01笠菅峠駐車場
泉山(いずみがせん)の登山コースの中でももっとも楽な笠菅(かさすげ)コースの入口で標高850mの峠です。このすぐ左の草地に自動車を停めました。
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01笠菅峠駐車場
泉山(いずみがせん)の登山コースの中でももっとも楽な笠菅(かさすげ)コースの入口で標高850mの峠です。このすぐ左の草地に自動車を停めました。
02アキノタムラソウ
アキと名がつきますが、夏から咲き始めます。長さ1cm程の小さな花や萼が毛深いのが特徴です。ナツノタムラソウもほぼ同時期に咲きますが、おしべが長く突き出て目立つのですぐに区別できます。
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02アキノタムラソウ
アキと名がつきますが、夏から咲き始めます。長さ1cm程の小さな花や萼が毛深いのが特徴です。ナツノタムラソウもほぼ同時期に咲きますが、おしべが長く突き出て目立つのですぐに区別できます。
03ミヤコグサ
1cm程の黄色い花が1〜3つかたまって咲きます。よく似たセイヨウミヤコグサのほうが花数が多いそうです。初夏の花ですが、この時季にも見られるようです。
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03ミヤコグサ
1cm程の黄色い花が1〜3つかたまって咲きます。よく似たセイヨウミヤコグサのほうが花数が多いそうです。初夏の花ですが、この時季にも見られるようです。
04シシウド
高さ1.5mの大きな株でした。長い花柄の下に葉のような小総苞片や総苞片がほとんどありません。直径3mm程の小さな花が集まって花火のように見えます。夏の終わりから秋の花です。
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04シシウド
高さ1.5mの大きな株でした。長い花柄の下に葉のような小総苞片や総苞片がほとんどありません。直径3mm程の小さな花が集まって花火のように見えます。夏の終わりから秋の花です。
05ヌスビトハギの仲間
いわゆる「引っ付き虫」が左に写っています。上から撮ったので分かりづらいですが、マメ科らしい形をした3mm程の小さな花が咲いていました。葉の付き方などをよく見ていなかったので、ヌスビトハギの仲間としておきます。初めて見ましたが、かわいらしい花でした。今度から引っ付かれても許せる?
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05ヌスビトハギの仲間
いわゆる「引っ付き虫」が左に写っています。上から撮ったので分かりづらいですが、マメ科らしい形をした3mm程の小さな花が咲いていました。葉の付き方などをよく見ていなかったので、ヌスビトハギの仲間としておきます。初めて見ましたが、かわいらしい花でした。今度から引っ付かれても許せる?
06ヘクソカズラ
葉をもむと悪臭がするので「屁糞蔓」と名付けられました。花は長さ1cm程で悪臭はしません。咲き始めでした。
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06ヘクソカズラ
葉をもむと悪臭がするので「屁糞蔓」と名付けられました。花は長さ1cm程で悪臭はしません。咲き始めでした。
07ツリフネソウ
花の形が釣り船に似ているとも、舟を吊り下げたように見えるともいわれます。花は長さ3〜4cm、今回見た花では最大級でした。夏から咲く花なので、そろそろ終盤かもしれません。
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07ツリフネソウ
花の形が釣り船に似ているとも、舟を吊り下げたように見えるともいわれます。花は長さ3〜4cm、今回見た花では最大級でした。夏から咲く花なので、そろそろ終盤かもしれません。
08泉山笠菅コース登山口より
角ヶ仙
砂利道から土道に入る所です。「越畑(こしはた)のマッターホルン」こと角ヶ仙を見ながらここまで下りてきて気づきました。
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08泉山笠菅コース登山口より
角ヶ仙
砂利道から土道に入る所です。「越畑(こしはた)のマッターホルン」こと角ヶ仙を見ながらここまで下りてきて気づきました。
09シコクママコナ
長さ2cm程のかわいらしい色彩の花です。苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。今回のコース上にたびたび群生が見られました。
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09シコクママコナ
長さ2cm程のかわいらしい色彩の花です。苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。今回のコース上にたびたび群生が見られました。
10タゴガエル?
口元に黒斑が多いのが気になりますが、ヤマアカガエルとは限らないようです。中国山地東部で見られるのはたいていタゴガエルなので、その可能性が高いと思いました。背中の2本の線が中心部に向けて「く」の字に曲がり、お腹に黒斑がなく水かきが小さく指先が丸いのが特徴ですが、どれもはっきり見えていません(>_<)
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10タゴガエル?
口元に黒斑が多いのが気になりますが、ヤマアカガエルとは限らないようです。中国山地東部で見られるのはたいていタゴガエルなので、その可能性が高いと思いました。背中の2本の線が中心部に向けて「く」の字に曲がり、お腹に黒斑がなく水かきが小さく指先が丸いのが特徴ですが、どれもはっきり見えていません(>_<)
11クロヒカゲ
後翅の裏側にある一番上の蛇の目模様の横から伸びる茶色い筋模様がきつく「く」の字に折れ曲がって見えることでヒカゲチョウと区別できます。クロと名がつきますが、黒っぽいとは限りません。
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11クロヒカゲ
後翅の裏側にある一番上の蛇の目模様の横から伸びる茶色い筋模様がきつく「く」の字に折れ曲がって見えることでヒカゲチョウと区別できます。クロと名がつきますが、黒っぽいとは限りません。
12クルマバナ
長さ4mm程の小さな花が輪生します。この写真には写っていませんが、花柄の基部に葉のような細長い小苞があります。たまに小さな群生が見られました。
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12クルマバナ
長さ4mm程の小さな花が輪生します。この写真には写っていませんが、花柄の基部に葉のような細長い小苞があります。たまに小さな群生が見られました。
13ヒロバネヒナバッタ
ヒナバッタに似ていますが、腹部の先端付近が赤みを帯び、一番後ろの脚の曲がる部分が黒です。体長は2cm少々で2匹いました。この後も飛び跳ねているのを何度か見ました。
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13ヒロバネヒナバッタ
ヒナバッタに似ていますが、腹部の先端付近が赤みを帯び、一番後ろの脚の曲がる部分が黒です。体長は2cm少々で2匹いました。この後も飛び跳ねているのを何度か見ました。
14ヒメキンミズヒキ
直径6mm前後の黄色い花が上下に並んで咲きます。キンミズヒキ<写真19>よりも小さく、花びらが少し細めです。何度も小さな群生を見ました。
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14ヒメキンミズヒキ
直径6mm前後の黄色い花が上下に並んで咲きます。キンミズヒキ<写真19>よりも小さく、花びらが少し細めです。何度も小さな群生を見ました。
15ヤマクルマバナ
クルマバナ<写真12>に似ていますが、花の長さは3mm程と、少し小さめで緑色の萼と白い花が特徴です。花柄の基部に葉のような細長い小苞があります。クルマバナよりもかなり少なかったです。
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15ヤマクルマバナ
クルマバナ<写真12>に似ていますが、花の長さは3mm程と、少し小さめで緑色の萼と白い花が特徴です。花柄の基部に葉のような細長い小苞があります。クルマバナよりもかなり少なかったです。
16ホツツジ
花びらは1cm少々ありますが、反り返るのでとても小さく見えます。ミヤマホツツジのめしべがUの字に反り返るのに対し、あまり曲がらないので見ればすぐにわかります。この周辺にだけ数本生えていました。
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16ホツツジ
花びらは1cm少々ありますが、反り返るのでとても小さく見えます。ミヤマホツツジのめしべがUの字に反り返るのに対し、あまり曲がらないので見ればすぐにわかります。この周辺にだけ数本生えていました。
17標高1090m展望地より
那岐山から山形仙
踏み跡を辿ると、ここで行き止まりでした。南東には泉山頂上からは見えにくい那岐山(なぎさん)方面がよく見えました。左奥から那岐山、滝山、広戸仙、谷を挟んで山形仙です。
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17標高1090m展望地より
那岐山から山形仙
踏み跡を辿ると、ここで行き止まりでした。南東には泉山頂上からは見えにくい那岐山(なぎさん)方面がよく見えました。左奥から那岐山、滝山、広戸仙、谷を挟んで山形仙です。
18標高1090m展望地より
角ヶ仙
北東には「越畑(こしはた)のマッターホルン」こと角ヶ仙が見えました。4年前、東尾根を登ろうとして根曲がり竹(チシマザサ)に1時間半もシバかれて以来、この小さなマッターホルンに敬意を払い、「角様」と呼んでいます。
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18標高1090m展望地より
角ヶ仙
北東には「越畑(こしはた)のマッターホルン」こと角ヶ仙が見えました。4年前、東尾根を登ろうとして根曲がり竹(チシマザサ)に1時間半もシバかれて以来、この小さなマッターホルンに敬意を払い、「角様」と呼んでいます。
19キンミズヒキ
ヒメキンミズヒキ<写真14>よりも大きいといっても直径1cm程です。花弁はより幅広で、なぜか株数はかなり少なかったです。夏から秋の花で、これからしばらく見られそうです。
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19キンミズヒキ
ヒメキンミズヒキ<写真14>よりも大きいといっても直径1cm程です。花弁はより幅広で、なぜか株数はかなり少なかったです。夏から秋の花で、これからしばらく見られそうです。
20「泉山」刈り込み
振り返ってみたところです。きれいな笹原に「泉山」の文字が見えます。台風直前の強風に揺れる笹原を動画にも撮りました。
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20「泉山」刈り込み
振り返ってみたところです。きれいな笹原に「泉山」の文字が見えます。台風直前の強風に揺れる笹原を動画にも撮りました。
21クロバナヒキオコシ
4mm程の濃い紫色の花がまばらにつきます。高さ80cm程で茎がよく分かれた立派な株が3つほどまとまって生えていました。ちょうど今が見頃です。
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21クロバナヒキオコシ
4mm程の濃い紫色の花がまばらにつきます。高さ80cm程で茎がよく分かれた立派な株が3つほどまとまって生えていました。ちょうど今が見頃です。
22ヤマジノホトトギス
&アカアシカスミカメ
直径3cm程の花は今回見た中では最大級です。花柱には斑点がなく、花びらが反り返りません。登山道にも生えているので足元要注意です。アカアシカスミカメは体長8mm程、花に集まるカメムシで薄暗い所を好みます。模様や色彩がステンドグラスのようできれいだとマニアの間では人気者です。
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22ヤマジノホトトギス
&アカアシカスミカメ
直径3cm程の花は今回見た中では最大級です。花柱には斑点がなく、花びらが反り返りません。登山道にも生えているので足元要注意です。アカアシカスミカメは体長8mm程、花に集まるカメムシで薄暗い所を好みます。模様や色彩がステンドグラスのようできれいだとマニアの間では人気者です。
23オトギリソウ
直径1.5cm前後の黄色い花は、よく見ると黒斑だらけです。サワオトギリ<写真24>よりも少し大きいのですが、歩きながら見ていると区別できません。彼らオトギリソウの仲間はこの周辺を中心にポツンポツンと断続的に見られました。
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23オトギリソウ
直径1.5cm前後の黄色い花は、よく見ると黒斑だらけです。サワオトギリ<写真24>よりも少し大きいのですが、歩きながら見ていると区別できません。彼らオトギリソウの仲間はこの周辺を中心にポツンポツンと断続的に見られました。
24サワオトギリ
オトギリソウ<写真23>によく似ていますが、黒斑は花弁の縁にあります。やはり直径1cm程の小さな花です。
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24サワオトギリ
オトギリソウ<写真23>によく似ていますが、黒斑は花弁の縁にあります。やはり直径1cm程の小さな花です。
25泉山頂上ライオン岩
泉山頂上の北端です。もう少し右寄りから見るとライオンが伏せているように見えなくもありません。展望が効くのでここで休憩する人も多いようです。この上から動画も撮りました。
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25泉山頂上ライオン岩
泉山頂上の北端です。もう少し右寄りから見るとライオンが伏せているように見えなくもありません。展望が効くのでここで休憩する人も多いようです。この上から動画も撮りました。
26泉山頂上より滝山&那岐山
ライオン岩の上より東南東方面には、右端に滝山、隣に那岐山(なぎさん)が見えました。残念ながら、広戸仙(ひろどせん)は木に隠れています。
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26泉山頂上より滝山&那岐山
ライオン岩の上より東南東方面には、右端に滝山、隣に那岐山(なぎさん)が見えました。残念ながら、広戸仙(ひろどせん)は木に隠れています。
27泉山頂上より
角ヶ仙&マッコウ
ライオン岩の上より北東方面を望みました。中央の三角形の山が「越畑(こしはた)のマッターホルン」として地元に親しまれている角ヶ仙<写真18>、そのすぐ左奥にわずかに見えているのがマッコウです。右奥の平らな稜線は大ヶ山(だいがせん)です。
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27泉山頂上より
角ヶ仙&マッコウ
ライオン岩の上より北東方面を望みました。中央の三角形の山が「越畑(こしはた)のマッターホルン」として地元に親しまれている角ヶ仙<写真18>、そのすぐ左奥にわずかに見えているのがマッコウです。右奥の平らな稜線は大ヶ山(だいがせん)です。
28泉山頂上より
三ヶ上&妹山&花知ヶ仙
ライオン岩の上より北方面には、中央に小さくきれいに尖った妹山、左隣に三ヶ上、右隣に花知ヶ仙が見えました。
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28泉山頂上より
三ヶ上&妹山&花知ヶ仙
ライオン岩の上より北方面には、中央に小さくきれいに尖った妹山、左隣に三ヶ上、右隣に花知ヶ仙が見えました。
29泉山頂上より
蒜山方面&若杉山
ライオン岩の上より北西方面です。中央奥にわずかに山頂部分がのぞく若杉山、左端の雲の真下に霞んでいるのが蒜山(ひるぜん)辺りです。さすがに大山(だいせん)は見えませんでした。
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29泉山頂上より
蒜山方面&若杉山
ライオン岩の上より北西方面です。中央奥にわずかに山頂部分がのぞく若杉山、左端の雲の真下に霞んでいるのが蒜山(ひるぜん)辺りです。さすがに大山(だいせん)は見えませんでした。
30泉山頂上より
不溜山&乗幸山
ライオン岩の上より西北西方面には、木が茂っている奥に不溜山(たまらずがせん)から乗幸山(のりさちやまorじょうこうさん)にかけての北斜面が見えています。
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30泉山頂上より
不溜山&乗幸山
ライオン岩の上より西北西方面には、木が茂っている奥に不溜山(たまらずがせん)から乗幸山(のりさちやまorじょうこうさん)にかけての北斜面が見えています。
31泉山頂上より中央峰
ライオン岩の少し南より西南西方面には、標高1198mの中央峰が見えました。笠菅(かさすげ)峠の西南西にある大神宮原(だいじんぐうばら)登山口より直登コースがあります。
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31泉山頂上より中央峰
ライオン岩の少し南より西南西方面には、標高1198mの中央峰が見えました。笠菅(かさすげ)峠の西南西にある大神宮原(だいじんぐうばら)登山口より直登コースがあります。
32泉山頂上三角点「泉ヶ山」
標高1208.9mの頂上三角点(点名:泉ヶ山)です。この三角点は5月にはダイセンキスミレで縁取られ、とてもきれいになります。
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32泉山頂上三角点「泉ヶ山」
標高1208.9mの頂上三角点(点名:泉ヶ山)です。この三角点は5月にはダイセンキスミレで縁取られ、とてもきれいになります。
33ツマグロヒョウモン♂翅裏
下山していると、わずかに晴れ間がありました。すると、待っていたかのようにツマグロヒョウモンのオスが出てきて翅をパタパタし始めました。動画も撮りました。
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33ツマグロヒョウモン♂翅裏
下山していると、わずかに晴れ間がありました。すると、待っていたかのようにツマグロヒョウモンのオスが出てきて翅をパタパタし始めました。動画も撮りました。
34ツマグロヒョウモン♂翅表
メスの前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶ですが、岡山県北部の標高1000m級の山頂でもよく見かけるようになりました。
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34ツマグロヒョウモン♂翅表
メスの前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶ですが、岡山県北部の標高1000m級の山頂でもよく見かけるようになりました。
35ゲンノショウコ白花
直径1cm少々の花には白とピンクの2種類あり、西日本では赤花のほうが多いそうですが、岡山県内では両方見られます。ゴール直前でたくさん咲いているのに気付きました。
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35ゲンノショウコ白花
直径1cm少々の花には白とピンクの2種類あり、西日本では赤花のほうが多いそうですが、岡山県内では両方見られます。ゴール直前でたくさん咲いているのに気付きました。
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