キスゲ平から転進して金精山、雨中と快晴の花観賞

2018年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:19
• 距離: 6.4km
• 登り: 705m
• 下り: 683m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:07
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:55

8:44 霧降高原駐車場
9:08 9:09 八平ヶ原分岐
9:45 9:46 小丸山
10:29 10:30 八平ヶ原分岐
10:51 10:59 霧降高原駐車場
12:56 0:00 金精峠駐車場
13:40 13:47 金精峠
14:56 15:26 金精山
16:07 16:07 金精峠
16:39 ゴール地点

GPS軌跡は、標高を一部手直し。
霧降高原駐車場から金精峠駐車場までは、車での移動です。

天候

キスゲ平：小雨、奥日光：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

キスゲ平：今日は登山者ではないので、第二駐車場を利用。第一駐車場は満車でした。
金精山：金精峠駐車場は、到着時点で満車。少し待っていたら、2台分のスペースが出来ました。
キスゲ平から奥日光への移動時、東照宮付近は超渋滞でした。

コース状況／危険箇所等

キスゲ平〜小丸山：危険箇所なし。
金精山：所々にハシゴやロープがある急坂あり。

その他周辺情報

帰りの第一いろは坂は、混雑なし。

写真

赤薙山に向かう予定が、この天気。
晴れ間さえ期待していたのだが・・・
小丸山までの往復に変更して、リュックを背負わず傘を差してスタート。

お目当てのニッコウキスゲは、まだ2〜3分咲き。

やたら先の開いた終盤のナルコユリ。

カラマツソウの雄しべが、雨粒でくっついている。

ニシキウツギは、沢山咲いている。

あまり濡れていないカラマツソウ。

標高の低い所にあるサラサドウダンは・・・

落花して階段を華やかにしていた。

斜面には、ニッコウキスゲよりもカラマツソウが多い。

果てしなく続いていそうな階段。

ガスの白さで目立たないが、カラマツソウで一杯の場所が見えた。

ユキザサ。

標高を上げると、鈴なりのサラサドウダン。

だんだん、ベニサラサドウダンが多くなってくる。

ナナカマド。

少し遠い所に咲いているのは、イワシモツケか？

標高の高い所にあるニシキウツギはフレッシュ。

階段を登り切った先に、開花前のネバリノギラン。

小丸山に登頂。
周りは何も見えない・・・

ハナニガナ。

綺麗に咲いたニッコウキスゲ。

一株だけ見つけたオノエラン。
宝物を探し当てた気分。

やや密度が濃い場所。

展望台からは・・・やはり何も見えない。

もうちょっとで咲きそうなヨツバヒヨドリ。

下りは遊歩道を歩く。
見上げると、やはりカラマツソウが多い。

ミヤマニガイチゴ。

やたらと水を弾いているのは・・・シモツケ？

アヤメが結構咲いていた。

ハタザオの仲間。

2輪だけ咲いていたコメツツジ。

濡れて光るベニサラサドウダン。

若いナルコユリ。

見頃は来週以降でしょうか？

この後、車の出入りが激しい駐車場にゴール。
が、母と相談して、ダメもとで奥日光に行ってみることに。

第二いろは坂あたりから雨が止み、竜頭の滝を過ぎたら、青空が見え出した。
金精峠駐車場に着いたら快晴・・・
せっかくなので、金精山に向かってスタートしてみる。

先週より白くなってきたゴゼンタチバナ。

ベニサラサドウダンの向こうに、青く光る湯ノ湖。

先週よりも蕾が大きくなっていたオノエラン。

この標高のミツバオウレンは、随分少なくなっていた。

現地では、宝石のように光っていたベニサラサドウダン。

金精峠のシロバナヘビイチゴ。

見事な景色。
この付近は、朝から晴天だったとはねぇ。

戦場ヶ原より標高の低い所は、雲の下。

先週見事な咲き方をしていたお堂裏のシャクナゲは、すでに大部分が落花。

まだ咲いたばかり花もあるが・・・

シャクナゲロードの花は、随分痛んでいた。

コケモモは、まだ咲いているものが少ない。

マイズルソウも、咲いているものは少ない。

白？ピンク？
この標高でも、イワカガミが咲き始めていた。

白がポツポツと思ったら・・・

見事な群生。
さらに・・・

白とピンクの競演。
同じ場所に咲いているのは、初めて見た。

ピンクアップ。

パッキリ咲いたツマトリソウ。

相変わらず急な山容の金精算山。

おや、こんな所に、1株だけオノエラン？が。

北斜面のシャクナゲも随分減ってしまった。

随分開いたコミヤマカタバミ。

ヤマハタザオ？

ミヤマカラマツは、開花までもう少し。

ズダヤクシュ。
まずまず上手く撮れた。

母には（特に下りで）大変なハシゴ場。

ミツバオウレンの群生は、もう少し見られそう。

マルバスミレ？も、まだ健在。

赤の強いイワカガミ。

コヨウラクツツジ。

母が蕾のイチヤクソウを発見。

コミヤマカタバミ群生。
終盤かな？

ヒメイチゲは少なくなっていた。

だんだん青空が少なくなってきたが、白根山はハッキリ見える。

金精山に登頂。
日光連山の向こうには、雲海が広がっている。
赤薙山も、晴れていたりして・・・

雲海に浮かぶ・・・那須岳？

この景色が見られて良かった。

反対側で雲に浮かぶのは・・・武尊山？

ゴゼンタチバナは、これから沢山咲きそう。

行きに気がつかなかったオオカメノキは終盤。
オノエランの真上で咲いていた。

登山口近くに、ムラサキヤシオが残っていた。

この花は？

ほとんど車が無くなった駐車場へゴール。
帰り道、赤沼付近まで下りると、青空は無くなった。

感想

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花が見たいとの母のリクエスト。
朝起きて、各地のライブカメラを見ると、男体山山頂からの展望は雲海（ずっと西に行けば晴れ）。
2200〜2300mを越えれば晴れていそうだが、この後どうなるか分からないし、その標高を目指すには、母と行くには白根山（ロープウェイ）くらいしか手が無い。
という訳で、当初の予定通り、ある程度天気が悪くても花が見られそうな赤薙山を目指しました。

しかし、霧降高原は雨・・・赤薙山は断念して、キスゲ平を散策します。
雨に濡れたニッコウキスゲなどの花々を見て、まぁたまにはこんな山行（？）もあるか・・・と思っていましたが、やはり消化不良。
駐車場に戻ってから、とりあず奥日光でも行って、小雨程度なら戦場ヶ原でも歩いてくることにしました。

ところがなんと、戦場ヶ原を越えると快晴！
白根山から戻ってきた人に話を聞くと、朝から快晴で、富士山まで見えたとのこと。
なんだか嬉しいような、残念なような・・・
せっかくなので、温泉ヶ岳か金精山へ登るか・・・ということになり、景色の良さそうな金精山に向かいました。
金精峠のシャクナゲは終盤になってしまいましたが、2色のイワカガミや小さな花々が先週に続き楽しませてくれ、母も結構満足していた様子。
最後に、金精山から青く光る湯ノ湖と雲海に浮かぶ山々を見て、下山しました。

以前から、下界は雨でも奥日光は晴れていることがあるとは聞いていましたが、これほど差があるとは思ってもみませんでした。
今後の参考にはなりましたが・・・果たして読みきれるかなぁ（汗）。