ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1429793
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

瑞宝寺谷〜おこもり谷〜黒岩谷〜本庄橋森林管理道〜住吉川右岸道

2018年04月16日(月) [日帰り]
 - 拍手

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:51
合計
6:01
9:24
10
「有馬東口」バス停
9:34
9:34
10
瑞宝寺公園
9:44
9:46
13
太鼓滝(瑞宝寺谷)
9:59
10:01
7
六甲の森林案内板(瑞宝寺谷 取り付き)
10:08
10:14
10
鋼管ダム
10:24
10:24
5
堰堤巻き道 急斜面のロープ場
10:29
10:29
14
瑞宝寺第四砂防ダム
10:43
10:43
34
瑞宝寺第六堰堤
11:17
11:17
13
3蓮堰堤 急勾配のロープ場
11:30
11:30
2
手摺り付梯子階段
11:32
11:33
3
瑞宝寺谷 下り口
11:36
11:36
2
鉢巻山トンネル
11:38
11:46
1
基地=岩のある休憩場所(鳥居茶屋跡向かい)
11:47
11:47
10
おこもり谷 下り口
11:57
11:59
33
尾根筋谷筋 分岐
12:32
12:37
25
黒岩谷出合
13:02
13:02
6
鉄鎖場とガレ場の急勾配
13:08
13:14
0
黒岩(1)
13:14
13:15
5
欠落石垣
13:20
13:22
3
黒岩(2)
13:25
13:25
6
黒岩谷堰堤
13:31
13:32
4
土樋割峠
13:36
13:37
1
七曲り 分岐
13:38
13:40
1
本庄堰堤
13:41
13:43
2
本庄橋跡
13:45
13:46
14
森林管理道 分岐
14:00
14:00
6
平石道
14:06
14:06
16
崩落したロープ場
14:22
14:22
7
西おたふく山ルート 合流
14:29
14:30
10
右岸左岸 出合
14:40
14:45
2
大平岩(住吉川右岸道)
14:47
14:47
3
休憩ベンチ
14:50
14:50
6
黒五谷 分岐
14:56
14:58
5
碧池
15:03
15:03
7
五助堰堤
15:10
15:11
9
石切登山口4分岐
15:20
15:20
5
住吉道 分岐
15:25
「エクセル東」バス 停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
(行き)JRさくら夙川駅からさくら山なみバスで有馬東口バス停まで
(帰り)住吉台エクセル東バス停からくるくるバスにてJR住吉駅へ
コース状況/
危険箇所等
「瑞宝寺谷」について
(1)巨大堰堤が連続するが「鋼管堰堤」以外にはすべてに明確な巻き道がある。
(2)「鋼管堰堤」を抜けた先は広大な河原になっているが、右(左岸側)に続きの道が対いている。左(右岸側)は崩落気味の斜面なので行けない。
(3)終盤の3連堰堤の直前で右(左岸側)にルートが逸れていくが、その登り個所は崖状になったロープ場で、細くて滑りやすくかなりの高度感がある急斜面なのでくれぐれも注意。ここがこのルートでの唯一の危険個所といっても良い。

「おこもり谷」について
(4)下り始めは藪が邪魔をし、腰高の笹が狭い足元を隠しているので、足を踏み外さないように注意。
(5)尾根筋との分岐点では迷う可能性あり。ここでは急角度で谷に降りる左側に進路を取る。
(6)沢下りには岩石が多いので転倒注意。また前半では藪が生い茂っている箇所もあるので夏季は通過注意。

「黒岩谷」について
(7)おこもり谷と黒岩谷の合流地点からガレた岩場を下って最初に出てくる堰堤越えでは、左(右岸側)の崩落個所は登らず、堰堤すぐ側のステップを利用して越える。(8)鉄の鎖と太いロープがある長い急斜面の下りは足元もザレ気味で不安定なので、横向きまたは後ろ向きに慎重に降りる。
(9)名称の由来である「黒岩」の近くに寄る際には落石等に注意。

「本庄橋跡」付近から入る「森林管理道」について
(10)以前と比較すると驚くほど整備が進んでいて、相当歩きやすくなっている。道自体の雰囲気は「旧摩耶道」と似ている。
(11)中盤以降に出てくる完全崩壊箇所のロープ場の急斜面は滑落しやすいので要注意。後ろ向きにゆっくりと一歩ずつ下るのが良い。ここだけが危険個所。

「住吉川右岸道」について
(12)市により木製の柵で通行止めにされていたが、利用者がかなり増えたようで、注意書きはそのままだが柵自体は撤去されている。また踏み跡のしっかりした明確な道に変貌している。
(13)但しそのまま最下流部まで行ききってしまうとその後の渡渉が大変なので、「大平岩」と呼ばれる超巨岩のところで丸太木橋を渡って左岸道に合流するのが最善。
「有馬東口」バス停で降りて「瑞宝時公園」へ向かうのが最短。公園の一番奥から「癒しの森」が続くが、入ってすぐの左手奥に名所「太鼓滝」。この日は雨後で沢の水量が多すぎて近づけなかった
2018年04月16日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 9:45
「有馬東口」バス停で降りて「瑞宝時公園」へ向かうのが最短。公園の一番奥から「癒しの森」が続くが、入ってすぐの左手奥に名所「太鼓滝」。この日は雨後で沢の水量が多すぎて近づけなかった
さらに奥へ、今回は沢沿いを歩いた。時折り木々の合間から小滝が見える
2018年04月16日 09:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 9:58
さらに奥へ、今回は沢沿いを歩いた。時折り木々の合間から小滝が見える
沢沿いの道はほぼ平行道で楽ちん。突き当りに「六甲の森林」という案内板があり、その板の真裏に続いている踏み跡を山中に入っていく。ここが「瑞宝寺谷」への取り付きだ
2018年04月16日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/16 9:59
沢沿いの道はほぼ平行道で楽ちん。突き当りに「六甲の森林」という案内板があり、その板の真裏に続いている踏み跡を山中に入っていく。ここが「瑞宝寺谷」への取り付きだ
想像以上にしっかりとした、明瞭な踏み跡が続いていて不安は皆無。背丈のある山つつじがたくさん咲いていて、色味も春の気分
2018年04月16日 10:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/16 10:01
想像以上にしっかりとした、明瞭な踏み跡が続いていて不安は皆無。背丈のある山つつじがたくさん咲いていて、色味も春の気分
この谷は水量がけっこう多いので、流れる滝も絵になる
2018年04月16日 10:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 10:06
この谷は水量がけっこう多いので、流れる滝も絵になる
山中に入っていてすぐにこの巨大な「鋼管堰堤」が現れる。この堰堤の手前で沢の中に降りていくこと(山道のままだと越えられない)
2018年04月16日 10:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 10:08
山中に入っていてすぐにこの巨大な「鋼管堰堤」が現れる。この堰堤の手前で沢の中に降りていくこと(山道のままだと越えられない)
「鋼管堰堤」は直前まで近づいて、右手に立て掛けてある手作りの木製梯子を登って堰堤の中に入っていく。鋼管の間隔は広くて人が楽にくぐれるので、中央をくぐって向こう側へ進む
2018年04月16日 10:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 10:10
「鋼管堰堤」は直前まで近づいて、右手に立て掛けてある手作りの木製梯子を登って堰堤の中に入っていく。鋼管の間隔は広くて人が楽にくぐれるので、中央をくぐって向こう側へ進む
「鋼管堰堤」の先は広い広い河原で水も勢いよく流れている。ここは堰堤の左岸側の斜面を登っていくが、登って振り返って撮影。登った斜面の途中に次の山道がしっかり付いているので安心
2018年04月16日 10:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/16 10:16
「鋼管堰堤」の先は広い広い河原で水も勢いよく流れている。ここは堰堤の左岸側の斜面を登っていくが、登って振り返って撮影。登った斜面の途中に次の山道がしっかり付いているので安心
はっきりした快適な道を進んでいくと、堰堤の上流で沢を横切る形になる。そのすぐ先に次ぐの堰堤越えのための高巻き道がある(写真中央の木の間)
2018年04月16日 10:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 10:23
はっきりした快適な道を進んでいくと、堰堤の上流で沢を横切る形になる。そのすぐ先に次ぐの堰堤越えのための高巻き道がある(写真中央の木の間)
その高巻き道は相当な急斜面で、虎ロープが張ってある。ここは無理せずロープの助けも借りながら登って行く
2018年04月16日 10:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 10:25
その高巻き道は相当な急斜面で、虎ロープが張ってある。ここは無理せずロープの助けも借りながら登って行く
次から次へと堰堤が現れるが、この谷では不思議に周囲の自然と一体化していて、違和感のない風景が展開する。途中でこのような危なっかしい橋も架かっているが、良く見ると両端は鉄製でしっかりしているみたい
2018年04月16日 10:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 10:59
次から次へと堰堤が現れるが、この谷では不思議に周囲の自然と一体化していて、違和感のない風景が展開する。途中でこのような危なっかしい橋も架かっているが、良く見ると両端は鉄製でしっかりしているみたい
別角度を向いて立っている支流の堰堤のコンクリ壁に沿って登っていくような場所もある
2018年04月16日 11:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 11:09
別角度を向いて立っている支流の堰堤のコンクリ壁に沿って登っていくような場所もある
古びた階段道を登って堰堤を越えていく箇所はいくつかあるが、この場所がポイント。ちょうど3連の堰堤がそびえている場所だが、さてここからがちょっとした難所?
2018年04月16日 11:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:17
古びた階段道を登って堰堤を越えていく箇所はいくつかあるが、この場所がポイント。ちょうど3連の堰堤がそびえている場所だが、さてここからがちょっとした難所?
その巨大な3連の堰堤はなかなか圧巻で、ここから右(左岸側)に登りつつ沢の本流から離れていく格好となる
2018年04月16日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 11:18
その巨大な3連の堰堤はなかなか圧巻で、ここから右(左岸側)に登りつつ沢の本流から離れていく格好となる
一段目の階段登りは楽だが、その先がちょっと危険。斜面の角度が急で、しかも朽ちかけた階段はあまり役には立たないので、滑落に注意しながら、ロープを頼りに登って行く
2018年04月16日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 11:20
一段目の階段登りは楽だが、その先がちょっと危険。斜面の角度が急で、しかも朽ちかけた階段はあまり役には立たないので、滑落に注意しながら、ロープを頼りに登って行く
難所をクリアすると枯れた沢筋のようなところを登り、その先に手摺り付きの丸太階段が組んである。丸太なので足の置き場とバランスに注意しないとこけそうだ
2018年04月16日 11:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:30
難所をクリアすると枯れた沢筋のようなところを登り、その先に手摺り付きの丸太階段が組んである。丸太なので足の置き場とバランスに注意しないとこけそうだ
すぐに自動車道路に出る。ここで「瑞宝寺谷」の上りは終わり。右折すると「一軒茶屋」を経て「「最高峰」、左折すると「後鉢巻山」と「鉢巻山トンネル」だ
2018年04月16日 11:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:32
すぐに自動車道路に出る。ここで「瑞宝寺谷」の上りは終わり。右折すると「一軒茶屋」を経て「「最高峰」、左折すると「後鉢巻山」と「鉢巻山トンネル」だ
「鉢巻山トンネル」を越えてすぐのところに巨石が2つ置いてある休憩所がある(ここは「基地」という名前らしい)。ここでおにぎり休憩を取った。ちょうど正面奥の左側の茂みが「おこもり谷」への下り口となっている
2018年04月16日 11:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:46
「鉢巻山トンネル」を越えてすぐのところに巨石が2つ置いてある休憩所がある(ここは「基地」という名前らしい)。ここでおにぎり休憩を取った。ちょうど正面奥の左側の茂みが「おこもり谷」への下り口となっている
「おこもり谷」の下り始めは藪と笹が生い茂っていて、足元が見えないので要注意
2018年04月16日 11:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:47
「おこもり谷」の下り始めは藪と笹が生い茂っていて、足元が見えないので要注意
とはいえ少し我慢して先に行くと茂みもなくなり、六甲山系らしい山道に変わるので大丈夫。このような岩があるところを通過して先に進む
2018年04月16日 11:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:53
とはいえ少し我慢して先に行くと茂みもなくなり、六甲山系らしい山道に変わるので大丈夫。このような岩があるところを通過して先に進む
しばらく行くと尾根筋と谷筋の分岐地点に来る。尾根筋は先々で道がなくなりそうで行先不明。ここは左折して谷へ向かって急下りの道を降りていくのが正解
2018年04月16日 11:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 11:57
しばらく行くと尾根筋と谷筋の分岐地点に来る。尾根筋は先々で道がなくなりそうで行先不明。ここは左折して谷へ向かって急下りの道を降りていくのが正解
腐った木の階段の支柱の跡だけが残っているのを見ながら下っていくと、流れのある沢に到着する
2018年04月16日 12:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:05
腐った木の階段の支柱の跡だけが残っているのを見ながら下っていくと、流れのある沢に到着する
その後は沢の中あるいは沢の側の踏み跡を下っていく
2018年04月16日 12:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:09
その後は沢の中あるいは沢の側の踏み跡を下っていく
こんな巨石も転がっていて良い目印になる
2018年04月16日 12:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:17
こんな巨石も転がっていて良い目印になる
沢から離れたら藪が目立ち始め、右岸から左岸へと進むあたりではかなりの藪の中をくぐって進んでいく。夏で繁茂しているとここはなかなか大変そうだ
2018年04月16日 12:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:23
沢から離れたら藪が目立ち始め、右岸から左岸へと進むあたりではかなりの藪の中をくぐって進んでいく。夏で繁茂しているとここはなかなか大変そうだ
いくつか堰堤を越えていくが、越えにくいものはない。わりと急な斜面を下り、沢の流れの中を歩くとこの場所に出る。ここが「おこもり谷」と「黒岩谷」の合流点で三叉路になっている
2018年04月16日 12:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:32
いくつか堰堤を越えていくが、越えにくいものはない。わりと急な斜面を下り、沢の流れの中を歩くとこの場所に出る。ここが「おこもり谷」と「黒岩谷」の合流点で三叉路になっている
合流点から右奥(大まかに西方向)へ入ると立派なケルンが建っている。このケルンの向こう側に続いている谷筋を遡行するのが「黒岩谷」の上り方向の本道となる
2018年04月16日 12:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 12:34
合流点から右奥(大まかに西方向)へ入ると立派なケルンが建っている。このケルンの向こう側に続いている谷筋を遡行するのが「黒岩谷」の上り方向の本道となる
さて、さきほどの合流点を左折するのが「黒岩谷」の下りの本道で、まずはガレた岩場の下りの洗礼が待ち構えている
2018年04月16日 12:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 12:38
さて、さきほどの合流点を左折するのが「黒岩谷」の下りの本道で、まずはガレた岩場の下りの洗礼が待ち構えている
堰堤直下の小滝の連続を見ながら下っていくと、砂地の広場のよになっている場所に出る
2018年04月16日 12:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:43
堰堤直下の小滝の連続を見ながら下っていくと、砂地の広場のよになっている場所に出る
そこには立派な山桜がまだ満開だった
2018年04月16日 12:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 12:45
そこには立派な山桜がまだ満開だった
堰堤の左岸側に少しよじ登って、堰堤と桜の全体を眺めて見た。この時期ならではの絵になる風景だ
2018年04月16日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 12:47
堰堤の左岸側に少しよじ登って、堰堤と桜の全体を眺めて見た。この時期ならではの絵になる風景だ
まさに満開の山桜。まだ見られるとは思っていなかった
2018年04月16日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/16 12:47
まさに満開の山桜。まだ見られるとは思っていなかった
絵になるのでしばしここで風景を堪能した。実は堰堤越えの進路を少し間違えて周辺をうろうろしていたりして・・・
2018年04月16日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 12:47
絵になるのでしばしここで風景を堪能した。実は堰堤越えの進路を少し間違えて周辺をうろうろしていたりして・・・
かの堰堤を越える正しい進路は、実は堰堤のぎりぎりまで近寄ってから、金属製ステップを上り下りするのが正解だった
2018年04月16日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 12:57
かの堰堤を越える正しい進路は、実は堰堤のぎりぎりまで近寄ってから、金属製ステップを上り下りするのが正解だった
この谷での一番の危険個所はこの急斜面下り。鉄の鎖と太いロープが張ってあるものの、斜面がザレていてしかも急角度なため、前向きでは下りられない。ロープを掴んで、横向きになったり後ろ向きになったりしながら慎重に下った
2018年04月16日 13:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 13:02
この谷での一番の危険個所はこの急斜面下り。鉄の鎖と太いロープが張ってあるものの、斜面がザレていてしかも急角度なため、前向きでは下りられない。ロープを掴んで、横向きになったり後ろ向きになったりしながら慎重に下った
さらに進むと、葉の落ちた枝の隙間の向こう側に「黒岩」らしき巨大な黒っぽい岩壁が現れた
2018年04月16日 13:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 13:11
さらに進むと、葉の落ちた枝の隙間の向こう側に「黒岩」らしき巨大な黒っぽい岩壁が現れた
すぐ近くまで寄って見上げてみたが、なかなか壮観だ。足元には新しい落石っぽい岩が転がっていたので、落石要注意だ
2018年04月16日 13:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
4/16 13:13
すぐ近くまで寄って見上げてみたが、なかなか壮観だ。足元には新しい落石っぽい岩が転がっていたので、落石要注意だ
さらに先に進んでいくと、またもや巨大な黒い岩壁「黒岩」が目の前にそびえ立っていた。その姿は圧巻で、まさにこれぞ「黒岩」か、と感動した。一見の価値あり
2018年04月16日 13:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 13:22
さらに先に進んでいくと、またもや巨大な黒い岩壁「黒岩」が目の前にそびえ立っていた。その姿は圧巻で、まさにこれぞ「黒岩」か、と感動した。一見の価値あり
満足した気分で明るい谷を下っていくと「土樋割峠」に出た。左折は「東おたふく山」、右折は「黒岩谷西尾根」、正面南の幅広道は「七曲り」分岐がある「本庄堰堤」に連なる
2018年04月16日 13:31撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 13:31
満足した気分で明るい谷を下っていくと「土樋割峠」に出た。左折は「東おたふく山」、右折は「黒岩谷西尾根」、正面南の幅広道は「七曲り」分岐がある「本庄堰堤」に連なる
正面南の幅広道を下っていき三分岐に。ここで右折は「七曲り」から「最高峰」へ、正面奥は「本庄橋跡」から「雨ヶ峠」方面へとつながる
2018年04月16日 13:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 13:36
正面南の幅広道を下っていき三分岐に。ここで右折は「七曲り」から「最高峰」へ、正面奥は「本庄橋跡」から「雨ヶ峠」方面へとつながる
せっかくなので久しぶりに「本庄橋跡」を訪ねてみた
2018年04月16日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 13:41
せっかくなので久しぶりに「本庄橋跡」を訪ねてみた
そこから「雨ヶ峠」方面へ向かう途中にある道標の分岐点に出た。ここが「森林管理道」への分岐地点で、スイッチバック的に右の道を登って行く
2018年04月16日 13:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 13:45
そこから「雨ヶ峠」方面へ向かう途中にある道標の分岐点に出た。ここが「森林管理道」への分岐地点で、スイッチバック的に右の道を登って行く
途中、左手の展望が大きく開ける場所が2箇所ほどあり、その2つ目がこの「平石道」だ
2018年04月16日 14:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:01
途中、左手の展望が大きく開ける場所が2箇所ほどあり、その2つ目がこの「平石道」だ
さらに進んでいくと問題の箇所、完全崩落の地点だが、ロープ場となっている。短い距離だが無理矢理の急斜面を、ロープを命綱にして後ろ向きに慎重に降りていく
2018年04月16日 14:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 14:06
さらに進んでいくと問題の箇所、完全崩落の地点だが、ロープ場となっている。短い距離だが無理矢理の急斜面を、ロープを命綱にして後ろ向きに慎重に降りていく
そのすぐ先で、まるでご褒美のように平行で広めの明るい場所に出るが、ここはなかなか気分が良い場所だ
2018年04月16日 14:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:12
そのすぐ先で、まるでご褒美のように平行で広めの明るい場所に出るが、ここはなかなか気分が良い場所だ
「森林管理道」もいよいよ終わりに近づいたあたりで大木の倒木があるが、直接上を越えるのは難しい。回り込んでくぐっていく
2018年04月16日 14:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:20
「森林管理道」もいよいよ終わりに近づいたあたりで大木の倒木があるが、直接上を越えるのは難しい。回り込んでくぐっていく
そのすぐ先が合流点。右折しての上りは「西おたふく山」の山頂へ、左折しての下りは「住吉川」へ向かう
2018年04月16日 14:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:22
そのすぐ先が合流点。右折しての上りは「西おたふく山」の山頂へ、左折しての下りは「住吉川」へ向かう
「住吉川」へと向かう林間道は雰囲気が良い
2018年04月16日 14:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:28
「住吉川」へと向かう林間道は雰囲気が良い
住吉川の左岸道・右岸道の出合地点に到着。今回はここで左岸には渡らず、そのまま右岸を歩いてくことにした。以前あった通行止めの木の柵がなくなっていて、注意書き看板だけが残されていた
2018年04月16日 14:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:29
住吉川の左岸道・右岸道の出合地点に到着。今回はここで左岸には渡らず、そのまま右岸を歩いてくことにした。以前あった通行止めの木の柵がなくなっていて、注意書き看板だけが残されていた
「住吉川右岸道」はずっと渓流沿いに下っていけるので景観が抜群だ
2018年04月16日 14:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:36
「住吉川右岸道」はずっと渓流沿いに下っていけるので景観が抜群だ
気持ち良く歩いているとほどなくで「大平岩」と呼ばれる超巨石が鎮座している場所に到着
2018年04月16日 14:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:41
気持ち良く歩いているとほどなくで「大平岩」と呼ばれる超巨石が鎮座している場所に到着
岩の上に架けられていた木橋を渡る途中で上流を見て撮影。左に「大平岩」
2018年04月16日 14:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:43
岩の上に架けられていた木橋を渡る途中で上流を見て撮影。左に「大平岩」
木橋を渡り終えてから下流を振り返って撮影。「大平岩」の存在感!
2018年04月16日 14:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 14:44
木橋を渡り終えてから下流を振り返って撮影。「大平岩」の存在感!
「住吉道」の「碧池」のあるこの場所のこの風景が、やっぱり大のお気に入り
2018年04月16日 14:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 14:56
「住吉道」の「碧池」のあるこの場所のこの風景が、やっぱり大のお気に入り
無事に、石切登山口の4分岐地点まで下ってきた。この後は時間が遅くなったので住吉台くるくるバスでJR「住吉」駅まで移動。今回はなかなか楽しくて充実した谷道攻めだったなあ〜
2018年04月16日 15:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
4/16 15:10
無事に、石切登山口の4分岐地点まで下ってきた。この後は時間が遅くなったので住吉台くるくるバスでJR「住吉」駅まで移動。今回はなかなか楽しくて充実した谷道攻めだったなあ〜

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回も未踏ルートの制覇、の一環で、マイナーなバリエーションルートである「瑞宝寺谷」「おこもり谷」「黒岩谷」を歩いた。
北の有馬側から登り、「土樋割峠」を経由して南の住吉川へ下山するルートを組み、「土樋割峠」からの下りは、「本庄橋跡」のすぐ近くから「西おたふく山」への登山道へ合流する「森林管理管理歩道」を下り、「住吉川右岸道」を通って「大平岩」経由で「石切登山口4分岐」へ向かうルートを選んだ。

「瑞宝寺谷」は超巨大な堰堤が、これでもかこれでもかとそびえ立つ谷道で、堰堤越えの連続なのだが、年月が経過していることが幸いして、谷道は森林が豊かで山歩き(谷歩き)の醍醐味を堪能できるレベルの道で、無機質的な印象はまったくなくて、大変面白かった。この谷を歩く人も今はまだまだ少ないようで、静かな山行を楽しめるのも魅力だと思った。このルートで六甲最高峰へ向かうのも一風変わっていて良いかもしれない。
次々と現れる堰堤群は本当に巨大なものが多くて、中でも一番下流の「鋼管堰堤」は目を見張るほどで建造物アートみたい。下をくぐるのも面白い。

「おこもり谷」は超が付くマイナールートかもしれない。下り口が非常に分かりづらいのもその一因かもしれない。下り始めは藪と笹で不安が続くが、じきにはっきりした道筋になってくるので安心した。流れの多い谷に下りてからは、アドベンチャー気分も混じって楽しかった。人が少ない(たぶん殆どいない?)のが良い。ところどころにリボンやテープがあるので、注意していれば迷うことはないかなと思った。なお今回は「おこもり谷」から「黒岩谷」へと合流して下っていくルートにした。(「黒岩谷」の上流部はあまり変化がなさそうに思えたため)

「黒岩谷」も引き続き歩いて楽しかった。晴れていたら谷にはずっと明るい陽が差すので、谷道にありがちな薄暗い雰囲気などは皆無なのが良い。途中にはいくつもの小滝が見られて、涼しげな雰囲気もある。そして一番の見どころは「黒岩谷」の名前の由来と思われるような巨大な黒い岩壁、「黒岩」だ。「黒岩」は見上げるほどの巨大な岩の壁で、左岸側に2ヶ所ある。どちらが本物なのか、あるいは両方ともなのか、まだ私には定かではないが、どちらの「黒岩」も色、形、大きさ、ともに甲乙つけ難い素晴らしさだ。明るい谷を歩くのも魅力だが、この岩壁を見るだけでも価値がありそう。思わぬ素敵なルートに出会って嬉しくなった。

「本庄橋跡」の西にある「森林管理道」は久しぶりに歩いた。以前は崩落や倒木などで荒れ気味で歩きづらい箇所もあったが、今回歩いてみると、けっこう掃除され整備されているところが多かった。一ヶ所だけ、以前から崩落しかけていた箇所がさらに酷くなっていて、下りだと若干危険なロープ場になってしまっていたが、そこだけ慎重に歩けば後は何も問題ない良い道だ。(上りだと危険はない)

「住吉川右岸道」は最近かなり多くの方が利用されるようになったようで、ネット上の山行記録も見られる。神戸市が廃道にしようと通行止めにしていたが「道は文化」。人々は時代を超えて、知恵を働かせ、技術を駆使して、道を歩くということなんだろう。左岸道よりも右岸道のほうが沢の流れに近接して歩けるので、自然の景観の素晴らしさには雲泥の差がある。それもまたこの道が愛され続ける理由なのだろうと思った。謎なのは、この右岸道、今でも植林整備の作業が普通に継続されている点。なら整備すれば良いはずで、通行阻止は理に叶わないなあと感じる。五助山だってここから登っているんだしねえ。

最近、谷道を行くことが多いが、季節が最適なのもその理由。若葉がもっと増えてくると尾根道もうんと楽しくなるだろうな。あとはメマトイや毛虫が発生しなければ最高なんだけど。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:663人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら