五十沢川 2合目中部ゴルジュ 〜 本谷沢 〜 巻機山

2018年08月04日(土) 〜 2018年08月05日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,099m
• 下り: 2,079m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:40
• 休憩: 0:50
• 合計: 13:30

3:20 五十沢キャンプ場手前
4:50 4:50 五十沢川取水口（＊旧道2合目）
10:20 11:10 下り舟
13:40 13:40 本谷沢出合
16:50 C1

2日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:40

5:20 C1
8:20 8:20 牛ヶ岳
9:10 9:10 割引岳
11:00 11:00 大窪沢 新道・4合目
14:00 五十沢キャンプ場手前

五十沢キャンプ場(3:20)取水堰堤(4:50)大窪沢出合(10:20)4合目(11:10)本谷沢出合(13:40)C1(16:50)
五十沢キャンプ場入口手前からラテルネ付けて入山。2合目取水堰堤まで道を歩く。2合目から中部ゴルジュ。最初の1m弱の滝は左岸より越える。その後段差や10m程度の泳ぎなど。先々週撤退した5m程の滝は左岸のバンド状をハーケンやカムでエイドトラバース。中間部、ハーケンを受け付けないブランクセクションがあり時間かかった。結局、浅い水平リスにナッツを差し込み下に引き、テコの要領で止まったところでアブミをかけた。その後泳ぎを交えて進んでいくと、2段4m程の滝。泳いで左岸のルンゼ状に取り付き、左岸の棚に上がる。棚をトラバースして滝を越える。すぐに中部ゴルジュ出口にかかる7mほどのCS滝。直登は無理そうなので、少し手前から左岸側壁のスラブを登り、薄いバンドを灌木までトラバースしていく。ザイル1p、30m。斜め懸垂2回でCS滝を越え、大窪沢出合に降り立つ。大窪沢出合〜4合目までは問題になる所はない。4合目〜本谷沢出合までは、泳ぎや滝がいくつかあるが難しくはない。本谷沢は左岸より10m程の滝となって出合う。本谷沢に入ると、スラブ状のつるっとした樋状の滝が多くかかり、捲いたり直登したり。全体的に沢はゴルジュ状で幕場は少ない。少し開けたところで行動を切り上げる。河原や台地は無く、沢の真ん中の岩盤上でC1。

C1(5:20)牛ヶ岳(8:20)割引岳(9:10)裏巻機新道4合目大窪沢渡渉点(11:00)五十沢キャンプ場(14:00)
テンバから20分程進むと、スラブに切れ込む深いゴルジュが現れる。左岸のスラブからペタペタと捲く。その後も滝は続き、適当に捲いたり直登したり。4段80mの滝は手前の右岸から入る支流を捲いて登り、沢を渡り80m滝右岸の藪尾根に入って捲く。その後はいくつか滝を捲いたが概ね登れる滝が続く。藪漕ぎも無く牛ヶ岳直下に出る。牛ヶ岳、巻機山、割引岳を経由して裏巻機新道から下山。

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ

写真

8/4 4:46

夜が明ける

8/4 5:31

8/4 5:35

8/4 7:28

先々週引き返した滝を越える

8/4 8:35

2段4mほど。左岸ルンゼ状より越える

8/4 9:06

中部ゴルジュ出口のCS滝

8/4 9:54

左岸側壁にルートを求める

8/4 10:19

斜め懸垂2psで中部ゴルジュを抜け、大窪沢出合に降り立つ

8/4 10:51

8/4 12:25

石橋

8/4 13:47

本谷沢出合

8/4 14:13

トイ状滝が続く

8/4 14:43

8/4 15:02

8/4 15:56

8/5 5:40

2日目。深いゴルジュ

8/5 5:44

左岸捲き

8/5 6:07

4段80m滝。捲き途中より。

8/5 7:12

8/5 8:14

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

fm2012

　2週前、一人中部ゴルジュから本流遡行を試みたが、ハンマー破損で呆気なく敗退した。しかし五十沢のくねくねに心を完全に持っていかれていたため、今度は中部ゴルジュ〜本谷沢に2日で抜けることにした。
中部ゴルジュの核心部はわずか400mほどにすぎないだろうが、通過に5時間強を要した。2日目はクタクタになって下山した。