いでいくしかないのだ。
そんな悪行が祟り上越山稜は悪天候。赤城山すらガスの中。八ヶ岳へ予定していたが正午からガス。自宅から見える山は浅間山、榛名山、西上州山稜だけ。引き出しの少ない愚か者の選択肢は、水沢山へ参拝を兼ねて行くことに。水沢山は浅間山とも言うが・・・
なぜか通常勤務時間通りに自宅を出立。ガスに包まれた赤城山を右手に見つつ榛名方面へ向かう。浅間山も白くきれいに見える。時折ガスの切れ間から谷川主脈大障子の頭付近が嫌らしくちらちら見える。
船尾滝から行こうとしたが、まだ工事中の可能性があるのでいつも通り参道前に駐車。急な階段の参道を上がっていくと、じゃ香の香りと読経が聞こえる。晦日の早朝は人もまばらで、年末の喧騒の前触れのような静けさ。本堂にお参りし急階段を上がって登山道へ向かう。
気温0℃で寒くはないが、赤城山装備をそのまま着てきたので、かなりオーバースペック。暑い。ソフトシェルを脱いでフリースに。トレランの人や顔だけは見たことのある常連さんとすれ違った。積雪は全くなく霜柱が降りている程度。
十二仏でもお参りし、ガスに覆われた赤城山や全く見えない谷川武尊を心の目で観察した。ゆったりぶらぶら散策なのでCT通りに山頂着。混み合う山頂で記念撮影し伊香保森林公園へ向かう。電波中継塔先のザレた下りは積雪があったほうが楽だ。
森林公園から先は人と会うこともなく、ひとり静かに歩んでいく。二ッ岳は強風のためパスしオンマ谷へ向かう。シカの悲しそうな鳴き声が時折聞こえ、薄暗いオンマ谷が尚更淋しい雰囲気になる。岩場の隙間にリスが走り込んでいった。
ヤセオネ峠の手前まで来ると風が更に強くなり冷たい。磨墨岩、榛名湖まで行く予定だったが中止して森林公園へ。ワシノ巣風穴を過ぎて森林公園内を散策。静かな森の中を歩んでいく。心洗われる静寂の森。
もみじの広場を過ぎて南下すると野鳥観察で有名なシダ池。夏季は鳥たちが水浴びをしにくる観察スポット。凍結しているのでシジュウカラが周りを遊んでいるだけ。
ここで晦日天ぷらそばの昼食。暖かく頂いた。
上ノ山公園展望台からガスに覆われた素晴らしい景色を観察して伊香保神社へ。
観光客で混み合う石段街の最上部にある勝月堂で湯の花饅頭を贖う。お土産。
石段を下りながら店先を冷やかして見る。射的やお土産屋など見ていて飽きない。
ふと見渡すとカジュアルな観光客に、ザック背負ったガチな登山の格好は私だけ。
ハイカーイン伊香保。まさしくエイリアン。
石段街を下り込み、混み合う県道を4km歩いて水沢観世音へ。
再び本堂へお参りし無事に下山を報告。鐘の音に送られて帰って行った。
growmonoさん こんばんは、
今日、30日は、赤城へ行って来ました、
天気が悪く、途中飼畜場の信号で榛名に行こうとして左折までしましたが、
青空が見えるのでUターンしてまた赤城へ、
そのまま榛名にしていれば、ご対面で来たかも?
水沢山は、常連さんが多いと聞いています、
十二仏からの赤城山まさにその通りでしたよ、
ダイヤモンド水沢きれいですね、狙っていたのかな?
今年一年ありがとうございました、
‘18年もよろしくお願いいたします
こんばんは、yasioさん。
あのガスの中にいらっしゃたのですね。八ヶ岳へ行く予定が赤城山へ変更、朝自宅から鍋割すら見えず水沢山へ変更となりました。
ダイヤモンド水沢山は偶然です。県道歩いていた時、陰陽の切れ目にあったので機転を利かせて撮影しました。
今日は登り納めで毎年恒例の赤城山です。30日の悪天候のおかげで良い霧氷が見られました。
こちらこそ一年ありがとうございました。shilokoさん共々来年もよろしくお願いいたします。
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