高ボッチ山（諏訪湖と富士、アルプスの大展望台、御神渡りも見えた）

2018年02月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.9km
• 登り: 659m
• 下り: 648m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:39
• 休憩: 1:46
• 合計: 6:25

8:20 アスティかたおか
8:47 8:47 林道出合
10:23 10:23 ひょうたん池
10:59 11:03 高ボッチ展望台
11:13 12:55 高ボッチ山
14:16 14:16 林道出合
14:45 アスティかたおか

上り
08：20　アスティかたおか
08：47　林道出合　
10：59　高ボッチ展望台　11：03
11：13　高ボッチ山　12：55　お昼休憩　1：42
下り
12：55　高ボッチ山
14：16　林道出合
14：45　アスティーかたおか　

上り　2：49
下り　1：50
総行動時間　6：25

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　5：00
アスティーかたおか　8：10 中央道塩尻IC　3450円　211km
帰り
アスティーかたおか　15：00
　崖の湯温泉 薬師平茜宿　日帰り入浴700円　15：07−15：40
　諏訪湖　御神渡り観光　16：40−16：53
　そば蔵　17：17−17：58
　諏訪IC（18：00）-中央道渋滞なし
世田谷自宅　20：30

コース状況／危険箇所等

○アスティーかたおかー林道出合
建物の裏手からスタート、少しわかりにくい、その後も雪があるので少々わかりにくいところありますが分岐していてもいずれは合流して横切る林道に出ます。朝はカチコチに凍っているところありだがノーアイゼンで登りました。帰りは軽アイゼン装着。
○林道出合ー高ボッチ展望台ー高ボッチ山
登りは牧場に直で上がる道ではなく展望台に直で上がる道を選択、何本か林道から高原方面に登る道があるので入り口に多少迷います。直で牧場に上がるにはアスティ―から林道に出たら20mほど進むとある入口から入ります。展望台へ直の道はさらに林道を15分ほど歩いた先の十字路を右に入ります。展望台へは林道から入りつづらにひたすら樹林帯の尾根を上がっていきます、傾斜が緩むと右にひょうたん池の窪地があり（雪で池は確認できず）さらに400mほど進めば右に管理棟への標識がありここを入り右手に見えてくる小高い丘がゴールの展望台ですがこの付近は吹き溜まりでかなりのラッセルとなります。展望台から高ボッチ山までは木柵で囲われた散策路の気持ちよい道です。
○高ボッチ山ー高ボッチ牧場ー林道出合
高ボッチ展望台の管理棟から南西方面へ広がる牧場の雪原を進みます、それほど深くはない雪ですが下山口がわからないと困るのでトレースを確認して進みます。牧場は広く30分以上歩き続け有刺鉄線の柵を超えるとようやく樹林が近づきます、下山口にはピンクテープがありますがトレースがないとわかりずらいかも。樹林に入れば急降下して標識もところどことにあり登山口まで200mのような看板あり、この登山口は林道との出合をさしているようで林道に出たら左に20mほどで朝登ったアスティーへの標識あります。ここを降りることに。牧場の有刺鉄線越えに注意。

その他周辺情報

崖の湯温泉　薬師平茜宿　（７００円）https://akanejyuku.com/
　アスティ―片丘から車で５分ほど
　松本平と北アルプスを一望できる温泉　露天もあり、コインロッカー無料、
　ただしシャワーの出が非常に悪いのが残念。
そば蔵　　http://www.watanabeseimen.co.jp/shop/suwainter/
　諏訪インターすぐそばで便利　
　合盛り天ぷら付き、馬刺し付きで１５８０円とコスパはいい
　

写真

2/18 8:15

アスティーかたおかの登山者用駐車場は大変広い、

2/18 8:15

登る前にすでに絶景、ある意味満足

2/18 8:15

アスティーかたおかからの眺望でもすごい

2/18 8:15

ガスっちゃうと困るので　一応抑えで撮りだめ　

2/18 8:21

アスティーかたおかでトイレを快く使わせていただきありがとうございました。さらに登山者用地図もいただき、登山口まで案内してもらい大変親切にしていただきました。登山道はこの古びた建物の奥から進みます。

2/18 8:38

樹林の中の道は多少わかりずらくいくつか分岐しているようです。テープも少なめ。雪は少ないがカチコチです。

2/18 8:47

20分ほど登ると結局林道にぶつかります。

2/18 8:47

この標識が帰りの降り口とチェックしておく。

2/18 8:47

左に折れてしばらく林道歩き、わずかに進むと上り口がありこちらを登れば牧場方面に進む。

2/18 9:05

林道を10分ほど進みこちらから上がった、高ボッチ高原へ2，5kmの標識

2/18 9:05

ちょうど十字路になっており下れば林業試験センターに通じている模様。

2/18 9:05

林道はこんな具合、

2/18 9:07

さらに先を進み最初はこちらから上がろうとしたがトレースなくラッセルは嫌なので先ほどの十字路に戻った。

2/18 9:08

十字路からの道とおそらく同じ尾根で合流する道の模様

2/18 9:10

先ほどの十字路に戻り上り始める

2/18 9:10

新しいトレースはない。が踏み後はあり

2/18 9:17

標識もあるので大丈夫

2/18 9:17

同行Sちゃん、日の出を見たいと言っていたがこのわかりにくい道を暗闇で初めて上るのは危険と明るくなってからにした。

2/18 9:37

雪も増え斜度が上がったところで軽アイゼンを装着、同行者は12本アイゼン。

2/18 9:37

この斜面の前に装着、帰りはアスティー直前まで着けていた。

2/18 9:45

落葉した木立の間からスリットのように北アの銀嶺が連なる。

2/18 9:51

さるのこしかけ

2/18 10:11

1時間ほどで斜度がゆるんできた

2/18 10:12

トレースを外すと結構つぼる

2/18 10:14

稜線近くなっているだろうが風はない、木漏れ日が温かい

2/18 10:16

人間の足跡より鹿のほうが多いし新しい。

2/18 10:24

この下がどうやらひょうたん池みたい

2/18 10:24

道は終始広め

2/18 10:33

この標識を左にすすめば鉢伏山への縦走路、右の管理棟へ進む

2/18 10:37

こちらをいったん下り右前方の高まり方面へ、いよいよ本丸だ

2/18 10:43

もうすぐ前に見えているがトレースが消えてひざ上のラッセルに格闘する

2/18 10:44

ノートレースでしかも新雪ふかふかではなく最中状で結構固め。

2/18 10:56

管理棟が見えてきた。15分ほどではあるが予想外に大変だった。

2/18 10:56

展望台はすぐそこだがまたしても吹き溜まり、もがきながらのぼる。

2/18 10:56

管理棟の建物

2/18 10:58

アルプス平パノラマ展望台到着

2/18 10:58

苦労が報われる大展望が広がる

2/18 10:59

松本平越しの北ア、冠雪している姿が青空に映える

2/18 10:59

いいながめです

2/18 10:59

蓮華から燕まで

2/18 10:59

穂高から槍、常念、大天井、穂高手前は大滝山からの長塀尾根

2/18 11:00

素晴らしい眺めを二人占め

2/18 11:00

高ボッチに二人ボッチ？ここまで登山者ぜ〜ろ〜。

2/18 11:00

北側に見えるのは尾根続きの鉢伏山です、美ヶ原方面はこちらにはばまれ見えません

2/18 11:00

北側展望、鉢伏山のほうが300m以上の長身

2/18 11:01

2/18 11:02

南西には真っ白な巨体の御嶽山

2/18 11:02

西には乗鞍も

2/18 11:02

ここは夏場は駐車場なのでしょう

2/18 11:02

諏訪湖の眺望に急ぐSちゃん、緩やかな登りが続いた先が山頂です。

2/18 11:02

管理棟、トイレもあり、ここでようやく第一登山者と遭遇、結局この日はすれ違い入れて会った方は3名でした。

2/18 11:03

紛らわしいですがここは展望台で左の標高、高ボッチ山頂はここより20mほど高いわけです。

2/18 11:10

山頂はもうすぐ

2/18 11:13

本当の山頂です

2/18 11:14

すごい、諏訪湖ごしの富士、南アの迫力も、いやーいい眺めです

2/18 11:13

それにしても諏訪湖がでっかい、富士もでっかい、御神渡りも目視できます。

2/18 11:14

圧巻の東から南東の景色、蓼科に始まり、八ッ全貌、富士、南アと手前に諏訪湖が、満々と水をたたえ光ってます、水ではなく氷ですが。

2/18 11:14

確かに日の出を見たくなるね、どこから出ても見事そう。ただ冬場は待つのがつらいのは覚悟でしょう。

2/18 11:15

八ッにズーム

2/18 11:15

5年ぶりの御神渡りが現れた諏訪湖、帰りに寄るのが決定

2/18 11:15

諏訪湖が凍っているのだからここが寒いのは当たり前じゃ

2/18 11:17

止まった大波のように見える御神渡り

2/18 11:20

夜景もきれいそうだ

2/18 11:20

人には教えたくないかも

2/18 11:20

登山をやっててよかった〜！と思える瞬間だね

2/18 11:21

右手前の経ヶ岳から将棋頭、木曽駒、宝剣、伊那前、空木

2/18 11:21

真っ白な右から乗鞍、意外に大きい鉢盛山、だいぶ左に御嶽山

2/18 11:21

山頂から北ア撮影は電波塔が邪魔になる

2/18 11:23

地元の第一登山者の方にとっていただきました、寒い中ありがとうございました。

2/18 11:25

何枚でもとる

2/18 11:25

2/18 11:25

霧ヶ峰越しに蓼科、北横、縞枯、茶臼、麦草峠

2/18 11:25

鳳凰、甲斐駒、北、間、仙丈、塩見

2/18 11:25

塩見以降も悪沢、赤石、聖まで見える

2/18 11:37

2/18 11:37

2/18 11:38

後立山方面は雲がかかっている

2/18 11:38

2/18 11:39

山頂は木柵で囲われているが十分広い

2/18 11:39

山頂下には小さな休憩舎があります

2/18 11:39

真南は諏訪湖を起点にする天竜川が流れ進む伊那谷がまっすぐ広がる

2/18 11:40

山頂標識

2/18 11:41

2/18 11:42

山頂から南眺望（南ア、伊那谷、中央ア）

2/18 11:42

東南眺望（八、富士、諏訪湖、南ア）

2/18 11:42

南西から西眺望（御嶽山、鉢盛山、乗鞍）

2/18 11:42

北西眺望（北ア、松本平）

2/18 11:42

北眺望（鉢伏山）

2/18 11:43

西に広がるのは牧場と草競馬場、小さいころ草競馬見た記憶がある。今でも夏に開催されているらしい。

2/18 11:44

現在、高ボッチに一人ぼっち、

2/18 11:44

今日は美ヶ原に行くか迷ったがあちらだとこんなに静かではなかったでしょうね。

2/18 11:56

山頂下の休憩舎でお昼にすることに、中のほうが暖かいと思ったが間違いにじきに気づくことになる。これはSちゃんの新兵器のストーブ、でも全然暖かくない？

2/18 11:57

バーナーの火のほうがよほど温まる

2/18 12:09

寒すぎ、ホットウイスキーで乾杯です。最高、ここでもしかして日差しのある外のほうが暖かいんじゃない？と外に出るとまさにその通り、風は弱いので外が正解でした。

2/18 12:47

お日様さまさまです。

2/18 12:47

2/18 12:47

2/18 12:48

2/18 12:48

2/18 12:48

2/18 12:49

ここで確認できる御神渡りはあとで見るとすっごい厚みの氷だった

2/18 12:49

2/18 12:57

山頂付近は植生保護で木柵の遊歩道となっている。

2/18 12:59

飛行機雲

2/18 12:59

夏場に再訪決定だ

2/18 13:03

静かな管理棟、冬場でも稼働していると有名な自動販売機も、確認はしてません。

2/18 13:04

午後になり雲が増えた

2/18 13:06

2/18 13:08

登りで上がった道からではなく下りは牧場経由で下山することに

2/18 13:14

牧場からの北ア

2/18 13:14

広くてガスったらこわそうです、山頂でお会いした方がこちらから登ったとのことでそのワカンのトレースをたどることに、ありがたいです。

2/18 13:15

富士山が東ね

2/18 13:15

唯一のトレースが続く

2/18 13:16

こちらから登ればよかったと後悔。

2/18 13:20

登りでは電波塔を目指せばいいわけだね、

2/18 13:20

2/18 13:20

雪原の先に浮かぶ富士

2/18 13:22

展望に気をとられながらも薄いトレースを慎重にたどらねば。

2/18 13:24

2/18 13:26

2/18 13:28

樹林に入るかと思ったが、

2/18 13:30

まだ続き、固い雪面にトレースがわかりずらくなる

2/18 13:30

ここも解放感抜群、松本の町が一望

2/18 13:33

2/18 13:40

牧場の境界なのか有刺鉄線です、

2/18 13:40

端からよけたがくぐったほうが早いかも

2/18 13:40

まだ続きます

2/18 13:45

樹林に入る前にいつの間にかトレースがくっきりしてきた

2/18 13:45

美ヶ原方面がちらっと

2/18 13:46

山頂から45分ほどかかり雪原の端まで北

2/18 13:46

大展望ともいよいよお別れです

2/18 13:47

樹林帯に入るところに赤テープの目印あり

2/18 13:47

登りの道と同様の感じの道

2/18 14:04

どこを登山口というかといえばおそらく林道からの上がり口の模様

2/18 14:09

2/18 14:09

細い林道といったん交差しさらに下る

2/18 14:09

2/18 14:16

登りで通った林道に出ました、ここが登山口ということです

2/18 14:16

出た向いにある標識です

2/18 14:16

この標識を左に進めばすぐ先に右に降りるアスティーかたおかへの下山口の標識があります

2/18 14:19

アスティーかたおかへの下山口からは20分ほどです

2/18 14:45

アスティーかたおか、JAの施設、

2/18 14:46

なぜか何枚も高ボッチ登山者用駐車場のプレートが

2/18 15:07

車で5分ほどのところの崖の湯温泉　薬師平茜屋さん、
日帰り入浴700円です。北アの展望広がるお風呂だがシャワーの出が悪いのが難点です。

2/18 16:18

諏訪湖は全面結氷してます。分厚い氷に驚くね

2/18 16:19

先ほどいた高ボッチ

2/18 16:26

凍ってないのはこのわずかな水面だけ

2/18 16:29

2/18 16:39

すごい迫力のこおり、見たことないけど流氷の接岸のよう？

2/18 16:39

御神渡りです、神々しい、

2/18 16:39

不思議なもんだ

2/18 16:42

2/18 16:42

2/18 16:48

2/18 16:49

御神渡りの向こうに富士山

2/18 17:17

水車が目印のそば蔵

2/18 17:28

合盛りそば天ぷら、馬刺し付き1580円、

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

Xperia Z3 SO-01G SONY

装備

個人装備

軽アイゼン

感想

reopapa

友人から誘われて初高ボッチ山
うん十年前の子供のころに草競馬を見に来た記憶がある
以前から知っていたわけだが名前が変わっている、
いわれは良く分からないらしいがダイダラボッチが踏んだ跡という説もあるという。
ともかく展望が素晴らしい。
諏訪湖の全貌がこんなにも大きく間近で見られるポイントは他にはないのではないか
光る諏訪湖の彼方には大きな富士山が裾野を下まで広げている
中央の富士と諏訪湖の右には南ア、左に八ッを従えている
振り返れば北アの白銀の屏風が連なる、
視線をそらせばこちらも見ろよと言わんばかりの白い巨漢の御嶽や乗鞍が存在感を出す。
夏のシーズンは車が山頂まで入りにぎわうのだろうが冬は通行止めで下から上がるしかない、
隣の美ヶ原と似た雰囲気があると思うが人気は天と地の差だ
冬の静寂な大展望の高ボッチ、ひとりぼっちでもいいかもしれない魅力があった。