伯耆大山
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 930m
- 下り
- 930m
コースタイム
頂上11:35-11:45九合目11:55-12:05八合目12:10-12:24七合目-12:38六合目12:50-13:09四合目-13:19三合目-13:28二合目-13:40一合目-13:50夏山登山口
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上記の2駐車場にトイレあり。山頂避難小屋にもトイレがあります。 下山駐車場の下には、下山野営場があります(野営場ですので、夜遅くまで騒ぐ人がいる恐れはあります。当日は、日付が変わるまで大声が聞こえました。。。)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夏山登山道は危険箇所なし。「○合目」「標高○m」の標記があって便利(「○合目」は登りが見やすいように設置、下りは見落としやすいです)。 五-六合目の間に行者コースの分岐。行者コースは、9月に中国地方を縦断した台風12号の影響で、一部の登山道が不明瞭になり通行困難の模様(*事前に確認してください)。 *弥山-剣ヶ峰は極めて危険。通行不可。 登山ポストは上記2駐車場のほか、夏山登山道などにもあります。 立ち寄り湯は登山口近くの宿泊施設などで可能ですが、営業の有無は要確認。 「こもれび館 大山の森」は400円で、浴場から大山がよく見えます。 |
写真
感想
ずどんと聳える様が凛々しくて、かねてより憧れの大山。裾野の広い山容さながらに、多くの人を受け入れる山でもありました。崩壊が現在進行形のこの山には、金網で保持した階段をはじめ、整備に携わる方の努力があちこちに見られます。こうした方々の尽力で、子供連れも安心して登れる山になっているのでしょう。
出発当初は曇りがちで、高度を増すにつれガスが濃くなっていきます。早朝に出発した方は残念ながら雲と強風の山頂だったようで、「心の目で見えるよ〜」と言い残していった人もいらっしゃいました。「ならば心正しく登ろうか」と、こちらも半ば諦めの気持ちに。が、登るにつれ強く陽が差し込む瞬間がぽつぽつとやって来て、もしや晴れるのではと期待を胸に頂上へ到着しました。
そして待つこと20分。晴れるときは一瞬でした。白からぱっと青に変わり、あちこちで上がる歓声。避難小屋から駆けてくる人たち。見たいものはみんなやっぱり同じです。
三角点に行けることを知り、足を伸ばしてみました。すると剣ヶ峰に人の姿が。こちらに向かってきます。もし落ちたらどうしよう、気になって離れられなくなりました。が、するすると難所を越え、ひやっとする場面もなく渡ってこられました。聞くと地元の方で、5〜6回縦走をされているようです。少しお話をして、地形を教えてもらいました。到底真似はできませんが、すごいなあと思うものです(**決して縦走を推奨しているわけではありません。極めて危険で、各ガイド書などにあるよう通行不可)。
下りは太陽が暖かく汗をかいては服を脱ぎます。老若男女が次々と登ってきます。行き違いで自然とペースはゆっくりに。写真を撮ったりしながら、気持ちよく下りました。九合目の辺りだったと思うのですが、谷側の路傍に「無念」と刻まれた石と草を供えたコップを見ました。遭難でしょうか。手を合わせます。
なお、野営地(というか山)では早めの就寝を心掛けてほしいです。裾野が広い分、多くの人が集まり、モラルの低い人と遭遇することが増えてしまうのでしょう。残念なことです。
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