山王峠から男鹿岳

2018年11月04日(日) [日帰り]

• GPS: 12:44
• 距離: 24.8km
• 登り: 1,619m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:22
• 休憩: 0:22
• 合計: 12:44

5:32 スタート地点
5:54 5:55 山王峠
10:40 10:45 小立九郎岳
13:41 13:56 男鹿岳
17:34 17:35 ワイルドフィールズおじか
18:16 ゴール地点

男鹿岳に行く栃木県側からでは最短ルートと思われる山王峠から県境を通って山頂へ目指すルートにチャレンジしてきました。

天候

晴れ時々曇りのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山王峠手前のチェーン脱着所に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

P118.1まではすごい快適な尾根道でした。人ではないかもしれませんが結構通りがあるのか踏み跡はっきりやウンチマーキング大量にあります。
男鹿岳に取り付いてからの笹薮は結構厳しいかも。山頂直下はどこもかしこも急斜度の谷側に向いた密笹薮です。
コース全般にわたって原住民がおり、アピールをしていないと出くわす可能性大きいです。P1361.7を降りたところの尾根で5メートル先藪漕ぎ中の森のくまさんに驚かせご迷惑をおかけしてしまいました。藪漕ぎ中は鈴では聞こえにくかったみたいです。それから定期的に奇声をあげるようにしました。

写真

11/4 5:37

出発です。
このチェーン脱着所の裏から旧道が始まります。

11/4 5:39

なんか霊がいっぱい写ってます。
肉眼では見えないのに写真では写る。
霧が凍って飛んでるのが写ったのでした。

11/4 5:52

紅葉のトンネル

11/4 5:53

山王峠に着きました。ここから右側の尾根に入ります。

11/4 5:55

こんなに積もるとこなの

11/4 5:55

11/4 6:08

山王川の方向が雲海になってました。

11/4 6:24

県境なんで境界杭いっぱいあります。

11/4 6:32

1074地点の杭

11/4 6:46

11/4 7:02

水上山分岐の所の杭

11/4 7:03

南の尾根は水上山方向

11/4 7:03

県境は下ります。

11/4 7:19

ちらほら笹が出てきました。
はっぱがないのが多い。食べられてるんでしょう。
巨大なレアなウンチが至る所にあります。

11/4 7:28

まだ雲海ありますね。

11/4 7:28

11/4 7:28

本日のボス登場

11/4 7:41

基本黄色なんで赤は目立ちます。

11/4 7:51

ここも尾根どうり行くとP1021側に行ってしまします。
この空き缶が目印で県境は北側に下りていきます。

11/4 7:51

P1212側

11/4 8:19

P1188.1の三角点
快適ルートはここまででした。
笹薮始まります。

11/4 8:30

本日の最北端。
この尾根南に行きます。

11/4 8:30

身長ぐらいの笹で真っ直ぐ生えてるんで割りとすんなりいけます。

11/4 8:51

ちょっと近づいたような気がする。
ここも南の尾根に行かないで、北東側に下りていきます。

11/4 9:18

P1224付近の杭。
獣道利用すると、うまく藪の濃いところトラバースしてるの気がつき、積極的に利用。ただし、高さは低いので匍匐のところがいっぱいありますが。

11/4 9:18

笹から目を上げるとボスが待ち受けています。

11/4 9:32

苔むした木と思ったら杭でした。

11/4 10:39

P1361.7の三角点
ここのピークいきなり開けてて誰かよく来るんかな

11/4 10:42

那須から谷川岳まで縦走の札
NO9てここで9泊目かな

11/4 10:54

だいぶ近づいてきました。ボスの山の木が見えるようになってきました。

11/4 13:41

やっと山頂に着きました。
さすがにボスはすごかった。
160cmはあろう谷側に倒れた笹が密林状態で熊さんたちも道を作るの諦めて適当に上がってるみたいでした。
山頂も基本笹薮で、何かあるとこだけ人が踏むからか平地。
三角点ないぞ。

11/4 13:47

会津側からガスが上がってきた。
雪の踏み後見ると誰か一人来てたみたい。

11/4 13:55

男鹿岳の三角点
もうちょっと北にありました。

11/4 13:54

割れてますが合体して撮影

11/4 13:55

よく見る名板

11/4 14:05

山頂直下のヌタ場
山頂付近はところどころ雪があったので水は多い。
笹に押されてかなりルートはずしたらでてきました。

11/4 14:48

藪にてこずって時間押してきて焦っていますが、目線をちょっと上げれば下界はいい感じな紅葉

11/4 15:30

時間押してきたので沢に一番近いところから沢に下りました。

11/4 15:34

元、林道に出ました。道だったところは160cmの笹薮化。

11/4 15:43

人工物出てきました。警笛鳴らせ。
というか定期的にずっと叫んでます。

11/4 15:52

11/4 15:56

今度は沢化してます。

11/4 16:13

ふと見上げると真っ赤

11/4 16:26

廃道終了

11/4 16:30

男鹿川、結構いい感じの沢です。水遊び気持ちよさそうな所大量にあります。

11/4 16:30

11/4 16:31

あの滝スライダーだな

11/4 16:34

ゲートか？

11/4 16:35

禁漁の看板でした。

11/4 16:35

11/4 16:58

横川牧場入り口C、地図だとすごい広大にありそうですけど、車だと道埋まってて行けない気がする。もう使ってないんだろうなー。

11/4 17:07

横川牧場入り口B

11/4 17:11

横川牧場入り口A

11/4 17:29

お！なんか光ってるぞ

11/4 17:33

光量たんないですがWildFeeldでした。
日曜は誰も泊まんないんですね。

11/4 17:34

お店の前にゲートがあります。

11/4 17:59

やっと国道に出ました。

11/4 18:14

帰ってきましたチェーン脱着所

装備

個人装備

地下足袋 長袖シャツ ソフトシェル 手袋 雨具 日よけ帽子 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ツェルト ストック ズボン 靴下 ヘッドランプ ファーストエイドキット ロープ スリング カラビナ 非常食 昼食

感想

おさる

栃木県の大ボスと言われえるだけあってとても充実した山行でした。
山王峠からしばらくはとても快適で紅葉真っ盛りでとても気持ちよく歩けました。
特に男鹿岳の笹薮はすごかった。斜度と谷側に向いた笹なんで登るのは絶えず押され続けます。踏み後は全然ないです。おそらく熊さん鹿さんたちもその時々によって適当に登ってるとおもわれます。避けないとタケカンバ藪もあります。でも、ここんとこ苦労している石楠花藪と比べると進みますし痛さも少なく人的被害も少ないかな。細かくひっかるのでハイドレーションの口もっていかれました。武装品の穴や破れなどはなかったです。下りは笹に押されてすぐ下ろされ気がつくと全然違うところ歩いてたりしてトラバ−スして復帰するのは登るより大変かも。時間推してなければいちかばちかそのまま沢に下りていって探検するのもいいのですが、日没したらやばいので一番近いところで沢に降りれる尾根まで戻りました。廃道は笹薮化してますが、上に比べれば楽チンです。明るいうちに林道出られたのでよかった。でもWild Feeldsまで出るまで林道は長かった。