馬頭刈尾根踏破！（御岳山〜奥の院〜大岳山〜馬頭刈山〜秋川渓谷瀬音の湯）

2011年12月29日(木) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,143m
• 下り: 1,731m

コースタイム

8:07 ケーブルカー御岳山駅
8:26 御岳山
9:11 奥の院
9:37 鍋割山
10:37 大岳山(大休憩)11:03
12:08 富士見台
12:40 つづら岩
13:24 鶴脚山
13:43 馬頭刈山
14:02 高明山
15:16 秋川渓谷瀬音の湯(バス停)

天候

冬晴れ、良い天気でした。
山行中の最低気温は+1.2℃でした。※体温を拾わないようにPROTREK(時計)をぶら下げて測定

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き:JR青梅線(御嶽駅)→ 西東京バス(御嶽駅〜ケーブル下)→ ケーブルカー(滝本駅〜御岳山駅)
帰り:西東京バス(秋川渓谷瀬音の湯〜武蔵五日市駅)→ JR五日市線(武蔵五日市駅〜拝島駅)→ JR青梅線

コース状況／危険箇所等

奥の院と大岳山の山頂付近は岩場になっていて注意が必要です。
また、大岳山山頂付近の登山道には凍っている部分が見受けられました。
馬頭刈尾根については、要所に道標があるので、道に迷うことは無いと思いますが、岩場が多いです。
また、登山道に落ち葉が多く、落ち葉に隠れた岩コロや路肩の踏み抜きに注意が必要と思いました。

写真

12/29 7:13

JR御嶽駅に到着です。一緒に下車した登山者は4名ほど。

12/29 7:26

駅前のバス停で”ケーブル下”行きのバスを待ちます。もう少し乗り継ぎが良ければな〜。コンビニが近くにあるので時間をつぶせます。

12/29 7:28

久しぶりにバスに乗りました。バス停に立っているだけではさすがに冷えるので、少し早めに来てくれたのが嬉しかったです。乗車にはモバイルスイカ使用。

12/29 7:37

余裕で座れましたので、快適に”ケーブル下”バス停に到着です。

12/29 7:37

ケーブルカー滝本駅まで結構急な舗装路を登ります。良い準備運動になります。

12/29 7:41

ケーブルカー滝本駅に到着。しばし待合室で待機です。こちらも乗車にモバイルスイカ使用。

12/29 7:54

”開運”仕様の日出号に乗り込みます。

12/29 7:56

いつ見てもスゴイ勾配です。

12/29 8:01

御岳山駅が見えてきました。

12/29 8:07

御岳山駅に到着です。改札の職員さんに”行ってらっしゃい”と声を掛けていただきました。

12/29 8:07

今日も良い天気の中、山行を楽しめそうです。青空が清々しいです。

12/29 8:11

まずは、御岳山を目指します。

12/29 8:21

この時間、商店街のお店はまだ閉まってます。

12/29 8:22

御嶽神社の鳥居

12/29 8:23

手水舎に”つらら”が出来てました。(右下のところ)

12/29 8:26

あれ〜通行止めなの〜。まあ、ここまで来たので本日の1座目としましょう。

12/29 8:27

山頂左側の登山道を進むことにします。

12/29 8:30

長尾平をスルーして、

12/29 8:31

よく整備された登山道を進みます。

12/29 8:33

今回は「天狗の腰掛け杉」の右手の登山道から”奥の院”の山頂を目指します。

12/29 8:45

少し甘く見てました。結構な急登りが続きます。

12/29 8:56

鎖場もあります。

12/29 9:07

山頂直下の奥の院、鍋割山の道標

12/29 9:12

本日の2座目、奥の院(1,077m)に到着です。予想外に登り応えのある山でした。

12/29 9:13

道標は有りますが、山頂を明示するものは特に無いようです。

12/29 9:14

これから向う大岳山が良く見えます。

12/29 9:24

奥の院の巻き道との合流点です。左側の尾根道から下りてきました。下りも結構急な岩場でした。

12/29 9:24

次は、お隣りの鍋割山に向かいます。

12/29 9:32

鍋割山の巻き道分岐、右側の登山道で(巻かないで)山頂を目指します。

12/29 9:37

本日の3座目、鍋割山(1,084m)に到着です。

12/29 9:38

木々が葉を落としているので、山頂からどっしりとした御前山の山容が眺望できました。

12/29 10:00

それでは、次の大岳山に向かいましょう。

12/29 10:04

滑落注意の岩場

12/29 10:21

休業中の大岳山荘

12/29 10:22

大岳神社の鳥居

12/29 10:25

大岳神社

12/29 10:37

まもなく大岳山の山頂です。

12/29 10:39

過去に訪れたときはガスで何も見えませんでしたが、初めて大岳山からの眺望を見ることが出来ました。気温が高いせいか霞んでしまっていますが、富士山が裾野までよく見えるのですね。

12/29 10:40

本日の4座目、大岳山(1,267m)に到着です。平日ですが5〜6組の登山者さんが食事&休憩されてました。

12/29 10:51

風もなくポカポカの山頂で食事&まったりです。それにしても、今日のお天気はサイコーです。

12/29 11:17

トイレに行くため、大岳山荘まで戻って寒暖計を見ると+3.5℃でした。

12/29 11:17

休業中の大岳山荘の中を覗いてみました。以外にキレイでした。

12/29 11:29

次は、馬頭刈尾根の縦走路に挑みます。

12/29 11:44

馬頭刈尾根と桧原白倉の分岐

12/29 11:48

馬頭刈尾根と大滝・大岳鍾乳洞の分岐

12/29 11:54

名のないピークで小休憩

12/29 12:01

この登山道も”関東ふれあいの道”

12/29 12:08

富士見台(1,054m)、霞んでいて写真に写っていませんが、標柱の右手に、たしかに富士山が見えることを確認しました。

12/29 12:08

東屋があります。夏季に訪れたときには、大きなアブとハチの襲撃を受けて落ち着けませんでしたが、今日はポカポカ陽気のなかゆっくり休めました。

12/29 12:12

歩いてきた大岳山から続くの尾根筋が確認できます。

12/29 12:15

樹間から、今日登った奥の院(右)と鍋割山(左)(たぶん)が見えました。

12/29 12:17

尾根道の頭上に大きな岩。通過するまで落っこちないでね。

12/29 12:32

名所の「この先道悪し」の岩場を越えて、

12/29 12:39

つづら岩に到着です。樹木が葉を落としているので、全容が見えました。青空に岩肌が映えてます。

12/29 12:40

つづら岩の分岐、ここから「綾滝・天狗滝」方面へ下山するルートが有りますが、今日は馬頭刈尾根の踏破を目指します。

12/29 13:04

以前訪れたときには無かったオレンジ色の補助ロープが、何か所かに施されていました。

12/29 13:04

「五日市署・山岳救助隊」による施しでしょうか。有り難いことです。

12/29 13:24

本日の5座目、鶴脚山(916m)に到着です。背景には大岳山。この山と馬頭刈山は大岳山と一緒に自宅付近から良く見えます。それでは馬頭刈山へリベンジ開始です。

12/29 13:38

ここまで来て、この登りは堪えますね。

12/29 13:41

馬頭刈尾根と泉沢・和田向バス停の分岐

12/29 13:43

本日の6座目、馬頭刈山(884m)に到着です。やはり、お隣りの鶴脚山からの登り返しはきつかったですが、リベンジ成功です。

12/29 13:44

右奥に大岳山、左手前に鶴脚山、その間に見える尾根筋を歩いてきた訳ですね。では、本日最後のピークの高明山へ向かいます。

12/29 14:02

今日の7座目、高明山(798m)に到着です。後は麓を目指してひたすら下るのみです。

12/29 14:04

高明神社跡

12/29 14:24

旧高明神社の鳥居

12/29 14:26

分岐を、秋川渓谷・瀬音の湯方面へ

12/29 14:37

下り疲れてベンチで休憩中

12/29 14:56

林道をまたぐ橋を渡ります。ここら辺で尾根道は終わるかと思いきや、まだまだ続きました。

12/29 15:10

お日様が傾いて影が伸びてます。早く尾根を下りなければと少し焦りました。

12/29 15:16

いやー、評判通りの長い尾根歩きになりましたが、なんとか日没前に「秋川渓谷瀬音の湯」に着けました。脚の疲れた登山者には嬉しい”足湯設備(無料:20名程度)”もバス停の近くにあります。

12/29 15:16

駅までは西東京バス(秋川渓谷瀬音の湯〜武蔵五日市駅)を利用。ちなみにバスは中型で満員(半分くらい登山者)でした。

撮影機器：

FinePix F550EXR 富士フイルム

感想

gutenmrgen

師走の平日山行第2弾、2011年の締めは自宅付近からよく見える『大岳山』と、以前途中で撤退した『馬頭刈山』を含むルートを選びました。
具体的には、ケーブルカーの御岳山駅からスタートし、御岳山〜奥の院〜鍋割山を縦走して大岳山へ、大岳山からは馬頭刈尾根縦走路を全て踏破するルートになります。
二俣尾駅から日の出山に登り御岳山に合流するルートも考えましたが、馬頭刈山以降のルートを初めて歩くため、日没の時間を考慮して無難にケーブルカーの御岳山駅からスタートすることにしました。
師走の平日ですので、大岳山周辺以外は他の登山者に会うことは少なく、静かな山歩きを一日中満喫することが出来ました。

[大岳山からの眺望]
過去に大岳山を訪れた時には、いずれも天気が悪くガスガスで眺望ゼロでしたが、今回初めて評判の良い眺望を満喫できました。
気温が高いせいか霞んでいましたが、富士山が裾野までキレイに眺望できることが判りました。

[初めての登山道]
初めて登った”奥の院”は予想外に登り応えがあり、馬頭刈尾根の縦走は予想通りに長かったです。

[冬季の日没時間]
前回の山行時にも感じましたが、馬頭刈尾根は登山道に岩場を含むアップダウンが多いせいか、距離の割には時間がかかるので、この季節は日没時間に注意が必要と思います。

という訳で、今年最後の山行も無事に終えることが出来ました。それでは、みなさん良いお年をお迎えください。