JWV 錦秋の「岳沢と奥上高地」
- GPS
- 24:05
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 704m
- 下り
- 693m
コースタイム
-13:10穂高・岳沢登り口-14:00風穴-15:43岳沢小屋(泊)
16日 岳沢小屋7:50-9:53穂高・岳沢登り口10:05-11:00明神池11:05-11:15
明神館(昼食)11:45-12:30河童橋12:40-12:50上高地BT14:05=14:35
沢渡14:40=19:50新宿西口
天候 | 15日 曇、夜半から朝方にかけて強風、激しい雨 16日 曇のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
16日 上高地BT14:00発新宿西口行(さわやか信州号)7000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢小屋までの道はよく整備されていますが、石ころ、濡れ落ち葉の所は注意して歩いてください。滑って転倒し捻挫、骨折に注意の事。 特に下りは慎重に歩いてください。 木の橋も滑りますので… 岳沢小屋前の岳沢は雨後は増水し渡渉が出来ない場合がありますので、 小屋の人によく聞いてください。 登山届ポストは、バスターミナル横の臨時駐在所前にあります。 岳沢小屋まで水場、トイレはありませんのでバスターミナルで済まして下さい。 |
写真
感想
参加者8名、最年長72歳4名、最年少64歳、平均年齢69.1歳のメンバーで岳沢小屋を目指す。14日から大雨の予報で中止にするか検討したが、バス、山小屋のキャンセルを考え、また天気図を良く検討し決行とした。
甲府までの中央道は土砂降りの雨、その後、徐々に小降りになり、高速を降りたあたりから曇りとなる。
沢渡から上高地までは土、日、祭日は直通バスが入れないので、一般バスに乗り換える。バスターミナルは、天気予報が悪かったので人出は多くない。
我々にとっては良いことだが…
河童橋から岳沢方面を見ると小屋から上は厚い雲の中で、小屋まで雨が降りませんように一心に願い登りの開始である。
いつもは穂高岳からの下りに使う道だが、今日は逆に登るので勝手が違う。
こんなに急だったかな、こんなに石ころが多かったかなと思いながら登る。
今年は夏以来台風による雨、その後の急激な冷え込みで、木々には葉が少ししかない。それでも所々に紅黄葉が目につくが小屋に近づくと葉も無くなって岳樺の白い幹が異様に目立ってくる。石畳、胸突き八丁を過ぎると岳沢小屋が見えてくる。
今にも雨が降りそうだ。それ急げ後標高差50mだ、30mだやっと降られずに小屋に着く。2170m、標高差670mを登ってきたのだ。
この小屋は数年前雪崩に押し流され崩壊し、昨年夏に新規に再建した綺麗な山小屋です。今夜は混雑を予想したが20名ぐらいの宿泊者で、10人部屋に8名で寝るのでゆっくり寝られると思いサロンでスーパードライ350ml(500円)を次から次に飲み、腹がきつくなったらウイスキーの水割りを飲む。夕食を食べ明日も出発が遅いので団欒と酒盛りの再開である。
20時ごろ部屋に帰り寝床に入る。早くも寝息、いびきが聞こえてくるが、いつの間にか私も睡魔に襲われて寝込んでしまう。
ところが未明から強い風を伴った激しい雨が降り、雨が屋根を叩き寝られたものではない。小屋が飛ばされるのではないかと思うぐらいである。崖崩れ、道路封鎖、
下山不能、どうしようとあれこれ思っていると又睡魔に襲われる。朝方まで続いていたがやっと風も収まり、雨音も無くなりほっとする。
朝、まだ上空は雲に覆われているが好天に向かっている。朝食を済まし、天狗沢、天狗の頭を見に行き写真を撮る。重太郎新道もこんなに良く見たのは久しぶりだ。西穂、前穂の頭も見えるぞ。これから下に降り明神附近をのんびりとワンデリングだ。昨晩の強風雨で見事に木々の葉は無くなっている。中間地点まで下ってくると
空は秋晴れ、まわりの景色が素晴らしい。夏、雨でやられたので神様がこの展望を与えてくれたのだと勝手に思う。日蔭は雨で葉が石に張り付き滑りそうなので慎重に下る。登り口から梓川右岸の遊歩道をツアー客に交じりのんびり秋を楽しむ。
明神館で早めの昼食をとり梓川左岸を上高地に向かう。上高地・河童橋付近は賑わっているが夏ほどではないようだ。
女性会員の参加を期待して企画したのだが、男性のみの参加でしたので少し残念でした。
秋の岳沢と奥上高地を満喫した2日間でした。
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